kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

インドではこんな事件も ―― LG化学インド工場ガス漏れ事故で11人死亡、100人余り入院

昨日、
テレビのニュースで
ちらりと取り上げていたので。
ワールドワイドな、
世界レベルのニュースなんだろうなぁ。
と思い、
日本メディアの
ニュースサイトのいくつかでも
既に取り上げられていますが。
記事にブックマークを付けてみました。



なにやら、
韓国LGのインド工場で、
毒ガスが発生したのだとか。
それで、
工場周辺に住んでいる現地住民が
大変な目に遭っているそうで。
死者も出てしまったのだとか。



韓国LGがインドで操業していたのは、
毒ガス工場ではなくて。
ポチエチレンを製造する
化学プラント、だそうで。
それがどうして
毒ガスなどを発生させたのか。
というと。
どうやら
ポリエチレンの原料を保管していたタンクの扱いを
間違えたのではないか。
と、
現地捜査が進んでいます。
その疑わしいタンクについては、
新型コロナ肺炎感染拡大の影響を受けて、
3月末から放置された状態で。
放置している間に、
タンクの中で、
原料が化学変化を起こし、
タンクを破壊して、
外部に漏れたのだろう、と。



しかし、
これ普通はね、
危険な化学薬品を放置したまま退避する、
ってのは。
よほどの緊急事態……たとえば地震とか火災とか、
そういう
差し迫った状況での緊急避難以外では、
普通ありえないのですけど。
残したままでは危険なので、
破棄処分してから退避するか。
もしくは
管理するために最低限の人員だけは残していくか。
でなければ、
他の人に委譲とか委託するとか。
そうして、
危険物を確実に処分して
安全を確保してから
退避する、ってのがセオリーなんですけど。
というか、
それは安全管理で最低限やらねばならないタスクです。
けど、
実際にはそうなっていなかったようで。
これ、
多分、
現地で『ポッケナイナイ』して。
費用を中抜きしたヤツがいたのでしょうねぇ。
つまり、
処分した後、
再稼働するときには、
再び原料を仕入れなければならないわけで。
でも、
処分しないで、
前の原料を保管しておいて。
それを使えば、
仕入れにかかる費用を少なくすることが出来ます。
そして、
本社には
処分したので全量再仕入れするための買い付け予算を要求する、と。
保管しておいた原料の分だけ、
仕入れ量を少なくすることが出来るので。
使わずに済んだお金は、
自分の物に出来る……という。
韓国では、
この手の『ポッケナイナイ』的な
公金チョロマカシ事例が、
公共事業の居たるところで発覚しているのですよねぇ。
それと
似たようなことが
今回
インドでも起きたのではないですかねぇ。



インド人にとっては
『ふざけんな! 謝罪と賠償を要求する!』
案件ですけど。
今のところ、
当事者のLGには
加害者意識はないようで、というより巧妙に責任の所在から逃げ回っていて。
『ウリも被害者だ!』、
被害者だ、とか言い出しそうな雰囲気ですねぇ。
いちおうこれも新型コロナ肺炎の影響、
ってことなので。
『悪いのは、新型コロナ肺炎だ!』って
主張するつもりでしょうか。

 

 


 

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LG化学インド工場ガス漏れ事故で11人死亡、100人余り入院

 インドのLG化学工場でガス漏れ事故が発生し、近隣住民が少なくとも11人死亡、約1000人が呼吸困難などの症状を訴えている。APなどの外信各社によると、7日(現地時間)午前、インド南東部アンドラプラデシュ州ビシャカパトナム県にあるLGポリマーズ・インディア(LG化学インド法人)でガス漏れが発生したとのことだ。インド国家災害対応部隊(NDRF)は「ガス漏れ事故で11人が死亡した」と明らかにした。現地警察は「約100人が入院しており、約1000人が呼吸困難や目が焼け付くような痛みなどを訴えている」と語った。被害者たちは呼吸困難・めまい・嘔吐(おうと)といった症状があったり、ひどい場合は意識を失ったりしていると伝えられ、事故直後に工場の近隣地域から約3000人が避難したという。警察は工場内の5000トン規模のタンク2基でガスが漏れたと発表した。事故原因はまだ詳しくは究明されていないが、AFPは警察の話として、「漏れが疑われるタンク2基は新型コロナウイルス感染拡大による封鎖令のため3月末から放置されており、タンク内のガスが化学反応を起こして熱が発生し事故が起きた」と報じた。
 この工場では、化粧品容器やおもちゃなどに使われるポリスチレンを生産しているが、ポリスチレンの主原料であるスチレンに火がついてスチレンガスが漏れたものと推定されている。
 現地の各メディアは、工場近くで倒れている人々や泡を吹いたまま死んでいる家畜の姿を伝えた。インドのナレンドラ・モディ首相は同日午前、緊急会議を招集、ツイッターで「ビシャカパトナム県のすべての人の安全と平安を祈る」と述べた。
 LG化学は「現在、被害状況を把握していると同時に、住民や役員・社員の保護のため必要な措置を取っている。工場のガス漏れは現在、止まっている状態で、すでに漏れたガスを吸い込んで嘔吐・めまいなどの症状がある被害者には治療が迅速に行われるよう、あらゆる措置を講じている」としている。

 

 

 

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LG化学インド工場で再びガス漏れ、半径5キロの住民避難

 ガス漏れ事故で少なくとも住民11人が死亡したLG化学インド工場で8日(現地時間)、再びガスが漏れ、住民が避難しているとロイター通信が報じた。
 これは、ガス漏れ事故が起こったLGポリマーズ・インディア(LG化学インド法人)があるインド南東部アンドラプラデシュ州ビシャカパトナム県消防当局関係者の話として、ロイター通信が報道したものだ。この関係者は「緊迫した状況だ。工場の半径5キロメートル以内にいる人々が避難している」と語った。
 警察は工場内にある5000トン規模のタンク2基でガスが漏れたと発表した。事故原因はまだ詳しくは分かっていない。AFPは警察の話として、「漏れが疑われるタンク2基は新型コロナウイルス感染拡大による封鎖令のため3月末から放置されていた。放置されたタンク内のガスが化学反応を起こして熱が発生して事故が発生した」と報道した。
 この工場では化粧品容器やおもちゃなどに使われるポリスチレンが生産されている。ポリスチレンの主原料であるスチレンに火がついてスチレンガスが漏れたものと推定されている。