kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

大津のいじめ事件に思うこと……また、この手の話か

今日の気になるニュースは、世間の一部をお騒がせしている、大津市のいじめを苦にして男子生徒が自殺した事件の続報です。




いじめた側にも人権…「自殺練習」真偽確認せず : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) いじめた側にも人権…「自殺練習」真偽確認せず : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)




なんというか、タイトルにも書いたとおり、もう何年も前からこの手の話ってポロポロ出てきますよね。
私は、学生時代、教育行政学を専攻してたせいもあって、どちらかというと先生方には同情的なのですけど。
思うのは、やはり今の教育制度が大きく間違っていますよ。というか、従来の教育観、というか教育界を支えている「警察権力からの独立、不介入」を
即刻やめるべきです。
こんな時代遅れの考え方に馬鹿みたいに縛られてしまっているので、
本来先生や校長、教育委員会が背負わなくてもいい責任、刑事事件の捜査、裁定まで背負うことになって、
結局背負いきれずに事件を隠蔽する、なんていう本末転倒な事案がでてくるわけです。
文部省通達でも出して、いじめを調べるとか、学校で対応させるのではなく、
刑事事件に該当する案件は積極的に警察に通報して、司法の手にゆだねて、教師や学校から切り離すことを積極的に推進するべきです。
で、刑事事件を通報しないで放置している、教師、校長、教育委員会等は重く処罰する法律でも作るべきです。
まあ、警察を介入させたら、
教師の体罰も訴追の対象になるでしょうし、
生徒の校内暴力だって、訴追の対象でしょうし、
親の不当な抗議だって、対象になってもおかしくありません。
一時的に教育現場は混乱するかもしれませんが、形が浸透すれば、それなりに双方に当たり前の権利・義務として機能すると思います。
今の時代に、どう考えても複雑な権利関係をすべて教育の現場で解決させることに無理がありすぎるんですよ。
できないことはできない、とハッキリ認めて、処理できる部署に引き渡すべきです。
そうでなければ、 
今回の(といっても、事件が起きたのはもうずいぶん前のことになるわけですけど)自殺した生徒は、
現状の教育制度を維持するために必要なコストである、とでもコメントを出して、
教育現場を変える意志がないことをはっきりと表明するべきです。
と私は思いますけどね。
現場にすべての責任をおっかぶせて、何も知りません、変えません、というのは行政の無責任、怠慢だと思います。