不特定多数から
抗議が来るのを怖れて、
これを『過剰な処置』と発表してしまうから。
現実から乖離した、
間違った印象を世間一般に与えてしまうのですよ。
そこは、
批難を怖れず
『感染対策が不十分な病院では受け付け不可能なので
やむを得ない措置だった』
と、
ハッキリ言うべきしょう。
言うべき事を言わないで済ませてしまうと。
世間は、
リスクを理解出来ないまま、無視して、
好き勝手な振る舞いを改めませんから。
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実際、
別の病院で措置を始める前に、
『PCR検査』で陰性を確認する手順が入っているわけで。
これ、
陽性だった場合、
専用の病棟にまで
さらに移動が続いた可能性があります。
というか、
そうなりますよ。
今のご時世では。
未だに、
病気になればすぐさま病院に行くだけで十分な治療が受けられる、と。
現実を認めず
新型コロナ肺炎騒動が起きる前の
イメージそのまま。
で
行動している人が多いようですが。
それは
既に過去の話。
感染拡大が進み、
感染リスクが激増した現状では。
疑いのある人は、
まず、
感染対策不十分な病院では対応出来ません。
対応出来る病院にまで
移動してもらうしかありません。
病院、医者、看護士だって、
自分の身と
既に収容している患者の安全を
まず第一に優先しなければなりませんから。
感染の疑いがある人の
収容を拒否するのは……
ある意味、仕方のない結果です。
そして、
収容できなければ、
目が届かず。
治療が間に合わない事態も
往々にして起きます。
これも
致し方ありません。
感染が拡大し
感染者が増えれば。
いずれは起きる、と言われていた結果が、
現実の物となった。
それだけの事です。
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でも、
こういった
『都合の悪い現実』から、
いまだに
目をそらし続けている日本国民がいるのですねぇ。
今この時期に、
越境したりして。
それで
見ず知らずの病院に飛び込んで、
いきなり
『治療しろ』とか。
どんな無茶ぶりダヨ。って。
病院側からしたら、
治療カルテも経過観察も病理情報も
必要な情報が一切無くて。
迷惑そのものなんですけど。
自分で自分のクビを締めている事実に、そろそろ気がつかないのかなぁ。
帰省の妊婦、受け入れ拒否 コロナで岩手県立の2病院
千葉県から岩手県一関市の実家に帰省していた最中に破水した30代の妊婦の受け入れを、新型コロナウイルスの感染リスクを理由に岩手県立の2病院が断っていたことが23日、県医療局などへの取材で分かった。病院側は「院内感染に備えた対策が万全でないため」と説明。医療局は「院内感染を考慮したとしても過剰な対応だった」としている。
医療局などによると、女性は17日に破水。自分で磐井病院(一関市)に電話したが断られた。同病院を通じて受け入れを求めた中部病院(北上市)からも拒まれた後、救急車で別の病院に搬送された。PCR検査で陰性が確認された後に帝王切開で出産し、母子ともに健康だという。
自宅待機で容体悪化、死亡 埼玉の70代男性
新型コロナウイルスに感染した埼玉県東松山市の70代男性が、自宅待機中に容体が悪化し、死亡していたことが23日、県関係者への取材で分かった。県内では、自宅待機していた別の男性も死亡したことが既に判明している。
県関係者によると、男性は6日に発熱などの症状を訴え、9日に検査で陽性と判定された。当初は軽症と診断されたことから、入院できる病床が空くまで自宅待機していた。14日に容体が悪化して病院に搬送され、その後、死亡が確認された。
同県では、白岡市の50代男性も、軽症とされ自宅待機していた際に容体が悪化し、21日に死亡が確認されている。