世間では
米中戦争と、日韓問題と、川崎の小学生殺傷事件とか、
こればかりが目立つのですけど。
そこへ飛び込んできたこのニュース。
私は、
この第一報を聞いた時に、
タイトルに
『これなんのヒューマンエラー』なんだろ、とか
つけようと思ったわけですけど。
この事故を起こした電車は無人運転だったのです。
それじゃあ、
ヒューマンエラー起きないじゃん。
・
・
・
と思ったのですけど。
『無人運転』と言っても、
電車に運転手とか車掌が乗ってないだけで。
中央司令室みたいな場所で、
人間が運行全体を、
制御、管理していたりするわけです。
そこにエラーが無かったのかどうなのか。
ところで、
警察は『業務上過失致傷容疑』で立件できるか、
それを視野に入れて捜査を進めるようなのですが……
被疑者は誰になるのですかね?
『無人の電車』の責任を問う、
とか。
そんなバカな話にはならないでしょうし。
ということは、
エラーの原因について、
ある程度の目処がついている、ってことなのでしょうか。
ちなみに、新杉田……3年くらい前に行ったなぁ。弟が病院に担ぎ込まれて。それを引き取りに身元保証人にされて。
1日午後8時15分ごろ、横浜市磯子区の新交通システム「シーサイドライン」新杉田駅で、無人運転の車両が逆走し、車止めに衝突した。神奈川県警磯子署によると、15人がけがをして病院に搬送され、うち6人が骨折などの重傷。いずれも命に別条はない。
新交通システムでの車両逆走は異例。運輸安全委員会は鉄道事故調査官を現地に派遣した。県警は業務上過失致傷容疑を視野に捜査する。
県警によると、車両は新杉田発並木中央行きの5両編成で、約30人が乗車。車両のドアが閉まって出発しようとしたところ、約25メートル逆走して車止めにぶつかったという。運営会社によると全線運休しており、再開の見込みは立っていない。
シーサイドラインは横浜市が出資する第三セクター「横浜シーサイドライン」が運営。平成元年7月に開業した。新杉田駅と金沢八景駅(同市金沢区)の約11キロを結び、無人運転の電車が高架軌道上を走る。
今回のような新交通システムの逆走事故は、過去に例がないとみられる。事故は始発の駅での、運転方向の切り替えを伴う場面で起きたと考えられる。運行システム上、もっとも気を使う場面での事故で、深刻に捉えるべきだ。
ゆりかもめなどの全国各地の新交通システムは、基本的に共通の設計でつくられている。事故原因がはっきりするまでは無人にせずに添乗員をつけるなど、安全対策を講じた方が良い。