kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

なかなか微妙 ―― 国内で新たに96人感染確認、38日ぶり100人下回る…都内も5日連続2桁

日課にしている、
新型コロナ肺炎の感染状況チェック。
日本の状況を確認すると。
昨日
新たに確認された感染者が96人だったとか。
日本国内で
もっとも感染拡大の激しい汚染地域
東京都についても23人だったそうで。
一日で出てくる報告数が
日本全体で100人を下回ったのは38日ぶり、
東京都で30人を下回ったのは同じく3月30日以来の38日ぶり。
だそうで。
メディアの一部で大きく取り上げています。



ただこれ、
休日の翌日に報告された数字なんですよねぇ。
この数字は、
これまでの経験から低めに出るのが判っています。
日曜日の次の月曜日とか。
日々の統計をグラフ化すると、
そこだけ一時的に凹んだように見える数字が
これまでも出てきているのですよねぇ。
そして、
火曜日、水曜日に数字が
ドンと一段と、二段と大きく跳ねる、という(笑
つまり、
休日明けで数字が跳ねるのが
今日か明日の報告数だという(笑
これは、
検査機関に検査を出して
結果が出て報告されるまでのタイムラグがあるからですねぇ。
なので、
今日の数字が低く収まるのなら、
感染拡大の勢いが
本格的に収束へ向かい減少しつつある、
と認められますけど。
果たして
そうなるのかどうか。
とくに、
夕方頃に出てくる、
東京都の報告に注目でしょうか。
ここで
50人を越えてくるような数字が出ると、
まだまだ厳しいですね。



ところで、
一部の特定メディアで
やたらと韓国推しが目立つのですけど。
でもね、
韓国でも感染拡大を起こしてから
収束までそれなりの時間がかかっていることについては、
まったく触れていないのですよね。
韓国で
感染拡大が目立ち始めたのは、
例の
大邱での集団感染。
あれの印象が日本人には強く記憶されていますが。
あれが発表されたのが、
2月19日。
しかし、
こればかりが目立っていますけど。
その他にも、
3月に入っても、
病院や療養施設での院内感染を
何度も起こしたり、
コールセンターでの集団感染を起こしたり。
ナイトクラブで集団感染を起こしたり。
大邱から離れて、
ソウル他の首都圏でも感染拡大を起こして。
これらが
収束し始めるのが、
4月に入ってから。
ちょうど4月18日に総選挙があったのですけど。
これの1週間前くらいから
日々報告される感染者報告数の数字が
落ち着き始めます。
こうして見ると、
あれだけ
検査をたくさんこなして。
国民番号による紐付けデータからの追跡調査による
感染経路特定なども駆使して。
それでも、
いったん
感染爆発が起きてしまうと、
収束までには
2ヶ月ほどの時間を要する、という。
実は、
この結果って、
中国でも同じなんですよね。
武漢
感染拡大が始まって、
封鎖されたのが1月25日。
その後、
中国各地の主要都市でも、
隔離政策が施行されました。
そこから
中国政府が
武漢以外での主要都市に対して
隔離政策の解除指令を出したのが、
3月下旬から末にかけて。
という。
だいたい2ヶ月ほどの時間を要しています。
これは、
米国ニューヨークの経緯を見ても、
ほぼ同じ事が言えます。
新型コロナ肺炎感染拡大、というか
感染爆発=オーバーシュートが起きてしまった米国ニューヨーク州
都市封鎖=ロックダウンを宣言したのが、
3月22日の夜。
そこから、
最近になって感染拡大のピークを越えたとして、
出口戦略を表明していますが。
これも、
時間経過とし2ヶ月越しです。
なので、
どういう要因でこうなるのか、
そこまでは
私みたいな素人には判らないのですけど。
いったん、
対策側が経路を追えない個発例が増えてきて、
検査での陽性率7%を越えて感染拡大が続く状況になると……
おそらくこれが『オーバーシュート』と呼ぶべき状態なのでしょう。
そうなると、
どれだけ検査数を増やそうが、
隔離政策を併用して
収束までに2ヶ月くらいの時間がかかる、
と。
これまでの各国の平均的な数字を見ると。
そのような『答え』が経験則から出てくる、と言えるでしょうか。
で、
日本の場合だと、
こういう
『オーバーシュート』状態に突入したと考えられる状況は、
おおよそ3月下旬の連休以降。このあと記録上陽性率が跳ね上がってますし。
ここから始まった、と断定して間違いないでしょう。
そこから2ヶ月の時間を経た
5月下旬、
5月20日前後に
日々の報告数が落ち着けば、だいたい『平均的』な成績、だと言えます。



ちなみに、
この成績、
欧米の中でも、
ヨーロッパの主要国が最悪で。
2月半ばから
3月に感染拡大が始まって、
いまだに収束に至っていない国が、
かなりの数ありますね。
2ヶ月以上経過して
いまだに収束していない、という。
それで、
日々の感染者報告数が落ち着いていないのだけど。
このままでは経済的に国家が死んでしまう、として。
隔離政策解除している国もチラホラと。
これ、
感染対策、政策としては。
時間的な経過の点から
『失敗』しているのは明らかです。
なので、
そういう国の人から、
日本の政策を批難されても、
『顔を洗って出直してこい』と言えば
それで済む話ですねぇ(嗤



むしろ知見としては、
ヨーロッパが失敗した原因はなんなのか。
この点を明らかにするのが、
この先の感染拡大を防ぐために
もっとも重要な検証だと思いますよ。
ヨーロッパと米国ニューヨークの比較で、
ヨーロッパで失敗した点を明らかにしていく。
そういう検証が必要ですね。というか必須でしょ、これ。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

 

国内で新たに96人感染確認、38日ぶり100人下回る…都内も5日連続2桁

 新型コロナウイルスの感染拡大で、国内では7日、新たな感染者が計96人確認された。国内の1日当たりの新規感染者が100人を下回ったのは3月30日以来、38日ぶり。横浜港のクルーズ船を除く累計の感染者は1万5575人となった。死者は東京や大阪などで13人増え、クルーズ船を除いて計590人となった。
 東京都内では23人の感染が確認され、5日連続で100人を下回った。都内の1日当たりの感染者数が30人を下回るのは3月30日(13人)以来で、4月7日の緊急事態宣言発令後、最も少なかった。累計感染者は4771人となった。
 大阪府は、新たに8人の感染を確認したと発表した。このうち、1人は院内感染が起きた「泉尾病院」(大阪市大正区)の医療従事者だった。
 死者は東京都で5人、大阪府3人、兵庫県2人などだった。
 一方、6日の国内の感染者は東京都38人、北海道23人、大阪府12人など全国で計105人。死者は東京5人、群馬2人など6都道県で計11人に上った。

 

 

 

www.asahi.com

 

政府のコロナ対応、海外から批判続出「終結は困難」

 新型コロナウイルスへの日本政府の対応について、海外から批判が相次いでいる。特にPCR検査数の少なさに対する指摘が続出。実際にはもっと感染が広がっているのではないかと疑問視されている。外務省は今年度補正予算に24億円を計上。発信力の強化に躍起になっている。
 英紙ガーディアン(電子版)は4日、安倍晋三首相が緊急事態宣言を延長したことを詳しく報じた。記事では記者会見でも取り上げられたPCR検査にも言及。「日本は検査の少なさで批判されている。日本のやり方は症状が軽い感染者を特定し、追跡することを困難にしている」と指摘した。
 PCR検査に対する批判は以前から根強かった。4月23日に外務省が海外メディア向けに開いた記者会見では、「もっと多くの市中感染があるのではないか」「緊急事態宣言をもっと早く出さなかったことを反省しているか」などとPCR検査も含め、厳しい質問が20問以上、約1時間続いた。
 英BBC(電子版)は4月30日、PCR検査について「日本の検査数の少なさは疑問だ」と題する記事を掲載。日本の感染者数は28万~70万人におよぶという試算を紹介しながら「日本は検査数を増やさないと、パンデミック終結はかなり困難」という専門家の厳しい見方を取り上げた。
 PCR検査に積極的に取り組んだ韓国のハンギョレ新聞(電子版)も4月30日に社説で「安倍首相は韓国の防疫の成功を無視し、軽んじていた。日本政府とマスコミは当初、自国の対応を自画自賛した」と批判した。「新型コロナの対応に失敗し、国民を苦痛に陥れた安倍政権は今からでも隣国の成果を謙虚に認め、支援を要請する勇気を見せなければならない」と訴えた。