最近、つくづくそう感じる場面が多くなりました。
なんというかね、
何でもかんでも『政局』の視点からしか見ることができない、というか。
国内で言えば、
『モリカケ』問題が典型的な例ですけど。
この問題、いまだに現在進行形ですけども……
文書改ざん問題の報道が綺麗までにすっぱり消えました。
財務省の調査結果の追求とか、
誰が何のタメにやったのか、調査結果の中間報告とか、
そういう情報がメディアから一切出なくなりましたよね。
で、
大きく取り上げているのが、役人個人のセクハラ発言とか。
いや、そんなの、
さっさと司法に引き渡せばそれで終わりの、個人的な騒ぎじゃないですか。
なんで、
そんなものトップニュース扱いにするのかな。
文書改ざん問題の方が、
よほど国家の根幹に関わる一大事で、
国民生活に直結するニュースなんですけど。
そちらは、
どうなってしまったのですかね。
かと思えば、
ワイドショーは、
自民党の次の総裁選の下馬評をコメンテーターと、あれこれ騒いで、
それらしいこと言ってるし。
ほんと、お前ら『僕の考えた政局』が大好きだな。
もう、そういう脳内妄想の話はいらないから。
で、
日本のニュースだけで飽き足らず、
海外のニュースを扱う視点も、そんな視点からでしか切り取れなくなってきてますし。
この事件だって、
色々切り口はあるはずなんですよ。
前回のミサイル攻撃から、およそ一年後でなぜ今なのか?
とか、
今回はアメリカ単独では無くて、イギリス、フランスと共同での攻撃だったのはなぜか?
とか、
日本のメディアからその辺の疑問に答える情報が出てきません。
アメリカとロシアの対立と、
トランプ大統領の選挙日程、これで全部説明している現状です。
どうしようこれ……
ヤバすぎでしょ。
[パリ 15日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は15日、米英仏3カ国によるシリア攻撃より前に、トランプ米大統領に対し、シリアへの軍駐留の長期継続と、シリアへの合同攻撃を化学兵器施設に限定することを説得していたと明らかにした。
米英仏3カ国は14日、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとして関連施設を標的にミサイル105発で攻撃した。
マクロン大統領は仏メディアのインタビューで、「10日前、トランプ大統領は米軍はシリアから撤退すべきだと語っていた。われわれは長期の駐留が必要だと大統領を説得した」と述べた。
また、シリアへの攻撃を特定の対象に限定することはトランプ大統領の当初の計画にはなかったとし、「攻撃を化学兵器(関連施設)に限定する必要があるとトランプ大統領を説得した」と明らかにした。