kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

比較的真面目な話 ―― 新型コロナ早期診断が難しい理由…初期感染者を分析した論文公開=韓国

なんでも、
最近
ここまでの
韓国における新型コロナ肺炎の
感染状況をもとにした臨床データを纏めた
医学論文が出されたそうで、
その内容を簡単にまとめて、
報じている記事を
韓国メディアが掲載していたので。
ブックマークを付けてみました。



韓国当局の見立てとしては、
現状、
こんな具合、
というところでしょうか。
『ステルスウィルス』『パンデミックに特化したウィルス』という
評価なのだとか。
なかなか言い得て妙ですねぇ。

 

 

japanese.joins.com

 

韓国国内の新型コロナウイルス感染症の初期患者のうち約1割は「無症状」であることが確認された。ほかの患者も発熱はそれほど多くなく、せきのような呼吸器の症状が目立たない場合もある。静かに訪れる新型コロナウイルスは早期発見と防疫が難しい「ステルスウイルス」ということだ。
高麗大九老(クロ)病院感染内科のソン・ジュンヨン-チョン・ヒジン-キム・ウジュ教授チームは10日、新型コロナ国内初期感染者28人を分析した論文を公開した。今回の研究結果は7日に世界的な医学学術誌『ニュー・イングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)』に掲載された。韓国人研究チームのコロナ関連論文がNEJMに掲載されたのは今回が初めて。
高麗大九老病院研究チームによると、患者28人のうち3人(10.7%)は無症状感染だった。感染した患者本人も症状を感じにくいほど症状がなかったという。患者28人の全般的な症状を調べると、多くの呼吸器疾患とは違ってさまざまな様相が表れた。1月20日に最初の感染者が発生した後、国内で知られた代表的な新型コロナの症状は発熱、せき、のどの痛みなどだった。しかし28人のうち20人にこうした症状が表れた。
これら患者の具体的な症状も典型的なものではなかった。感染初期に発熱があった患者は20人のうち8人(40%)にすぎなかった。残りは熱がなかったということだ。せきやのどの痛みなど呼吸器症状がない患者もいた。一部は軽いせきの症状だけが表れた半面、激しいのどの痛みを訴える患者もいた。症状とその強度がそれぞれ異なることを見せている。
このため研究チームは新型コロナの早期診断と防疫が難しいとみている。ソン・ジュンヨン教授は「今回の研究で新型コロナがほかの呼吸器感染病と症状が似ていて、臨床的に鑑別が難しいことを確認した」とし「症状の発現時点自体があいまいで、一線の病院での早期診断が難しいという特徴があることを確認した」と述べた。
感染の事実を確認しにくい無症状患者が多いというのは危険な要素だ。チョン・ヒジン教授は「新型コロナウイルスは無症状の状態でも他人を伝染させる可能性がある」とし「典型的でない初期の臨床の特徴が防疫を難しくする代表的な原因」と話した。
保健当局も無症状患者による感染の危険性を認知している。当初、感染者発生時に症状発現日の前日の接触者まで疫学調査を行っていたが、今月初めから適用中の新しい指針では2日前までに範囲を拡大している。指針を変更したのは、患者が症状発現前の2日間に無症状(無自覚)状態で本人も気づかないうちに周辺にウイルスを伝播する可能性があるからだ。
防疫当局は一日の感染者数が減少した最近も警戒を緩めていない。「静かな伝播」の可能性があるからだ。鄭銀敬(チョン・ウンギョン)中央防疫対策本部長(疾病管理本部長)は10日の会見で「新型コロナウイルスが難しいのは、患者が感じるのも難しいほど軽微な初期症状や無症状の時期の伝染力が相当高いため」とし「新たな発生者数が減っても防疫当局が安心できないと話す理由は『静かな伝播』のため」と指摘した。鄭本部長は「無症状、軽い症状の感染者が地域社会内に増えれば、ある瞬間に大爆発といわれる大規模な流行を起こす爆発力があると判断する」と述べた。
このため新型コロナの伝播力などに関する追加の分析と注意が必要だという声が多い。金宇柱(キム・ウジュ)教授は「新型コロナウイルスは無症状や軽い症状でも隠密に他人を伝染させる『ステルスウイルス』と見ることができる」とし「無症状状態でどの程度の伝播力があるかは追加の研究が必要であり、新型コロナだけの特性に注意して(防疫)警戒を緩めてはいけない」と強調した。オム・ジュンシク嘉泉大学吉(キル)病院感染内科教授も「新型コロナの特性を見ると、パンデミック(大流行)に特化したウイルスのようだ」と評価した。