kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

人はいつか死ぬからなぁ……6

昨日は、治療方針について説明がある、とのことで。
父の入院している東京女子医大に家族総出で行ってきました。
15時からの予定だったのですけど。
とりあえず、まずは父と話す前に家族……母と、私と弟2人で。病院の近くの喫茶店で少し遅いランチをとってから。
父の病室へ。
そこで雑談をしながら先生を待ったのですけど。
先生の方が、なかなか予定通りに進まず、説明開始は16時30分を過ぎてから。
それからざっと1時間くらいかかったでしょうか。
内容は、これまでの検査の説明と、治療方針について。
既に収拾したデータから、父は膵臓の悪性ガン。生体検査は細胞がうまく採取できず、今ひとつ結果が不明なのですが。MRI腫瘍マーカーなどの所見から、ほぼ確定なので。
これ以上、周囲の臓器に傷をつけてがん細胞を広げる危険を冒さず、重ねての生体検査はしないとのこと。

そこで、治療方針なのですが。
手術を第一に考える――東京女子医大では、切除が可能らしいです。札幌の厚生病院では難しいと言われていたのですけどねぇ。
循環器内科の先生のため、術式等の詳しい説明はありませんでしたが。
手術後に抗がん剤による治療……まあ、結果はやってみなければ分からない。再発がなければ、問題なし。再発したら、また次を考える。
そして、手術をしない場合には、
このまま抗がん剤の治療。

要約すると、
手術をしてがん細胞を切除してから、抗がん剤で治療するか。
手術をせずに、このまま抗がん剤の治療をはじめるか、ということでした。

免疫ワクチン療法については、東京女子医大では行っていない、との説明。
それを聞いて父も含めて、家族皆驚いていましたが。札幌厚生病院で、ここ東京女子医大で受けられる、と聞いていたのでね。
先生の説明では、行っていないので他の病院で免疫治療を受けることになります。そのことについて、東京女子医大では治療を行っていないので、なんともいえません。何を言うこともありません。と……我関せずの態度でした。


担当の先生の関心は、手術をするか否か。
それかれ母が手術をした場合には、しなかった場合と何か大きな変化があるのか、余命が伸びるのか、など尋ねていましたけど。
先生はこれには答えられませんでした。
……まあ、そうですよね。切った後再発するかどうかまで、同じ患者のデータがないので医者には確信を断言できません。
出来るのは、今目の前にある患部を切除することだけで。
そこから先は、切除して見ないと分からないのですよねぇ。
ただ、ガンがあるのは膵臓の中部から尾部なので。切除しても現状と替わらない。
膵臓からインシュリンが生産されることが見込めるので、身体の外からインシュリンを注射する必要がなくなる――可能性はある。とのことでした。

そこまで話を聞いていた、父は手術をする決断をしました。
……できるものなら、切ってみたかったのでしょうねぇ。

ということで、その場で正式に手術を申し込んで。あとは外科の予定待ち、となりました。
今日から、手術に向け全身を精査する検査が始まります。
説明してくれた内科の先生の見立てでは、手術ははやくて今月末、だいたい来月頭から中頃くらい、1ヶ月先ではないか。とのこと。
うーん、まだ少し先の話だ。
なので、必要な検査がおわったら、いったん退院もあるし。手術が近づいてきたら再入院で、詳細な術式の説明は、そのあと外科で手術を担当する先生からあるらしいです。
本当に先が長い話だなぁ。
まだまだ気が重い日々が続きますねぇ。