今朝
飛び込んできたニュースです。
久しぶりの
大型海難事故なので、
まあ、
この前起きた、
瀬戸内海での旅客船沈没事故に比べたら、
関係者の数は少ないようなのですけどね。
その意味でも、
この前の
瀬戸内海の沈没事故で
犠牲者がゼロだったのは、
『奇跡的』だったのかなぁ。
やっぱり、
この手の海難事故をゼロにするのは難しいのですかねぇ……
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今回の場合、
未明……つまり夜明け前の船舶衝突事故、
漁船と貨物船の衝突
ということで。
漁船が転覆、水没して、
乗組員から犠牲者が出てしまいました。
漁船と貨物船では、
犬と象くらいの規模の差がありますから。
漁船が
ぶつかったら吹っ飛ばされますよねぇ。
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原因としてあり得そうなのは、
両船とも無灯火で。
見張りが見落とした、
って可能性ですね。
無灯火だと、
どれだけ見張りを厳しくしてても見つけづらいんですよねぇ。
レーダー頼りだと、
船の大きさによって見落としが出ます。
その辺に、
事故原因がありそうです。
ただ、
貨物船側はシステム的に無灯火に出来るのかな。
最近は、
ほぼ全自動なので。
ちょっと考えにくいのですよね。
外海ならともかく、
日本近海……というか、港の直近ですし。
翻って
漁船側は、
釣り船だと無灯火は常習かなぁ。
明かりを点灯していると、
魚に逃げられてしまったりするので。
釣りを始めるポイント付近で無灯火、
ってのは
しょっちゅうありますね。
それで
事故った記録もたくさん残っています。
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果たして、
今回はどうなのかなぁ。
続報が
気になるところなんですが……
ただ、
事件内容としては。
よくある海難事故なので。
この先、
メディアが取り上げるかどうか。
遊漁船が貨物船と衝突、釣り客ら12人全員が海に転落…1人死亡・11人重軽傷
28日午前5時35分頃、茨城県の鹿島港(鹿嶋市、神栖市)付近で、「遊漁船と貨物船が衝突し、人が海に転落した」と第3管区海上保安本部に通報があった。
鹿島海上保安署によると、遊漁船の乗組員2人と釣り客10人の計12人全員が海に投げ出された。全員救助されたが、釣り客で東京都の男性(46)が搬送先の病院で死亡が確認された。東京都や山梨県の男性釣り客4人が骨折などで搬送された。7人は軽傷。貨物船の乗員にけがはないという。同署が事故原因を調べている。
衝突したのは遊漁船「第5不動丸」(4・95トン)と貨物船「はやと」(498トン)。第5不動丸は鹿島港近くで船首を海面に出して水没した。
遊漁船が所属する鹿島灘漁協によると、第5不動丸はヒラメの釣り船。この日は午前5時過ぎに出港後、間もなく事故に遭ったとみられる。
現場で救助にあたった遊漁船「第3幸栄丸」の船長(34)によると、午前5時半頃、付近にいた貨物船から「救助をお願いします」、周辺から「助けてくれ」という声が聞こえた。辺りは暗く、海面をライトで照らすと、ライフジャケットを着た男性2人が漂っていた。別の男性1人も転覆して海面に浮かんだ船底の上にいた。浮輪を投げて船に助け上げると、3人は寒さで震えていたという。