先に取り上げた、
誘拐された大阪の女の子が栃木県で保護された事件。
その続報がでてきたので。
記事にブックマークを貼りました。
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容疑者の氏名が公開されましたね。
テレビでは、
さっそく近所の声や、容疑者の学友に取材をするなど。
容疑者周辺の人たちの印象をかき集めて、
都合良く
『それなり』に作り上げた『人物像』を垂れ流しています。
でもさ、
人間って、
TPOによって『別』の顔を持っているからねぇ。
一面的な情報は、
むしろ本質を遠ざける物なんですよねぇ。
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ところで気になるのが、
誘拐された少女とは別に。
同居していた、という少女の存在。
ですが。
こちらは、
茨城県で行方不明になっていた女子中学生であることが確定しました。
その記事が出ていたので。
ブックマークを貼ったのですが。
なんか、
ちょっと
この少女の件について雲行きが……
『自分の意志で男のもとに身を隠していた』
とか。
それは、
口裏合わせで、
男からそういう風に証言するように
頼まれている可能性もあるのですけども。
ただ、
大阪で誘拐された少女が
簡単に警察の元へ逃げ込んだ事を考慮すると。
荷物は取り上げられても、
『拘束』のような扱いはなかったみたいですから。
こちらの、
新たに出来た少女の証言内容を
頭ごなしに否定することは出来ないんですよねぇ。
となると。
何か複雑な事情持ちですか……?
それとも、
あれか?
家出希望少女で、
男が場所貸ししていた、とか?
大阪市住吉区の小学6年の女児(12)が誘拐された事件で、未成年者誘拐容疑で逮捕された栃木県小山市の職業不詳、伊藤仁士容疑者(35)の自宅にいた少女(15)は茨城県の女子中学生で、6月に行方不明届が出ていたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。伊藤容疑者は同日午前、大阪への移送のため大阪府警の捜査員とともに栃木県警小山署を車で出発。その後、JR小山駅から東北新幹線に乗車した。
この日、小山署には数十人の報道陣が集結。雨が降りしきる中、午前8時15分ごろ、伊藤容疑者を乗せた乗用車が小山署を出発した。車の後部座席中央に乗った伊藤容疑者は、腰を折り、頭をかがめていた。
府警は今後、女児を誘拐した経緯や動機について捜査を本格化させる。
大阪市住吉区の小学6年の女児(12)を誘拐したとして、未成年者誘拐容疑で栃木県小山市の自称派遣社員、伊藤仁士(ひとし)容疑者(35)が逮捕された事件で、女児と一緒に伊藤容疑者宅で保護された茨城県出身の女子中学生(15)の父親が24日、茨城県警を通じてコメントを出した。
父親は「娘が無事に帰ってきて安心いたしました。今からは家族での時間を大切にしてまいりたいので、今後はそっとしていただけるようお願いいたします」との心境を文面で吐露した。
茨城県警によると、女子中学生の行方不明届は今年6月に出され、捜査員が本人の部屋を調べた結果、複数の電話番号などのメモが見つかった。その中に伊藤容疑者の携帯電話番号も含まれていた。
このため、同県警は7月に伊藤容疑者から任意で事情を聴くとともに、本人の立ち会いのもとで小山市の自宅を調べたが、女子中学生を見つけることはできなかったという。
女子中学生に外傷などはなく24日、茨城県内の両親のもとへ戻った。女子中学生は「無理やり監禁されたというより、自分の意思で身を隠していた」という趣旨の話をしており、同県警は今後、さらに本人から詳しく事情を聴くなどして慎重に捜査を進める方針。