かなり地味で目立たない内容のニュース、なのですけど。
私的に、
気になったのでブックマークを貼りました。
・
・
・
中央日報日本語版に掲載されていた物ですが、
韓国経済新聞からの転載記事になります。
それで、
その内容は、というと。
世界的に有名なクレジットカード『ダイナースクラブ』が、
韓国事業から撤退する見通し、を報じたものです。
具体的には、
今月末に
『ダイナースクラブ』が韓国で提携契約を結んでいる、
『現代カード』との契約が終了する、のだとか。
そして、
その後の
『ダイナースクラブ』が韓国内で他の提携先を探す様子もないので。
韓国からの撤退、だと見られている
のだとか。
・
・
・
これ、
一見すると普通の人には『なにそれ?』的な内容で。
いったいどこに見所があるのか、
さっぱり意味不明なのですが。
この『ダイナースクラブ』というクレジットカードは。
知る人ぞ知る『プラチナカード』として有名な、
クレジットカード会社なのです。
今時、
年会費が有料で、
非常に高い水準の信用保証が求められて、
一説では、
クラブ入会申請時の信用調査に『持ち家』必須、だとか。
昨今、
インターネットから簡単に入会申し込みが出来てしまう、
このご時世の中、
ちょっと耳を疑うような話ですけども。
『世界初のクレジットカード会社』という触れ込みで、
富裕層相手に商売している企業ですから。
『金を持ってない人間は相手にしないぞ。
目標は、持っている事がステイタスになるカード』
として、
有名な企業、クレジットカード会社として逸話がゴロゴロしてますからね。
・
・
・
もちろん、
日本でも活動しています。
日本では三井住友系の信販会社と提携して、
日本版の『ダイナースクラブ』カードを発行しています。
さらに、
今年には、
別の信販会社『マスターカード』と提携したサービス、
『ダイナースクラブ コンパニオンカード』という
別商品を新たに出したばかり。
そんな感じで、
日本では順調に事業を継続拡大しているのに対して。
韓国では、
事業を清算して。
撤退する見通し、
なのだとか。
それって、
どういう事なのか……って。
そりゃあ、ねぇ。
世界を股に掛けて精力的に商売している『金貸し』が
韓国内の店をたたんで引き揚げる、訳ですから。
つまり、
韓国の未来は、
そういう事ですよねぇ。
世界初のクレジットカードでありプレミアムカードで知られるダイナースクラブが35年ぶりに韓国事業をたたむ。
12日のクレジットカード業界によると、現代カードは米ダイナースクラブインターナショナルと結んだ提携契約を今年末で終了すると最近会員向けに公示した。既に発行されたカードの有効期間が満了する2024年には韓国でダイナースクラブカードを見つけるのは難しくなる見通しだ。
1984年に支社を設立して韓国に進出したダイナースカードは、1993年に旧大宇グループに編入され、2001年に現代自動車グループに買収されて現代カードの母体となった。現代カードはダイナースクラブと提携関係に転換し、ダイナースマイレージ、ダイナースMポイントなどのカードで命脈を受け継いできた。
クレジットカード業界ではカード会社間の競争が激化して提携効果が減り、加入者が減り損失幅が拡大したことが事業を中断する原因だと分析した。業界関係者は「ダイナースクラブが韓国の他のカード会社と提携を結んで事業を続ける可能性は希薄だ」と説明した。