いまだに
戦闘が続いている、
ロシアのウクライナ侵略戦争において。
注目すべき事案が発生して、
それを
日本国内の主要メディアでも
ニュースとして取り上げていましたので。
関連するニュース記事にブックマークを付けました。
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この件、
ウクライナ南部のクリミアとロシア領を繋いでいる
通称『クリミア大橋』で
本日午前3時過ぎ、
というから現地深夜未明ですね。
日本時間だと午前9時過ぎになります。
そこで
爆発騒ぎが起きたそうで。
現時点では
詳細不明、
速報が流れている状況。
ただ、
このクリミア大橋では
以前も
通行不能になるくらいの爆破騒ぎがあって。
それに関しては、
ウクライナ政府が
反ロシア勢力と共闘して関与をほのめかしていますので。
今回も
同じように
ウクライナが仕掛けたのではないか。
と、
海外メディアで
そこそこ大きく取り上げてられています。
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そういう話だけ聞くと、
一度
攻撃を受けて警戒が厳重になっている
補給線の要衝に対して。
簡単に再攻撃を仕掛けられるのだろうか、
と。
私みたいな素人は疑問が膨れてしまうのですけど。
情報を漁っていくと、
なんでも
夏場に入ったクリミア地区、
そして、
そこをロシアと繋いでいるクリミア大橋は、
ロシア人の観光スポットになっていて。
ロシア人観光客が大挙し、
軍や警備の手が回らないような状況になっていたそうで。
いやいやいやいや、
戦地の最前線付近へ観光ツアーを組んで大挙する、
とか。
頭大丈夫ですか……って、
日本人的には
ちょっと信じられない話ですけど。
ミサイルが着弾する、
すぐ隣で
水着姿のロシア人観光客が海水浴場を逃げ惑っている姿を
撮影した動画が
twitterで公開されていたいたりして。
部外者視点だと
なかなか理解しがたいシュールな状況になっています。
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ロシアでは
情報統制を効いていて、
現地の情勢が周知されていないのか……
さすがに
この状況を隠蔽するのは無理だと思うのですけどね。
さらに
情報を色々集めていくと、
クリミア地区を
ロシア領編入既成事実化するが最優先で。
ロシア国民の命や財産は二の次、
って事らしいですね。
クリミア大橋で複数回の爆発音、一部損傷し通行止め…首長はSNSに「緊急事態発生」
タス通信などによると、ロシアが2014年に一方的に併合したウクライナ南部クリミアと露本土を結ぶ「クリミア大橋」(全長約19キロ・メートル)の一部が17日、損傷し通行止めになった。地元メディアは17日午前3時過ぎ(日本時間17日午前9時過ぎ)に橋で複数回の爆発音が聞こえたと報じている。
ロシアが一方的に任命したクリミアの「首長」は17日、SNSに大橋の一部で「緊急事態が発生した」と投稿した。クリミア大橋はプーチン大統領の肝いりで建設された。ウクライナに侵略する露軍の重要な補給ルートで、昨年10月に爆発が発生している。
露国防省は、ウクライナ軍が今月9日、クリミア大橋の破壊を狙ってミサイルを発射し、露軍が着弾を阻止したと発表した。ウクライナの国防次官は8日、昨年10月の爆発にウクライナ軍が何らかの形で関与したことを認めている。
クリミア大橋爆発、ウクライナの情報機関・海軍関与か…国防省報道官「コメントしない」
ウクライナの有力ニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」は17日未明に南部クリミア半島とロシア本土を結ぶ「クリミア大橋」で起きた爆発に関し、関係者の話として、ウクライナの情報機関「保安局」(SBU)とウクライナ海軍が関与したとの見方を伝えた。無人艇が使われた可能性も指摘した。
爆発に関し、ウクライナ国防省情報総局の報道官は17日、公共テレビで「コメントしない」と述べた。ただ、クリミア大橋は「不要な構造物」との情報総局トップの過去の発言を引用しながら、クリミア大橋の通行阻害は露軍の補給に打撃となり、ウクライナ軍にとては有利となるとも語った。
タス通信などによると、17日の爆発で橋の路盤の一部が崩落し、男女2人が死亡し、子供1人が負傷したという。
戦争中なのにクリミア大橋が観光客で大渋滞 ロシア軍の足を引っ張る
<ウクライナが奪還を誓うクリミア半島に、押し寄せるロシア人観光客のせいでロシア軍は戦争遂行に必要な交通連絡線が確保できなくなっている>クリミア半島とロシア本土を結ぶクリミア大橋で、避暑に向かうロシア人観光客が交通渋滞を引き起こしている。ウラジーミル・プーチン大統領は、観光客を迂回させるよう地方当局者に命じたという。
ワシントンのシンクタンク「戦争研究所(ISW)」によれば、ロシア本土から2014年にプーチンが併合したクリミア半島に訪れる観光客が夏の旅行シーズンに入って爆発的に増え、ロシアにとって「最も重要な前線と後方を結ぶ交通路」に渋滞を引き起こしている。
戦争のニュースに特化したロシアのあるブロガーは、クリミア大橋の入り口の交通量は7月に入ってから40%増加しており、夏の観光シーズンの間、さらに増えるだろうと述べた。
クリミア半島は、ロシアとウクライナの双方にとって戦略的な価値が大きい場所だ。南部戦線では、ウクライナ軍の部隊がクリミアに隣接するヘルソン州からロシア軍が支配するドニプロ川東岸に渡り、そこからクリミアに南下しようとしている。成功すれば、ウクライナの悲願であるクリミア半島の奪還も夢ではなくなる。攻撃対象なのになぜ行く?
プーチンは7月3日、クラスノダール州のベニアミン・コンドラチエフ知事に対し昨年併合を宣言したウクライナ東・南部4州からの迂回ルートに観光客を誘導する方法を検討するよう指示した、と国営通信タス通信が報じた。
だが、これらの地域はウクライナによる反攻の標的となっている。ウクライナ参謀本部のオレクシー・フロモフ准将は5日、ウクライナ軍が6月22日にストームシャドー・ミサイルを使って、ヘルソン州とクリミアを結ぶチョンハル海峡に架かる橋を攻撃したことを確認した。
コンドラチエフはプーチンに、「ロシアの新たな領土を車で通ることは、観光客にとって誇りの源になる」と語り、車を使う旅行者には橋を迂回してクリミアに向かう「陸路回廊」を通るよう勧めたと、ロシアの独立系ニュースメディア「アギェーンツトバ」が報じた。
この迂回路は、ドネツク州のマリウポリ市とザポリージャ州のメリトポリ市を通っている。
別のロシア人戦争ブロガーは、戦争中にもかかわらず、ロシア人がクリミア半島で休暇を過ごしたがっていることを、ロシア政府は正しく分析していなかったと述べた。
この軍事ブロガーは、交通問題を解決するために、ロシアの黒海艦隊は、クリミア半島と、最も近いロシア領のクラスノダール地方を行き来する車を運ぶフェリーを2隻提供すべきだと提案した。
ISWは4日、ロシア当局がクリミアで民間人と輸送の問題に苦慮していると述べた。「その原因の一部は、政府がロシア社会を完全な戦時体制に移行させることを拒み続けているからだ」。
2014年にロシアが併合し、ウクライナが奪還を誓っているクリミア半島は、「継続的なウクライナ軍による攻撃の標的になる場所」であるにもかかわらず、夏休みの旅行先として宣伝され続けている。
ロシアのビタリー・サベリエフ運輸相は4日、プーチンとクリミア大橋の入り口の交通量の多さについて話し合い、渋滞を緩和するためにフェリーの増便を要請したと国営通信タス通信が報じた。
プーチンは事態を「正常化」するためにフェリーを要求し、ロシア国防省が輸送手段を提供する可能性があることを示した。
2022年の夏、クリミア半島にあるロシアの軍事基地は、繰り返し攻撃を受けたが、ウクライナ側は直接的に攻撃したことを認めていない。クリミアとロシア本土を結ぶクリミア大橋はロシアによる占領の象徴でもある。