kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

どこへ着地するのだろう…… ―― ロシアが黒海を封鎖

私的に注目しているニュース、
というか。
世界中が注目しているニュースです。
先週、
発表があってから
世界中のメディアが
このネタを追いかけていますけど。
ロシアが
次から次へと
状況をさらに悪化させるような新たな強硬策を繰り出してきて。
なんというか……
着地点が見えてきません。



まあ、
ロシア側の言い分としては
元はと言えば
ウクライナ側がクリミア大橋を爆破して
攻撃してきたのが原因で。
その対抗措置だとか言うわけで。
橋を爆破した犯人は
未だに逮捕されていませんし。
誰なのか、
素性すら明かされていません。
ということは、
犯人が掴めていない。って事なのかな。
完全に
『してやられた』状態です。
権威主義的な独裁政権を敷いている
プーチン政権にとっては、
ロシア国民から
『やられっぱなし』の『弱者』と見られてしまったら
政権が寄って立つ権威が
土台から揺るぎかねない一大事。
どんな形であれ
やり返さなければならない、
それで
選択したのが
黒海封鎖だと
事情通専門家の説明では
そのような見方になっています。



最新の情報では、
この問題の原因となった
ケルチ橋=通称・クリミア橋のクリミア側にある
燃料貯蔵施設が攻撃を受けたとして。
橋の通行を一時停止=封鎖の決定をしたそうな。
先週から
状況が一段と悪化しています(泣



これって、
クリミア大橋が戦場になるのを見越して
周辺住民の避難、疎開を始めた、
と。
私みたいな素人目には
そのように映るのですが……
そうなったら、
黒海を使った海路での
ウクライナ農産物の輸出とか
不可能になるので。
事情通専門家からは、
そこまで最悪の事態にはならないだろう、って見ている意見が
たくさん出ていますけど。
うーん……
どうですかねぇ。
そんな事態になったら
世界の小麦供給量の
およそ3分の1が利用不可能になる、という
とんでもない事態になるのですが、
ロシアとウクライナに次いで
小麦を供給しているのが、
アメリカ、カナダ、フランス……という欧米陣。
なので、
自分たちの国がなんとかなるのなら、
この件に関しては
わざわざ火中の栗に手を出さず
ウクライナとロシアの暴走を傍観する。
って
選択肢もあり得るんですよねぇ。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

ロシアが黒海を封鎖、ウクライナ入港の全船に攻撃警告…機雷増設の情報も

 ロシア国防省は19日、黒海沿岸のウクライナの港を利用する全ての船舶を軍事物資の運搬船とみなすと表明し、攻撃する可能性があると警告した。ロシアが黒海を経由したウクライナ産の穀物輸出合意から離脱したのに続く強硬策で、侵略直後以来の海上封鎖となる。
 露国防省は声明で、20日午前0時以降、ウクライナに入港する船舶は軍事的な標的になり得ると指摘し、国籍にかかわらずウクライナ支援国と判断すると強調した。ロシアは輸出合意継続の条件として国際決済網への復帰などを要求していたが、米欧は容認していなかった。
 ロイター通信などによると、米国家安全保障会議(NSC)の報道担当者は19日の声明で、ロシアがウクライナの港につながる航路に機雷を増設したとの情報があることを明らかにした。
 ウクライナの大統領府顧問は19日、地元テレビで、露国防省の声明を巡り、「ウクライナの港にあえて船を送る国はないだろう」との見方を示した。ウクライナ国防省は20日、対抗措置として21日午前0時以降、ロシアや露軍占領地域の港に黒海経由で向かう全ての船舶を軍事物資の運搬船とみなし、ウクライナ軍の標的になり得ると発表した。
 一方、露軍は20日未明、穀物の主要な積み出し港があるオデーサやミコライウなど南部をミサイル19発や無人機19機で攻撃した。ウクライナ軍の迎撃は半数程度にとどまり、オデーサ中心部などに着弾し、中国総領事館も被害を受けた。オデーサへの攻撃は3日連続となり、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領は19日のビデオ演説で「世界の全員がロシアのテロの影響を受けている」と訴えた。
 南部クリミアの露側「首長」はクリミア北西部で20日未明に無人機攻撃があり、子供1人が死亡し、行政庁舎などが被害を受けたと主張しており、黒海沿岸の緊張が高まっている。

 

 

 

www.yomiuri.co.jp

黒海での船舶臨検、ロシア示唆「軍事品運搬していないか調査」…アフリカ向け穀物ルート案も

 ロシアがウクライナ穀物輸出の合意離脱後に海上封鎖した黒海を巡り、ロシアのセルゲイ・ベルシニン外務次官は21日、黒海沿岸のウクライナの港を利用する船舶について、「必要に応じて軍事物資を運搬していないか調査する」と述べ、臨検などの実施を示唆した。
 ロシアはこれまで、ウクライナの港を利用する船舶全てをウクライナの軍事物資運搬とみなし、攻撃の可能性があると警告していた。今回の発言は、即時に無差別攻撃するのではないと沈静化を図ったとみられる。ベルシニン氏は「人道的回廊がなくなり、軍事的衝突の危険性が高まっている」とも語った。
 穀物合意の停止で世界的な食料危機が懸念されることについて、ベルシニン氏は「アフリカ諸国に悪影響を与えないよう努力している」と述べた。英紙フィナンシャル・タイムズはロシアがカタールとトルコに協力を要請し、アフリカ向けに露産穀物を輸出する新ルートを計画していると報じた。穀物市場からウクライナを排除し、経済的打撃を与える思惑があるとみられる。
 一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は21日、トルコのタイップ・エルドアン大統領と電話会談し、ウクライナ穀物輸出の再開を目指す方針で一致した。
 ゼレンスキー氏は21日、米国の安全保障に関する会合にオンラインで出席した。米CNNによると、ゼレンスキー氏は、ウクライナ南部のクリミア半島と露本土を結ぶ「クリミア大橋」について、「(露軍の)補給路になっており、正当な軍事目標だ」と述べ、攻撃を示唆した。

 

 

 

www.bbc.com

クリミアの「燃料貯蔵庫が攻撃された」とロシア 大橋を通行停止に

 ロシア当局は22日、クリミア半島の燃料貯蔵施設がドローン攻撃を受けたとして、ロシア本土とクリミア半島を結ぶケルチ大橋を通行停止にするなど交通に混乱が生じたと明らかにした。
 ロシアがクリミアを併合して現地に設けた行政当局のトップ、セルゲイ・アクショノフ知事は、証拠を示さないまま、ドローン攻撃はウクライナによるものだと主張した。アクショノフ氏は、攻撃から半径5キロ圏内の住民は避難したと話した。
 車道と線路が平行して走るケルチ大橋について、現地当局は一時両方の交通を停止したものの、車両の通行は間もなく再開された。ただしその後、車両も再び通行止めになり、当面はその状態が続くと発表した。
 アクショノフ氏は、クリミアのクラスノグヴァルデイスキー地区にあるインフラ施設が攻撃の標的だとした。メッセージアプリ「テレグラム」でアクショノフ氏は、「初期段階の情報では、損傷や人的被害はない」と書いた。
 BBCはこの攻撃について独自に検証できていない。
 攻撃があったとされる地区は、ケルチ大橋から160キロ以上離れている。

ケルチ海峡を横断するケルチ橋

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ケルチ大橋は正当な標的だと主張している。21日にゼレンスキー氏は、「この戦争の弾薬を届けるのに毎日使われる」大橋を「無効」にする必要があると述べ、ウクライナ政府は大橋を「敵の施設」とみなしていると話していた。
 「そのため当然ながら、(大橋は)我々にとって標的となる」。アメリカ・コロラド州アスペンで開かれた安全保障関連会議で、ゼレンスキー氏はビデオ演説でこう述べた。
 ロシアは2014年にクリミアを違法に併合した後に、「クリミア大橋」とも呼ばれるケルチ大橋の建設を開始。プーチン氏が自ら先導し、2018年に開通した。クリミア半島とロシアの間のケルチ海峡にかかり、道路と鉄道が並行している。橋は、ウクライナ南部を占領するロシア軍にとって重要な補給ルートとなっている一方、ウクライナにとってはロシアによる侵攻の象徴でもある。
 ケルチ橋では昨年10月に大きな爆発があり、一部が通行止めになっていたが、今年2月に全面的な通行を再開。今月17日にも爆発があり、2人が死亡したものの、線路は破損していなかった。
 17日の爆発について、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はウクライナによる「無意味」で「残酷」な「テロ攻撃」だと非難し、報復を約束していた。