いつもの、
韓国政府防疫当局発表の
感染状況報告。
昨日、
韓国国内で新たに確認された感染者は
97人でした。
そのうちわけは
市中感染者が79人、
海外からの流入組が18人。
という具合です。
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いやぁ、
高止まりが続いてます(笑
とくに
コレという対策を講じていないので、
そりゃあ、
そのまま現状維持、
つまり
感染拡大傾向が継続するのは
当然の結果なのですけど。
1週間前と比較すると、
韓国全体で前週比0.81倍(先週119人
市中感染で前週比0.84倍(先週94人
という結果で。
前週比=再生産率で1倍を切りました。
とはいえ、
一時的な数字の偏り、という可能性がありますので。
今回の数字だけで、
感染鈍化傾向に転じた、
と評価するのは
難しいですねぇ……
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さて、
そういう現状において、
韓国政府防疫当局が動きました。
これまで、
3段階だった、
社会的距離確保のレベルを
5段階に、
細分化するそうで……
って、
それ、
すでに実施されていますよね(笑
あらたに、
『1.5段階』と『2.5段階』を追加する、
と発表したそうですが。
今年の8月、9月、
韓国で感染拡大が激化した時に。
ソウルを中心とした首都圏で、
社会的距離確保のレベル3ほど厳しくないが、
社会的距離確保のレベル2に
さらに
規制を追加した、
『2.5段階』を実施しています。
今回の
韓国政府防疫当局の発表は、
先に
特例的に使われていた
社会的距離確保のレベルを
法律で明文化した、
というか。
法律的な裏付けを整備した、
ってことかな。
韓国の新規コロナ感染者が6日ぶり2桁 検査数減少の影響も
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は2日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から97人増え、計2万6732人になったと発表した。市中感染が79人、海外からの入国者の感染が18人だった。1日当たりの新規感染者数は、先月27日(88人)以来6日ぶりに100人を下回った。
だが、依然として3桁台に迫る新規感染者数となっており、週末の検査件数が平日に比べ半分以下に減少したことを考慮すると、感染者は少なくない。
また、療養施設や医療機関だけでなく学校、サウナなど日常的な場所でクラスター(感染者集団)が発生している上、若者らが全国の飲食店、クラブなどに集まったハロウィーン(10月31日)の影響が本格化していないことから、感染者数の規模は拡大する可能性がある。
今週の新規感染者数の推移は、政府が「社会的距離の確保」のレベルを現行の計3段階から5段階に細分化した新たな防疫対策(7日実施)にも影響を及ぼすとみられ、当局は状況を注視している。首都圏では、1日当たりの新規感染者数の週平均が100人未満となった場合に最も低い第1段階となる。
この日の新規の市中感染者は79人と、前日に比べ22人減少した。地域別ではソウル市が20人、京畿道が40人、仁川市が2人と首都圏が62人だった。それ以外の地域では忠清南道が11人、大邱市が3人、全羅南道が2人、忠清北道が1人だった。
主な感染事例をみると、ソウル市鍾路区の高校と関連して1日正午までに16人の感染が確認され、京畿道城南市の中学校を中心とする感染者は計34人に増えた。このほかソウル市江南区のサウナ(計36人)、東大門区の高齢者療養施設(10人)、松坡区の病院(15人)、京畿道驪州市の障害者施設(41人)、同道南楊州市の療養型病院(76人)などでも感染者の発生が相次いでいる。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは18人で、このうち7人は空港や港湾での検疫で判明した。残りの11人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から2人増え、計468人となった。韓国国内の平均致死率は1.75%。
1日の検査件数は前日と同水準の6020件だったが、先月30日(1万4253件)、31日(1万2261件)に比べると大幅に減少した。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
社会的距離確保のレベル細分化 現行の計3段階から5段階に=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」のレベルについて、現行の計3段階から5段階に細分化し、庶民や自営業者に被害を与える施設運営の中止措置を最小化することを柱とする新たな対策を発表した。「ウィズコロナ」時代に合った持続可能な防疫システムの導入がふさわしいという現実的な判断によるものだ。7日から実施する。
「社会的距離の確保」のレベルは5段階に細分化される。現行の1~3段階に、第1.5段階と第2.5段階を加えた。首都圏、忠清道地域、全羅道地域、慶尚北道地域、慶尚南道地域、江原道地域、済州道の7地域に分けでそれぞれ適用する。
レベルを適用する指標は「1週間の1日当たり平均市中感染者数」だ。
首都圏は100人未満、忠清道、全羅道などは30人未満、江原道、済州道は10人未満の場合、第1段階となる。日常生活をしながら、一部施設や活動に対しマスク着用などの防疫措置を義務化する。
新規の市中感染者数が第1段階のレベルを超える場合、第1.5段階が適用され、施設などの利用人員が制限される。
全国的に1週間以上、1日当たり平均の新規市中感染者が300人を超える場合、第2段階に引き上げる。不要不急の外出や集まり、施設利用などの自粛が勧告され、100人以上の集まり、イベント、遊興施設などの営業が禁止される。飲食店は午後9時以降は出前のみ可能となり、室内のマスク着用が義務付けられる。
第2.5段階は1日当たり平均の新規市中感染者が400~500人、第3段階は800~1000人以上の場合、適用される。
第2.5段階は50人以上の集まり、イベントのほか、カラオケ店の営業が禁止される。飲食店など施設の運営も午後9時までとなる。
第3段階は10人以上の集まり、イベントなどが禁止され、原則的に自宅にとどまるよう勧告する。飲食店や病院などを除き、施設の運営は中止される。