数日前に、
いきなり『断水』を始めて、
大混乱を引き起こした羽田空港ターミナルビル。で。
一通りの調査が終了し、
断水が解消されました。
というわけで、
この事件について、
今更の時期にざっくり概要を纏めた記事が掲載されていましたので。
ブックマークを貼りました。
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というか、
情報公開遅いですよね。
これ。
空港ビルを管理している会社側が、
意図的に情報公開する内容を制限して、
これまで
詳細を伝えなかったのでしょうけど。
ここへきて、
問題を報告された水を供給していた、
貯水槽やそこから繋がる水道管の水から、
『高濃度の塩分』が検出されていた事実が公表される、とか。
それ、
一番最初にやるべき事でしょ。
こういう
『危機管理』で一番やってはいけない、
それでいて日本企業が犯しがちな過ちを……
『体裁を整えて情報発信しようとして、
必要な情報の発信を遅らせてしまう』という失敗。
それを
今回もやってしまったようです。
逐次的な情報発信で、
誤解やパニックを招くリスクがあるのは、
判りますけども。
単に、
異常な報告があった……だけで終わらせるのではなく、
検査の結果、
異常が見つかった。
とハッキリ公表するべきでしょう。
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さて、
調査は今日で一区切りついたらしいのですが。
結局、
原因は不明のママ。
さらに調査範囲を広げて、
原因の解明を続けるのだとか。
その間の水質保全については、
1時間ごとに、
水質検査を実施して問題が無いことを確認するのだとか。
つまり、
問題があった場合、
即座にまた『断水』を始めて。
飲食店の営業を停止させるのですね……って。
お前ら、
食い物屋なめてるだろ。
そんな巫山戯た対応されたら、店潰れるわ。
東京・羽田空港の国内線第2ターミナルビルが断水していた問題で、ビル管理会社などは8日午後1時半ごろから、水質調査で基準を満たしたとして給水を再開した。同ビルでは6日朝から断水が続き、多くの飲食店が休業を余儀なくされていたが、2日ぶりに営業を再開した。
ビルを管理する「日本空港ビルデング」や、羽田空港の給排水を国から請け負っている会社「空港施設」によると、6日午前8時20分ごろ、機体を洗う洗機場の作業員から「水がしょっぱい」との連絡があり、同日午前9時ごろから断水を実施。同ビルの貯水槽の手前にある水道管や貯水槽の水から高濃度の塩分が検出された。
貯水槽の水を抜いて洗浄した上で新しい水を入れる作業を7日に完了し、改めて実施した水質検査で基準を満たしていることが確認された。
空港施設が配管の継ぎ目や建物との接続部分などを中心に調査を続けているが、塩分が混入した経緯は判明していない。このため、引き続き原因を調べるとともに、当面は約1時間ごとに水質検査を実施して対応する。