ミャンマーで発生した
軍事クーデター。
すでに
発生から1ヶ月以上が経過して。
現地では、
いまだに
クーデターを起こした軍部が
国民を支配している状況。
そして、
それを認めない国民だデモを繰り返し。
軍部の手足となって動く
治安部隊との間で
激しい衝突が起きています。
その結果、
多数の犠牲者が出ている現状を
このほど
国連がまとめて報告書を提出したそうで。
そのことを報じていた
ニュース記事がありましたので。
ブックマークを付けてみました。
・
・
・
クーデター後から
3月11日の時点で、
軍事クーデター政権が
デモ制圧の目的で派遣した
治安部隊によって、
デモの参加者など70人以上が殺害されて。
2000人以上が
軍事政権側に拘束された、とか。
とんでもない数字が
報告されています。
・
・
・
治安部隊による
デモ参加者の殺害は
これまでも
現地メディアなどが報じていましたけど。
その中でも、
今回国連によって報告された数字は
もっとも大きなモノです。
しかも、
11日以前の集計ですから。
その後も
ミャンマー国内の各地で
デモは続いていますので。
今では
ヘタをすると
100人を超えているかも知れません(涙
・
・
・
この厳しい現状に対して、
日本政府と国際社会は
外から
どのように立ち向かうのか……
というのが、
これまで
日本国内メディアが報じていた
主張でした。
でも、
これだけ事態が大きくなってくると、
日本人だって、
いつまでも
蚊帳の外には居られないのではないかなぁ。
長引けば、
『対岸の火事』も
だんだんと燃え広がって。
『対岸』ではなくなりますよねぇ……
香港の件もそうですけど。
この先、
ミャンマーの軍事クーデターが
アジア全体に及ぼす影響が
無視できなくなってくる、と思います。
日本の国内メディアには、
そういう緊張感を持って、
この件について、
丁寧に追いかけて欲しいのですけどねぇ。
そういうのが
公器としてのメディア、ジャーナリズムの使命だと思うのですが。
期待出来ないかなぁ……
ミャンマー、クーデター後に「70人以上殺害」と国連報告者
【ロンドン=板東和正】ミャンマーの人権状況を調査する国連のアンドリュース特別報告者は11日の国連人権理事会(ジュネーブ)で、ミャンマーでのクーデター以降、抗議デモ弾圧などで「治安部隊が、少なくとも70人を殺害した」と明らかにした。
ロイター通信によると、アンドリュース氏は、殺害されたうちの半数以上が25歳以下の若者だと報告。2千人以上が拘束されていることも明かした。治安部隊がデモ参加者や医療関係者らを殴っている映像などの証拠があるとし、「表現の自由といった基本的な権利がミャンマーでは認められていない」と非難した。
また、アンドリュース氏は、ミャンマー国軍と関係が近い中国やロシアを念頭に「制裁は一致団結して行わなければ、真の効果を発揮できない」と述べ、各国が協調して対応することが必要との認識を示した。米国などがミャンマーに対して独自制裁を発動しているが、中露は内政に干渉しない方針を堅持している。
この日の人権理会合では、ミャンマー外務省の高官がビデオ演説を実施。昨年の総選挙で不正があったとの国軍の主張が受け入れられなかったため、非常事態宣言に至ったとの国軍の立場を強調した。クーデター前から駐ジュネーブ政府代表部大使を務めていたミン・トゥ氏は会場に姿を見せなかった。