いやぁ、
ニュースバリューがあったのは。
発表した日の夜中と翌日との、
一両日くらいで。
その後、
東京都知事の
『都市封鎖』リスクが高まった状況に対する
発表と注意喚起の記者会見で。
日本のマスメディアと国民の
注目を全てさらわれてしまって。
あっという間に、
忘れ去られてしまった感じです。
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もう少し情報があれこれ出てくるかなぁ、
と待っていたのですけど。
どこも取り上げなくなりました(笑
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しかし、
今回のこの件についての
ニュース報道などでの扱い方でも
明らかなんですけど。
日本人ってネガティブ情報が大好き!
ですよねぇ。
今回の
東京オリンピック延期の件でも、
『中止にならずに済んで喜ぶ』より先に、
『延期になった、今までの準備がほとんど無駄になった、大変だ』
って扱いだもの。
どこを見ても、
全面コレ一色……ってのが。
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国際機関による調査でも、
『自己肯定評価が低い』とか
結果が出てましたけど。
これは、
そういう国民性なんだんろうね。
ポジティブな情報は信じられず、
ネガティブな情報を信じたくなる、という。
善く言えば
『安全志向』
『安定志向』
悪く言えば……というより、
客観的に言って。
『ネガティブ思考』
『悲観的』
そういう国民なんだろうなぁ。
そう考えると、
『同調圧力が強い、協調性が高い』
『集団主義』
というのも。
『個』では常に安心を得られず、
『身を守るために群れを選択』した結果、
だと考えると。
『ああ、そうかも』と納得してしまいます。
安倍晋三首相は23日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、7月の東京五輪の開催延期を容認する考えを初めて示した。首相が先進7カ国(G7)首脳による16日の緊急テレビ電話会議で、五輪を「完全な形で実施したい」と語ったことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が柔軟な姿勢に転じたとみられる。首相もIOCも「中止」の判断だけは避けたかったようで、22日には大会組織委員会の森喜朗会長を挟み、入念なすりあわせが行われた。
「トランプ米大統領をはじめ、G7の首脳も私の判断を支持してくれると考えている。判断を行うのはIOCだが、中止が選択肢にない点はIOCも同様だ」
首相は23日の参院予算委員会で、IOCが4週間以内に延期も含めて検討を進めることに理解を示しつつ、東京五輪そのものが「中止」とはならないことを強調した。
中止となれば、これまでの準備の多くが水泡に帰すばかりでなく、日本経済に及ぼす悪影響は「延期」の比ではない。IOC側も五輪開催が1回分吹き飛べば、スポンサー料など収入面で甚大な被害を受ける。
首相は、G7首脳に「人類が新型コロナウイルスに打ち勝った証し」として、規模縮小や無観客ではなく「完全な形で実施したい」と根回しし、「中止」の選択肢を消すことに努めた。大会組織委幹部は「首相のG7での振る舞いを見て、利害の一致したIOCが延期を含めた検討を始めた」と解説する。
「好都合だった」と森氏も振り返る。これまでは、感染がどう広がるか分からない現状で、早々と結論を決めるのは得策でないとして、決断を5月下旬頃まで先送りする案もあった。