kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

何をしたんだコレは…… ── 吉田屋 営業禁止処分に “弁当が原因の食中毒”

先週後半から
連日
日本国内主要メディアが取り上げている
このネタ。
保健所から『食中毒』と断定されて、
おおよその原因が判明してきたようで。
それが
ニュースになっていましたので。
関連するニュース記事にブックマークをつけてみました。



といっても、
食中毒を引き起こした原因の食材が
弁当に使われた『米飯』の一部。
工場内で炊飯したものではなくて、
外部からの持ち込み分が痛んで腐敗したようだ。
というのが、
いまのところ最も可能性が高いとして
推測されている内容です。
問題を起こした『吉田屋』が公表した中に、
『当該食材の受入れに当たって必要とされる作業を十分に行いませんでした』
と書かれているのですけど。
具体的に、
いったいどんな作業を省いたのか。
それについては
一切公表されていません。
うーむ……
まあ、
現在調査中なので断定できない、というか。
まだ特定できない。特定に至っていない。
って段階なのかな。



私的に
ざっと想像できる範囲で推測すると。
こういう米飯の納品って、
ふつうはチルド状態なんですよねぇ。
『生』ではきません。
『生』だと移送中に雑菌が繁殖してしまうので。
それを防ぐためには、
専用の工場を持っていてライン管理できる専業でないと、
処理できません。
そして、
工場生産のために
毎日の出荷先、量が決まっているので。
今回の事例みたいに
臨時スポットで出荷してもらうのは不可能に近いですね。
1か月前とかくらいの猶予があれば増産対応できるかもしれませんけど、
あとは端数程度のごくごく少量なら問題ありませんが、
弁当工場が使うような大量を数日前に注文して対応するのは無理です。
米飯の規格とか量とか、
弁当用に合わせた食材を数日では用意できませんから。
仮に、
外部から持ち込まれた米飯がチルド出荷ではなかった場合、
考えられるのは
別の弁当工場で
余分に炊飯してもらって。
その場で簡単な防腐処理(ペーハー調整まで?)を施した後、
密封冷蔵して吉田屋まで搬送……
この場合、
チルド設備が無い工場での生産、保管、移送になるので、
急速冷蔵されず、
雑菌が繁殖するリスクがあります。
そこで
受け入れ時に、
それなりの対処をしなければなりません。
そこをどうしていたのか。
それと、
食中毒の原因と推測される米飯からは、
セレウス菌』が検出された。
とのことで、
これは
製造過程で混入した、というのは考えにくくて。
原材料の白米そのものが汚染されていた可能性が高いですね。
そうなると、
臨時対応で
米飯を増産させたために、
通常工程では使用しないような原材料を使用して
かなり無茶な製造をしたのではないか、
それが
食中毒という結果につながったと推測できますねぇ。

 

 

yoshida-ya.net

ご報告(食中毒の発生とその原因等について)

 本日、八戸市保健所より、行政処分(処分の内容は、営業の全部の禁止)の通知を受けました。併せて、危害発生の原因の究明、再発防止に必要な措置の実施に関する指示を受けました。

保健所の説明にありましたとおり、この間の調査の結果、当社が製造して本年9月16日及び同月17日に販売された商品(弁当)に黄色ブドウ球菌及びセレウス菌が含まれており、これらが原因物質となって食中毒が発生した事実が判明しました。食中毒の被害にあわれた方々、当社の商品を購入いただいた方々に、あらためてお詫び申し上げます。まことに申し訳ございません。
 当該商品を販売された店舗の関係者の皆様におかれては、商品の回収、お客様への説明や返金対応のためにご尽力いただいております。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。

 当日、当社は、連休を前に頂戴した注文に対応をするべく、一部の食材(具体的には、米飯)を県外の委託業者より仕入れ、当該食材を用いて一部の弁当を製造いたしました。その際、当社において、当該食材の受入れに当たって必要とされる作業を十分に行いませんでした。その結果、当該食材に付着していた菌が増殖するなどして製造された商品に含まれることとなったと考えております。
 なお、どのような原因ないし経路でこれらの菌が製造された商品にふくまれることとなったかについては、保健所のご指導を受けながら、引き続き調査を行って参ります。
 今回の事態に至ったのは、ひとえに当社の責任でございます。深く、深くお詫び申し上げます。当社に対する皆様のご信頼を裏切る結果となり、誠に申し訳なく、慚愧に堪えません。
 当社としては、保健所よりの指示を受けた事項にかかる業務内容の改善を図るとともに、消費者の皆様により安全な食品を提供することができるよう、設備や製造方法の改良を含めて取り組んで参る所存でございます。

 併せて、保健所の説明にありましたとおり、現時点で、食中毒と断定された方が270人おられることが判明しております。既に回復されている方もおられますが、ご入院されている方もおられるとのことです。食中毒の被害にあわれた方々には、一日も早いご快癒を祈念申し上げております。
 被害にあわれた方々に対しては、保健所からの必要な情報の提供を受けるとともに、当該商品を販売された店舗の関係者と協力して、謝罪と被害の弁償に尽力して参ります。

 なお、今回保健所より指示を受けた事項にかかる業務内容の改善、被害を受けた方への謝罪と被害の弁償のめどが立った後に、あらためて報道機関の皆様にご報告等をする機会を設ける予定でございます。もうしばらくお時間を頂戴いたしたく存じます。

 

 

 

www3.nhk.or.jp

吉田屋 営業禁止処分に “弁当が原因の食中毒” 八戸市保健所

 青森県八戸市の駅弁メーカー「吉田屋」の弁当を食べた人が、相次いで体調不良を訴えている問題で、八戸市保健所は、弁当が原因の食中毒と断定し、23日付けで「吉田屋」を営業禁止の処分にしました。
 青森県八戸市保健所によりますと、「吉田屋」が作った消費期限が9月16日と17日の弁当を食べた人が、下痢やおう吐などの体調不良を訴えています。
 この問題で、八戸市保健所は23日に記者会見し、症状を訴えた人に共通する食事が、この弁当に限られていることや、症状を訴えた人と弁当から食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌セレウス菌が検出されたことなどから、弁当が原因の食中毒と断定したことを明らかにしました。
 このため、23日付けで「吉田屋」を営業禁止処分としました。
 21日までに全国で270人が食中毒であることが判明したとしていますが、これまでに300人余りが体調不良を訴えていることから、さらに増えるものとみられるということです。
保健所は、
▼施設と設備の清掃や消毒を徹底することや
▼衛生管理の実施記録を毎日つけて保存することなどを
指示したということです。
 八戸市保健所の石井敦子副所長兼衛生課長は「今回2つの原因物質が判明したが、施設内がどういう状況で、どういった衛生管理をしていたのかわからないので、今後は原因究明のための指導を行っていきたい」と述べました。

吉田屋 会社のホームページでコメント発表 
 八戸市保健所が「吉田屋」の弁当が原因の食中毒と断定し、営業禁止処分にしたことを受けて「吉田屋」の吉田広城社長が、会社のホームページでコメントを発表しました。
それによりますと
「食中毒の被害にあわれた方、商品を購入したお客様に改めておわび申しあげます」
と謝罪したうえで
「一部の食材を県外の委託業者から仕入れて製造しましたが、食材の受け入れにあたって必要とされる作業を十分に行うことができず、その結果、食材に付着した菌が増殖するなどして商品に含まれることになったと考えています。どのような原因でこれらの菌が製造された商品に含まれたかは保健所の指導を受けて引き続き調査を行って参ります。皆様の信頼を裏切る結果になり、誠に申し訳なくざんきに堪えません」
などとコメントしています。

全国で270人が食中毒と確認 
 青森県八戸市保健所は、23日の会見で21日までに全国各地の保健所からあわせて270人が食中毒と確認されたことを明らかにしました。
 内訳は
青森県で1人▼宮城県で21人▼山形県で1人▼福島県で34人▼茨城県で5人▼栃木県で1人▼埼玉県で32人▼千葉県で7人▼東京都で23人▼神奈川県で8人
静岡県で81人▼三重県で1人▼兵庫県で5人▼島根県で9人▼岡山県で1人
広島県で1人▼山口県で5人▼香川県で1人▼福岡県で25人▼佐賀県で5人
大分県で3人と、1都20県に及んでいます。

 また、患者がこれまでに食べた弁当は、いずれも八戸市で今月15日と16日に作られた
▼「函館わっぱめし海鮮ミックス」
▼「海女のうに弁当」
▼「北海道産特選いくらの贅沢丼」
▼「こぼれイクラとろサーモンハラス焼き弁当」
▼「函館海宝煌めくイクラと大玉ほたて弁当」
▼「函館うにの箱めし」
▼「焼き鯖の赤酢ずし」
▼「たらば蟹とサーモンの北国函館寿し」
▼「極うにかにいくら弁当」
▼「三陸産煮穴子めし」
▼「函館市場寿し」
▼「穴子と三種の海鮮弁当」のあわせて12種類となっています。

 八戸市保健所は、今後も各地の保健所から報告が見込まれることから、患者数や弁当の種類が増える可能性もあるとしています。