kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

日本にとっては命がけのチキンレース――「中国と融和すべきでない」 ケビン・メア元米国務省日本部長

なかなか大変なことになってきました。
日本国内の護憲派は、中国に譲歩して尖閣を共同管理にしたらどうだ、とか言い出しそうですけど。
もはや、事はそんな段階を過ぎ去ってしまっています。

【中国防空識別圏】「中国と融和すべきでない」 ケビン・メア元米国務省日本部長 - MSN産経ニュース 【中国防空識別圏】「中国と融和すべきでない」 ケビン・メア元米国務省日本部長 - MSN産経ニュース

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2013.11.28 21:19
【ワシントン=青木伸行】中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定した狙いや日米両国の対応のあり方について、ケビン・メア元米国務省日本部長に聞いた。
防空識別圏の設定は挑発的であり、傲慢だ。人民解放軍から出た考えだろう。中国は東・南シナ海の覇権を狙っている。日本を攻撃するつもりはないだろうが、日本を威嚇できれば東シナ海の覇権という目標を達成できると思っている。
だからこそ米国も日本も絶対に中国と融和すべきでない。日本ははっきりと、中国の脅威に対処する覚悟があると示す必要がある。
米政府では直ちにケリー国務長官ヘーゲル国防長官らが一斉に非難し、B52爆撃機防空識別圏を飛行した。尖閣諸島沖縄県石垣市)の上空もだ。中国は恐らく、そうした米政府の対応を予想しておらず、誤算だったに違いない。これは臆測だが中国は、最近オバマ政権は弱くなったからあまり反発しないだろう、と思っていたかもしれない。
オバマ政権が素早く反応したことは良かった。日米共同で中国に対処する覚悟があると、示したことになるからだ。米政府は、尖閣諸島日米安全保障条約第5条の適用対象であり、日本の施政下にある尖閣諸島の現状を、中国が一方的に変更しようとすれば反対するということを、はっきりさせている。これは中国が誤解しないようにだ。
しかし、残念ながら中国は米国と日本、日米安保体制を試している。どのくらいまで日米を押せるか、ということをだ。だから防空識別圏も設定した。
日米が一緒に対処するのは当たり前のことで、米国も寄与し防衛する。そうしなければ、米国は信頼を失い、日本との同盟ばかりでなく、米国のすべての同盟関係が駄目になる。

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最近のニュースを見ていると、なんか小難しい方向に話が流れていますけど。
私が思うに中国の狙いは簡単で、日本の航空自衛隊、それもスクランブル発進した戦闘機に、最初の銃弾を撃たせたい、そのための挑発というか、
下準備の防空識別圏の設定でしょう。
今回の中国の行動は、これまで海上で中国の護衛艦というか、昔風に言えば駆逐艦が日本の警備艇にレーダー照射して挑発してきた延長で、
艦船に散々挑発しても、日本側が発砲してこないので、今度はもっと簡単に発砲してきそうな存在に思える戦闘機に狙いを変えてきた、ってことでしょう。
ニュースでは民間航空機が狙われそうなことを報道してますけど、これはまるっきりに的外れですよね。
そんなことをしたら、中国が国際社会から非難を浴びて、それこそテロ国家認定されて、禁輸と資産凍結の対象になりかねませんから。
それよりも、紛争の主体を日本にするために、
もっともてっとりばやく、過ちが起こりそうな、戦闘機に狙いを変えてきた、ってことですよね。
スクランブル発進する戦闘機なら、引鉄を引くのは一人か多くても二人、それこそ最悪関係者一族を人質にとって事態を強行させることもできるでしょう。
そうでなくても、戦闘機でロックオンされたまま攻撃するなっていうのは、「撃墜されて死ね」ってことに等しいですから。
尖閣上空でのスクランブル発進では、「死んできてくれ」の覚悟で出撃してもらうことになります。
そうなると、護憲派とかが国内で中国側に譲歩して事態の収拾をはかるとか、バカな事を言い出しそうですし。
――なぜこれがバカな意見かといえば、一度譲歩してしまうと、
尖閣で譲歩して、沖縄について同じ事をされたら、もはや譲歩するしか日本側には外交的選択肢がなくなってしまいますので。
いったん譲歩した以上、中国の論理を認めた以上、それを引っ繰り返すのは、ますます難しくなりますからねぇ。
とまあ、日本の自衛隊はこれからますます苦しい立場に追い込まれることになりますね。
私としては過ちが起きそうな戦闘機でのスクランブルは極力避けて、
今話題のオスプレイとかで、出来る限り対処するようにして、「不慮の一発」が日本側から生まれないように、極力配慮するべきではないか、と思います。
先の大戦で、日本軍はそれでしっぱいしてますからね。
同じ轍を踏まないように細心の注意を払って欲しいです。
中国軍は、まちがいなく二匹目の鰌をねらっていますからね。勝利体験というのは、なかなか書き換えることができないものですからね。