とりあえずいくつか気になっていることをつらつらと。
まず、
北朝鮮への新たな制裁決議が可決されました。
貿易、人的移動に大きな制限を掛ける内容になっています、
なんでも『今までで一番厳しい制裁』だとか。
これに対して、北朝鮮がまたもミサイルをぶっ放してくるのではないか、
というのが私の予想なのですけども。
今のところ、そういう兆候はないみたいです。
んで、
日本国内に目を向けると、
昨日は広島に原爆が投下された日なのですけども。
今日のワイドショーは、まったくと言っていいほど取り上げられていません。
見出しにすら出てきませんよ。
台風が九州から四国へと通過して大雨をもたらしているのを取り上げるのは、
まあ、いいとして。
内閣改造で新たに大臣に任命された、
江崎沖縄北方担当相のなんたら失言を大きく取り上げています。
いやぁ、そんな細かいことより、
広島の平和式典が昨日行われていたんだから、
それについて、
核の脅威に対する日本の取り組みをもっと啓蒙するとか。
毎年の行事で、
『唯一の被爆国「日本」』と毎回煽っているんだから、
とりあげるのが礼儀だし、道理でしょ。
こんな扱い見せられたら、
『使い捨てかよ』としか思えないですよ。
今回は、
人目を引く参列者もいませんし、
ネタとして商売的にまったく面白みがないから、
取り上げない気持ちは分かるんですけども。
まあねぇ、
良くも悪くも、それだけ日本人が『原爆投下』の歴史事実について無関心になった、
ってことなんでしょうけど。
こう書くと、
肯定派とか否定派とか、すぐにレッテルを貼られてしまうので、
あまり書きたくないのですが。
歴史の事実をどのように解釈するのか、
人それぞれで、
どれが正しい、とか。
間違っている、とか。
立場で見方が変わって当然、だと思うのが、私的な理解ですので。
ＮＨＫは、
いつも通り、と言ったら悪いですけど。
毎回のお約束みたいに、取り上げてましたけどもね。
私的には、この単に中継するだけで余計なコメントをいっさい挟まない、
ＮＨＫのヤリ方は好きですけどもね。
いったい何のために、誰のために、７０年も式典を続けているのか、
そこは、
それこそ素人のヨタ話程度のコメントしか出せない
テレビのコメンテーター達が、
もっと好き勝手に喋って、
いろんな意見をぶつけてしかるべきだと思うのですけども。
原爆投下から７２年 広島市で平和記念式典 | NHKニュース 
8月6日 18時36分
人類史上初めて核兵器の惨禍を経験した広島は、６日原爆が投下されてから７２年になりました。午後からは、時折雨が降りましたが、広島市の平和公園にある原爆慰霊碑の前は、鎮魂の祈りをささげる人の姿が途切れず、広島では犠牲者を追悼するとともに核兵器の無い世界の実現を改めて国内外に訴える一日が続いています。
広島市の平和公園で、午前８時から行われた式典には、８０か国の代表を含むおよそ５万人が参列しました。式典では、この１年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された人５５３０人の名前が書き加えられた、３０万８７２５人の原爆死没者名簿が原爆慰霊碑に納められました。そして原爆が投下された午前８時１５分に、参列者全員で黙とうをささげました。
ことしは、歴史上初めて核兵器を法的に禁止する条約が国連で非核保有国が中心となって採択されたことを受け、広島市の松井一実市長は、「平和宣言」の中で、「各国政府は、核兵器の無い世界に向けた取り組みを、さらに前進させなければならない」と訴えました。そのうえで核保有国や核の傘の下にある日本などが条約に反対の立場を示していることから、日本政府に対し、「核保有国と非保有国の橋渡しに、本気で取り組んでほしい」と要請しました。
また安倍総理大臣は、条約には言及せず、「核兵器国と非核兵器国、双方に働きかけを行うことを通じて国際社会を主導していく」と述べました。
６日の広島市は、日中の最高気温が、ことし最も高い３７度まで上がり、７２年前と同じように暑い一日となりました。午後からは時折雨が降りましたが、平和公園にある原爆慰霊碑の前には、被爆者や遺族、それに外国人などが長い列を作り、静かに手を合わせて祈りをささげています。
爆心地から２キロの場所で被爆し、母親の行方が今もわからないままだという広島市西区の８１歳の女性は、「あの日は、いたるところに遺体が横たわっていて、言葉では言い表せないほどひどい状況でした。戦争の無意味さを多くの人に知ってもらい、これからは戦争が無くなって平和になってほしいと思います」と話していました。また原爆で家族を亡くした広島市西区の７３歳の男性は、「亡くなった祖母や母のことを思い出して、非常につらい気持ちになります。それでも『広島原爆の日』には、毎年ここを訪れて安らかに眠ってほしいと祈っています。人の命を簡単に奪ってしまう原爆は、絶対に許せません」と話していました。原爆投下から７２年となった広島では、犠牲者を追悼するとともに核兵器の無い世界の実現を改めて国内外に訴える一日が続いています。
