kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これマジで大丈夫なのか ―― 金融庁、東証に立ち入り検査へ:システム障害「自動バックアップ機能5年間オフ」

今月1日に、
いきなり終日取引不能なシステムダウンを引き起こして。
日本経済を瀕死に追い込むところだった、
東京証券取引所』が。
事故の原因を検証した結果を公表した、と言っていいのかな、これは。
東証側は、
システム更新時に、
システムを納品していた富士通が、
システムの変更点を
マニュアルに記載し忘れて。
そのため、
マニュアル通りの操作でバックアップシステムへ切り替えが作動できなかった、
という。
マニュアルの不備が原因、だったのだとか。
これ、富士通側の謝罪の弁なのですけど。


って。
それ、
わざわざ責任の所在を曖昧にするために、
話を盛って作ってませんか?
いや、
マジで言葉通りだとしたら。
今まで、
非常時の緊急時の訓練とか。
そういうことはしていなかったのか。
自動で切り替わるから。

マニュアルに記載されているので。
鵜呑みにして。
調べなかった、試したことなかった、とか?
普通、
正しく稼働するのかどうか、
1年に1度か。2年に1度とか。3年に1度とか。

割合で、
システムが生きているかどうか。
システム屋と
現場担当が連れだって
メンテナンスとかオーバ―ホールとか。
それと一緒に、
場合によっては、
それだけ別に時間を割いて。
稼働チェックと手順の確認するでしょ。
その時点で、
マニュアル道理の手順で
システム動きません、
って気づくよね。
してないのか?



あーでも、どうなんだろう?
私は、
社会インフラとしての発電所とかと同じ感覚で、
東証のシステムを見ているので。
発電所が定期的にやっている
機器点検とか、
防災訓練とか、
そういう
非常時の手順を体で覚え込ませる訓練を
当然やっているのだろう。
と、
そういう認識でいたのですけど。
当然、
訓練用のシステムプログラムだって、
ちゃんと用意されていて。
ダミーの仮想空間上でシステムを動かしつつ、
適切な操作に対して
正しい反応が返ってくることを
きちんと検証できるようになっていて。
ライフライン系のシステムは、
普通、
そうなっていて当然ですが。
でも
東証とその関係者は、
そういう『ライフライン』を背負っている、というような、
責任感は一切持っていなくて。
ただ、
システムが止まったら大変だなぁ。
くらいの感覚で
ダラダラ動かしていた。とか。
実態は
そうなのかな。
まあ、
電気やガス、水道と
株屋は違うし。
取引が2~3日止まって、
金詰まりになっても。問題なし。
というか、
そもそもライフライン的な責任を期待しているのが、
お門違いだ。
と。
そんな認識ですかね。

 

 

 

 

 

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東証金融庁が立ち入り検査へ マニュアル不備で障害

 金融庁は19日、1日にシステム障害を起こした東京証券取引所に立ち入り検査する方針を固めた。内部管理体制や再発防止策の実効性を検証し、近く業務改善命令を出す方針だ。東証は同日、原因と再発防止策を発表。故障機器の設定やマニュアルに不備があったと分析し、証券会社などと検討会を設け、来年3月末をめどに障害時の取引再開ルールを固める。
 16日に報告書を受け取った金融庁が報告書の検証作業をしてきた。今回のトラブルは、国際金融センターの誘致を進める菅政権にとっても冷や水になりかねない。市場の信頼性が揺らぎかねない事態を重くみている。東証や証券会社関係者に今後聞き取りなどを進め、再発防止や原因究明を進める。
 東証の故障問題をめぐっては、売買システム「アローヘッド」を開発した富士通も19日、故障機器の仕様とマニュアルの記載が食い違っていたと発表、謝罪した。故障機器は製造委託品だが自社ブランド製品だとして「出荷品質の責任は当社にある」と説明。マニュアルには、故障時はバックアップシステムに自動で切り替わると記載していたが、実際は替わらない設定だったことに気づかなかった。この点を「マニュアルが変更されなかったことによる」と認め、「当社の試験・確認が不十分であった」とした。
 東証の横山隆介常務執行役員らは19日夕、報告書の内容を会見で説明。故障機器は本来なら30秒以内に別の機器へ自動で切り替わる設定のはずだったが、納入時から設定を誤っていた。納入前に富士通側が仕様を確認していたが、テストが行われず、東証も納入時に十分確認していなかった。マニュアルにも新しい設定に関する記載がなかったという。
 アローヘッドは2010年に稼働し、15、19年に更新して現在3代目。15年の更新時に設定を変える必要があったが、東証は過去の運用実績から従来通りの設定としていた。当該機器の障害がこれまでなかったために設定ミスをつかめず、15年以降は今回と同様な事態がいつでも起きる可能性があった。