kg_noguの愚痴日記

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あーーー…… ―― 東北道の追突事故、バスは三角表示板なかったと乗客証言

先日、
16日に東北自動車道で発生した追突事故。
その続報が出ていましたので、
関連するニュース記事にブックマークを付けました。



この事故については
一昨日
この与太書きでも取り上げましたけど。
その後に
警察の捜査で、
大型トラックに追突された大型バスは
路肩に止めている時に
ハザードランプを点灯しただけで
後続車に注意喚起する三角表示板などは置いていなかったのが
確定しました。



これはねぇ……
こういう言い方は賛否が出ると思いますけど。
私的には
追突してしまった
大型トラックの運転手がかわいそうだなぁ。
夜8時も過ぎたら
道路上は真っ暗ですよ。
視界は、
ヘッドライトが照らす数十メートル先程度しか見えませんって。
ハザードランプは、
ランプ自体の大きさがそれほど大きくない上に
チカチカと点滅するので、
光量が弱くて。
遠くからだと、
使用者が思っているよりはずっと視認しづらく、
後続車からはハッキリ見えません。
数十メートル先程度からなら見えるけど、
これが
100メートルを超えた先からだとハッキリ見えるかというと……
点滅しているので
存在を理解するまでに時間が掛かるんです。
点滅してないと、
ただのブレーキランプや街灯などと変わりませんから。
違いが良くわからない。
点滅するのを見て、
ようやくハザードランプだって判ります。
それで、
ハザードランプだと理解した瞬間に、
前方に
車が停車している、って認識できるわけです。
ただ
その頃には、
点滅1回分だけ、それ以上かもしれませんけど後続車は前に進んでいて。
仮に、
追突した大型トラックが
時速80キロ程度で走行していたと仮定した場合。
トラックが1秒間に進む距離が、
25メートル程度。
ブレーキを踏んで停止するまでの停止距離が70メートル程度。
すると、
視認してブレーキを踏むまで1秒掛かったとして、
トラックが停止するまでに、
停止車を発見してから100メートル程度は止まれずに進んでしまう。
簡易的に計算すると
こんな数字が出てきます。
ブレーキを踏まずにハンドルを切って
内側車線に進路変更したとして。
3~4秒で車線変更を完了できるかどうか……と考えると。
急ハンドルを切ったら
ケツが滑って
曲がりきれないですね。
ゆっくり確実にハンドルを回して、
後輪が内側車線に入るかどうか……
ギリギリ避けられるかも、って具合かなぁ。
確実に避けるのなら、
150メートル以上の距離が欲しいところ。



それで、
事故当日の現場映像を見て、
カーブの途中でハザードランプを点滅させて停車している
大型バスを
150メートル以上手前から視認出来たか、
と検証すると……
コレは、
どう見ても無理だわ。
高速道路の場合、
白線の長さ8メートル、
白線の間隔が12メートルで、
合わせて20メートル。
なので、
白線5本分の距離で100メートル、
150メートル先なら、
白線7本から8本先の間隔が必要になります。
それだけ先から、
ハザードランプを付けて停車している大型バスを視認出来たか、
と。
事件当日の現場映像を見てみると……
やっぱり
無理だよなぁ……
当時の映像だと
カーブを曲がり始めたところで、
ハザードランプが視界に入ってきて。
対向車のヘッドライトとは異なる別物だと、
区別できるようになる位置が、
だいたい
バスまでの距離180メートル前後。
大型トラックが車線変更するタイミング的に
ギリギリの位置です。
対向車のヘッドライトが
視界に重なって流れてくる中、
迷っていられる時間がまったくありません。
上記した150メートルって数字は
単独走行時で
後続車などを一切考慮せずに走っている場合ですからね。
他車の確認に最低一秒かかるとして
180メートルでギリギリです。
なので
発見が
一瞬でも遅れてしまったら……
発見出来ても
現状認識、理解に時間が掛かってしまったら……
状況的に
回避が間に合わないのは明白。
ひたすらブレーキを踏んで
減速してくれるように
神に祈るしかありません。



今回ブックマークを付けた、
ニュース動画で配信されている
ドライブレコーダーの映像で、
ハザードランプを見つけて減速して、
それで
ギリギリ回避できていた状況ですから。
トラックのドライバー、
つらいなぁ……

 

追記:
この与太書き、
読み返すたびに
説明が足りない部分が目立ってしまって。
何度も書き直している(笑
感覚的に理解している事実を
言語化して
誤解されてないように内容をまとめるのは難しい……

 

 

 

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東北道の追突事故、バスはハザードランプつけ路肩に停車…三角表示板なかったと乗客証言

 宮城県栗原市若柳の東北道で16日夜に大型トラックが停車中の大型バスに追突し、乗客ら4人が死傷した事故で、バスがハザードランプをつけて路肩付近に停車していたと乗客が話していることが、捜査関係者への取材でわかった。一方、後続車に注意喚起する三角表示板などは置いていなかったとの証言もあり、県警はトラックがバスに気づくのが遅れて追突した可能性があるとみて調べている。
 宮城県警などによると、16日午後8時10分頃の事故発生数分前、バスはエンジントラブルで路肩付近に停車。乗客の留学生40人は降車して避難した。
 亡くなった3人のうち、バスを運転していた「2525タクシー」(仙台市宮城野区)社長の佐藤恵美さん(56)は、バス後方に回って点検作業をしていた。ネパール国籍の男性2人は佐藤さんを手伝っていたとみられ、県警が身元の確認を進めている。