kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

通行再開しましたね ―― スエズ運河再開 滞留の巨大船

1週間前に
大型コンテナ船の座礁により、
運河閉塞の危機に見舞われていた
スエズ運河、ですが。
このほど、
座礁していた
大型コンテナ船の離礁作業が完了して。
正式に通行が再開された事を報じる
ニュース記事が掲載されていましたので。
ブックマークを付けてみました。



この件、
私なりに興味津々だったので、
色々と
情報を追いかけているんですけど。
今のところ、
完全復旧……とまでは至らず、
とりあえず
ここ1週間の間に
運河開通を待って停泊していた
およそ400隻を超える船舶、
滞留している船を
順番に通行させていくだけで
精一杯の状況、なのだとか。
これらの
滞留船舶が解消されるまでに、
数日はかかる見通しです。
通常運行に戻るのは、
さらにその先になるのだとか……



ところで
気になるのが
『責任問題』です。
今回の
大型コンテナ船座礁による
運河閉塞によって。
運河の運行を管理し通行料を聴取している
エジプト政府、
そして、
運河使用不可能となって
遅延を余儀なくされた
船会社には、
莫大な損害が発生しています。
その責任を
一体誰が負うのか。
賠償は有るのか。
これは、
大型コンテナ船が座礁して
運河の閉塞が
ニュースになった時点で
騒がれていた大問題。
そして、
座礁していた大型コンテナ船が
無事離礁できて、
その後に残った問題として
ますます
注目が高まっています。
この件について、
エジプト政府を代表する大統領が
事故原因の調査は専門家に委ねて
国としては
『政治問題化しない』旨を公表したそうで。
これはつまり、
この先、
調査が進んで
民事になるとしても。
刑事になるとしても。
責任を追及する対象は、
大型コンテナ船を運航していた
台湾の船会社とその関係者に限定する。
船籍が所属している
日本や、
船会社が存在している台湾に
国家としての責任、賠償は求めない、
そういう
大統領の方針を明言した、
声明ですね。



ただ、
この発言、
ざっと
ニュースを見た限り
エジプト政府が
国家として採択したのではなくて。
あくまで
大統領個人のコメント、の範疇を出ていないので。
今後の展開によっては、
政治問題化する場合もありそうです。
一日本国民としては、
この先、
事態が泥沼化しないことを
ただただ祈るばかりです……(南無~

 

 

mainichi.jp

 

スエズ運河再開 滞留の巨大船、次々航行 今後の焦点は原因調査

 コンテナ船の座礁で通航が停止していたエジプト北東部のスエズ運河が29日に再開した。一夜明けた30日、全長193キロの運河の中間地点にあたるイスマイリアでは、滞留していた船が順次航行する様子が記者団に公開された。現地では事前予告なしでシシ大統領が記者会見を開き、アジアと欧州を結ぶ海運の大動脈の早期復活をアピールした。
 「ボー、ボー」。超高層ビルを横倒しにしたような巨大船が汽笛を鳴らしつつ、悠然と目の前を横切っていく。船の動きに合わせて生じる波で、撮影場所の浮桟橋が大きく揺れた。この船はデンマーク船籍で、運河南端で座礁した日本企業所有の超大型コンテナ船「エバーギブン」(全長約400メートル、全幅約60メートル)とほぼ同じサイズだ。東京タワー(高さ333メートル)や「あべのハルカス」(同300メートル)を横にしたより長い。これほど巨大な船が座礁すれば、救出が容易でないのはよく分かる。
 イスマイリアは首都カイロから北東約120キロに位置し、スエズ運河庁の関連施設が多い拠点都市だ。内陸だが、運河近くでは潮の香りがする。北の地中海、南の紅海につながっているためだ。この付近は改良工事によって運河が2本になっており、公開された側では全ての船が南へ進んでいた。
 シシ大統領は桟橋の上での記者会見で「(事故の影響で)足止めされた船400隻超は3日以内に運河を通過するだろう。スエズ運河は今後も世界貿易を担う能力を持ち続ける」と強調。「運河庁トップから現場の労働者に至るまで、今回の危機に対処した全ての人に感謝している」と述べた。国家の威信を懸けた離礁作業が終わったことに安堵(あんど)した様子で、時折、笑顔を見せた。
 今後の焦点となる座礁の原因調査については「専門家が取り組む。技術と法律の問題であり、私は介入しない」と話し、問題を「政治化」しない考えを示した。