「奇跡」が連発される状況、っていうのは。
それだけ現場が追い詰められている過酷さを物語っているわけで。
手放しで喜びにくいのです。
【ネパール大地震】相次ぐ「奇跡」 がれきの中から女性も救出、１５歳少年に続き 死者は５８００人超 - 産経ニュース
2015.5.1 00:43更新
大地震から６日、崩れた建物から仏・イスラエル・ノルウェーの合同救助隊に救出された２４歳の女性＝３０日、カトマンズ（ロイター）
【カトマンズ＝岩田智雄】強い地震に襲われたネパールの首都カトマンズで３０日、ビルのがれきから１５歳の少年が地震発生後約１２０時間ぶりに同国救助部隊に救出された。生存率が著しく下がる７２時間が大幅に過ぎた中、現場では「奇跡だ」との声が上がった。英ＢＢＣによると、カトマンズではこの日、２０代の女性もがれきの中から救出された。ネパール政府によると、エベレストの犠牲者１９人を除き、国内の死者は５８２５人にのぼった。日本からは活動中の国際緊急援助隊のチームに加え、自衛隊の医療援助隊の先遣隊約２０人が４月２９日夜に到着した。
３０日正午前に救出された少年は、ペンバ・タマンさん。グンガブ地区の７階建てビルの２階部分に閉じ込められていた。早朝に生存を確認。米救助隊も駆けつけて約５時間後に救い出され、イスラエル軍の医療施設に運ばれた。
タマンさんはビルに入居していたホテルの従業員で、産経新聞の取材に「昼食時に地震が起き、小さな空間を確保し、ギー（バターオイル）２本で飢えをしのいだ」と話した。健康状態は「驚くほど良好だ」（医師）という。
初日の報道では、「津波」も「火災」もニュースでは触れていなかったので。
それほどでもないのかなぁ……と思ったりもしましたけど。
「倒潰」主体の被害で、５０００人を越える死者となると。
どうも、全然想像が追いついていませんでした。
かなり深刻どころか。
街が壊滅状態、ということですね。
となると、
被害の見積もりとしては、
被災地の生活人口がどのくらいで、その内の何割が死亡、という。
概算式でさっくり計算した方が、正確な数字が出てくる状況なのかもしれません。
被害者の数をカウントしていく方式だと、
そもそも、当地にその人がいたことの証明からはじめなければならないので。
滞在が証明できない人はカウントされてないまま。
遺体が発見されないと、そのままにされてしまいますからね。
今のところ、死亡者と数は日本で報道されているのですけども。
行方不明者ってどのくらいなんでしょうかね。
現地では、概算の数字が出ている、とは思うのですけど。
これは、
現地の片付けが終わるときには、とんでもない数になりそうで。
日本は、どれだけ援助が出来るのかなぁ。
