kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

ちょっと物騒な話 ―― 鬼滅ファンに人気の聖地、炭治郎の出身地・雲取山は「初心者だと遭難の危険」

なにやら、
鬼滅の刃』ネタが記事になっていたので。
ブックマークを付けてみました。
が……
これは、
今までのネタとは違い、
ちょっと物騒は内容になっています。



なんというか、
『山登り』というより
『登山』の経験があると、
『まあ、そうだよね』と。
すぐに理解出来る話、なんですけどね。
この場合の『登山』というのは、
ピッケルとかカラナビハーネスとか使って、
足場を確保したりする、
本格的なものではなくて。
整備された登山道を歩いて山に上る、
くらいの内容です。
ハイキング感覚で行けるので。
一時期ブームになった事もありましたね。
ただ、
春から夏にかけての次期は、
ハイキング感覚でもなんとかなるのですけど。
秋から冬の山に入る場合は、
ハイキング感覚だと、
かなりヤバイ……というか。
命の危険があります。
今回の記事に出てくる山の場合、
2000メートル級ですから。
なおさらです。
ハイキング感覚で山に入って、
遭難するパターンが多く見られる山ですよ。



登りは
けっこうスイスイ行くんですよね。
日が昇っていて。
日照があるので、
気温も比較的高くて。
動きやすいので。
ところが、
午後になって、
日が陰り出すと
状況が一転します。
とたんに
足下が見えづらくなって。
思うように進めない。
踏み間違えたら、即転落事故に直結する場合もあります。
さらに、
日陰になったとたんに
急激に気温が下がって。
体に支障が出るような状況に急変します。
これは
昼間でも、
天候が急変した場合、同様に、気温が急降下することがあります。
雨が降ったり、
風が吹き始めたら、
ヤバイですね。
氷点下、までは行きませんけど。
冷蔵庫なみの温度になるのは
ザラにあります。
ハイキング並みの軽装では。
寒くて、
最悪、
低体温症からの
軽度の凍傷(しもやけが悪化した状態)になることもあります。
それで、
ますます動きが鈍くなって。
結局、
予定通りに進まなくて。
山を下りることが出来ず、
遭難してしまう、
という。



これ、
2000メートル級の、
夏には
ハイキングコースとして人気になっている山々で
よくある事故なんですよねぇ。
とくに、
都心に近くて日帰り出来るような、
一見そんな風に見える山で、
たびたび見られる事故です。

 

 

 

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鬼滅ファンに人気の聖地、炭治郎の出身地・雲取山は「初心者だと遭難の危険」

 神奈川県相模原市と東京都八王子市にまたがる景信山かげのぶやま(727メートル)に今年、若者が登る姿が目についた。漫画「鬼滅きめつの刃やいば」の人気キャラクター時透無一郎ときとうむいちろうの出身地と設定され、ファンに“聖地”と見なされたからだ。県とその周辺で“聖地巡り”するファンもいるというが、初心者には難しい高い山もあり、「よもやよもや」の事態を危惧する声も出ている。(高梨しのぶ)
 大正時代の日本を舞台に、家族を鬼に殺された少年、竈門炭治郎かまどたんじろうが、鬼にされた妹の禰豆子ねずこを人間に戻すため、剣士らの組織「鬼殺隊きさつたい」に入って鬼を退治する物語。無一郎は14歳の天才剣士で、隊で最高の実力を持つ剣士・柱の一人「霞柱かすみばしら」。「霞の呼吸」を使って戦いに臨む。
 12月上旬、八王子市の景信山登山口から山道を約1時間半かけて登り、頂上へ。山頂標識そばで、東京都新宿区の自営業大村拓己さん(36)が友人と隊士のポーズを決めて写真を撮っていた。
 晴天なら横浜ランドマークタワーまで見渡せるが、この日はあいにくの霧。だが、登山慣れしている大村さんは逆に、「無一郎君が育った山を想像させて興奮する。霧の中でカラスの鳴き声も聞こえ、(作中で隊士に伝令を伝える役割のカラス)『鎹鴉かすがいがらす』に会えたみたい」と喜んだ。
 同作品は、2016年に「週刊少年ジャンプ」で連載開始。人気上昇とともに、ファンが、公式ファンブックで設定された場所のほか、作中のシーンに似ている場所をゆかりの地として扱い始めた。景信山もそうだ。
 山頂で茶店を経営する青木茂さん(60)は「遠方の人も来て、鬼滅人気はすごい。映画公開後はさらに2割ほど増えた」。関連グッズを置くと次々と売れたという。
 “聖地”は県周辺にも。隊士の嘴平伊之助はしびらいのすけが育った設定の大岳山(1266メートル、東京都檜原村)の登山口は、景信山登山口から車で1時間強の距離だ。そこから車で15分ほどの日の出山(902メートル、東京都日の出町)は、「岩柱」の悲鳴嶼行冥ひめじまぎょうめいが暮らしたとされる。
 注目度が高いのが、都、埼玉、山梨県にまたがる雲取山(2017メートル)だ。炭治郎や禰豆子の出身地とされる。作品の冒頭のシーンの舞台と見なされて人気だが、この山は、初心者が準備なしに登れば遭難の可能性もあるという。
 景信山を管轄する相模原市観光協会の担当者も「軽装の初心者っぽい人もいる。せっかくの機会なので、しっかり事前準備して安全に楽しんで」と話した。