クルーズ船内の管理、って。
日本政府の行政指導が及ばない部分なので。
色々出てくる問題について、
全部、
日本政府に責任を求めるのは、
そもそも筋違いなんですよ。
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感染者の増大についても、
きっちり管理すれば。
武漢からチャーター機で戻ってきた人達が、
全員無事に帰宅できた、
のと同じ結果が出ていたと思うのですけど、ね……
……すでに
感染していた場合には、手の打ちようがないですけども。
シーツとか、
服の替えとかね。
チャーター機で帰ってきた人たちだって、
部屋の中で
ほとんど自前で洗濯してたそうですし。
それで
苦しさに耐えて、自由を勝ち取った。
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クルーズ船の爺婆は苦しさに耐えきれず、
油断して。
感染が拡大してしまった。
と。
厳しい言い方ですけど。
そういう見方も出来るわけです。
片方は結果が出ているわけですから……
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船内汚染について、
殊更言い立てる人もいますけど。
それなら
船内にいるだけで
感染されてしまうような。
それ、
普段からの衛生管理が破綻している、
ってことですよ?
そんな環境を放置したまま
クルーズしていた会社に、
そもそも
問題大アリですって。
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これで、
チャーター機でホテルに隔離されていた人達の
間でも
感染拡大していたら。
日本政府の対応に問題があった。
って事になりますけどね。
片方で
結果が出ていた。
もう片方では結果が出ない。
となると。
もう片方の事情に何か問題がある、
と考えるのが、
普通でしょ。
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まあ、
何にしても
チャーター機から帰国できた人達のうち
まず第一陣の方、
無事帰宅できて良かったですねぇ。
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どうしてこうまで差が出てしまったか。
それは多分、
『覚悟』の差でしょうねぇ。
武漢から帰国した人達は、
当初から、
『自分たちは既に感染しているかもしれない』
という覚悟があった。
だから、
ホテル内に隔離された対応で、
相部屋とかで文句も出たけど。
相手が感染しているリスク高いわけですから。
それでも
おいそれと家に帰るわけには行かない。
との自覚を
最初から持っていた。
それに対して、
クルーズ船の乗客は、
『自分たちはまだ大丈夫』という。
楽観的に考えていて覚悟が足りなかった、
と。
だから
悲観的な情報が増えれば。
助かりたい一心で大騒ぎになる。
船内に居ては助からない、とも考える。
でも
乗員に感染者が出ている時点で、
乗客全員が濃厚接触してて
感染してておかしくない状況なってしまってるんですよね。
その意味では、
香港で下船した客に感染者が出た、
その時点で
その後の行動が
あまりにも無謀だった。
というか、
ニュース見て。外界の状況の変化に注意を払って。
クルーズ船内で有効な対策を求めて抗議してない時点で……
事態を甘く見過ぎてたのでしょうねぇ。
まあ、
すべて『後の祭り』なんですけども。
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この差が、
結果として大きな差になったのではないかなぁ。
厚生労働省は12日、中国湖北省から政府派遣のチャーター機第1便で帰国し、千葉県勝浦市のホテルなどに滞在していた197人について、新型コロナウイルスの再検査の結果、全員が陰性だったことを明らかにした。同日夜以降、順次帰宅する見込み。
中国湖北省武漢市から日本政府のチャーター機第1便で帰国し、千葉県勝浦市の「勝浦ホテル三日月」で滞在している邦人約190人について、政府担当者は31日、ホテル前で取材に応じ、食事は弁当支給が続き、衣服の洗濯は客室での手洗いを要請していると明らかにした。担当者は「改善できるよう検討している」と述べた。
滞在が最長で2週間続く可能性があることについては、30日から滞在者に順次説明。「長い」「こういう状況だから仕方がない」という声が上がったという。
担当者によると、29日のホテル到着当初から食事は弁当支給となっており、衣服も客室内の洗面所での洗濯を要請している。