あの、
凄惨な
母子ひき殺し事故を起こした
暴走老人の裁判で、
昨日は
遺族が被告に質問する場面がありました。
そこで
『上級国民サマ』の回答が
いつも通りの
『無責任満額解答』でしたので
大変な
物議を醸しています。
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まあ、
これまでの言動に照らし合わせて
いかにもな解答なので。
今まで通り
とくに変わりないですね。
と言ってしまえば
それまでなんですけど。
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私的な印象を述べると
この
『上級国民サマ』は
家族の制止をきかずに
車の運転を続けていたり。
事故が起きるまでの、
事故に至るまでのこれまでの言動や
裁判中の弁明を聞いていると、
どうも
『サイコパス』っぽい
一般常識とはかけ離れた倫理観の持ち主っぽいので。
こういう
解答が出てくるのも
当然だよなぁ……
と
感じています。
なので
そういう人間に
一般的な社会常識を期待するだけ無駄かなぁ。
と、
そもそも
そういう物を持ちあわせている人だったら
今回の事故は
起きてなかっただろうし。
裁判も
こんな迷走した内容に
ならないですから。
この
『上級国民サマ』に期待するのが
間違いですよねぇ。
世間一般が想像するような
『人間らしい感情』について
期待するだけ無駄なので。
そこは無いものとして考えて、
粛々と
裁判を進める事に
注力していくのが
ベターじゃないかな。
11人死傷の池袋暴走事故、被告「心苦しいが私に過失はない」
東京・池袋で2019年4月、乗用車が暴走し2人が死亡、9人が負傷した事故で、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死傷)に問われた旧通産省工業技術院元院長・飯塚幸三被告(90)の公判が21日、東京地裁であった。妻子を亡くした松永拓也さん(34)が被害者参加制度を使って被告人質問を行い、「2人はまだ長く生きられるはずだった」と訴えた一方、被告は「心苦しいが、私に過失はない」と述べた。
飯塚被告は19年4月19日昼、ブレーキとアクセルを踏み間違えて豊島区東池袋の都道を時速約96キロで暴走し、松永さんの妻で主婦の真菜さん(当時31歳)と長女 莉子りこ ちゃん(同3歳)をはねて死亡させるなどしたとして起訴されている。
事故で妻子を亡くした松永拓也さん(右)の質問に答える飯塚幸三被告(左)。被告は車いすで出廷した(イラスト・構成 秋山史朗)
飯塚被告はこれまでの公判と同様、車いすで出廷。下津健司裁判長に促されると、弁護人に車いすを押されて証言台に移った。
松永さんから2人の名前の読みと漢字の表記を問われると、「マナさんとリコさん。リコさんは難しい字で書けない」と回答。莉子ちゃんについて「かわいい方を亡くしてしまい、本当に申し訳ない」と謝罪した。
被告側は公判で「車に何らかの異常が起きた」とし、過失を否定している。
松永さんは、被告が捜査段階で「アクセルとブレーキを踏み間違えた可能性がある」と供述したことに触れ、無罪主張に転じた理由をただした。被告は「警察の取り調べで、過失を認めた方が刑が軽くなるという趣旨のことを言われ、違うことを言った」と述べた。
松永さんは首に下げた真菜さんの結婚指輪に手をあてながら、終始冷静に質問を重ねたが、被告が「私としては心を痛め、重く受け止めているつもりだ」と言うと、天を仰いだ。松永さんとともに同制度を使って出廷した真菜さんの父親の上原 義教よしのり さん(63)も、「私や真菜、莉子には夢があった。それが全て奪われた」と涙ながらに話した。
閉廷後、東京・霞が関で記者会見した松永さんは、被告と言葉を交わした感想を「正直、むなしい気持ちになった」と語り、「過失を認めてくれていたら、私たちの心情はもっと違ったものになったと思う」と被告を批判。一方、被告が乗っていた乗用車を製造したトヨタ自動車は「被告は車両に技術的な欠陥があると主張しているが、調査の結果、車両に異常や技術的な問題は認められなかった」とするコメントを発表した。
公判は、次回期日の7月15日に松永さんの意見陳述が行われ、論告求刑、最終弁論を経て結審する見通し。