kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

やっぱりなぁ…… ―― 園児を乗せ損ね、事件前から続発のずさんな運営

昨日、
この与太書きブログで取り上げた、
静岡の園児放置死亡事件。
事件を起こした幼稚園が
普段から杜撰な運営を行っていた実態を
報じているニュース記事が配信されていましたので。
それに
ブックマークを付けてみました。



でまあ、
記事を読むと
「やっぱりなぁ」と思うわけですね。
この手の
怠慢型事故というか、
本来行うべき手順を省いたために発生した事故って、
ある日
突然たまたま起きる、
偶然の確率は極めて低く。
多くは、
事故が起きて当然という環境、
今回の場合なら
杜撰な運営体制の下で
細かなミス、不具合、事故が発生しているのにも
関わらず。
それらが全て無視され続けた結果、
取り返しの付かない、大事故クライシスに至る、
という。
産業界では
『ヒヤリ・ハット』
ハインリヒの法則』などとして
よく知られている状況ですよ。
それが、
今回は
幼稚園で起きてしまった、という。
専門家から見れば
起きるべくして起きた、とした言い様がない
事故です。



けれども、
これを防ぐとなると……
これが大問題なんですよねぇ。
手段としては、
小さなミス、事故が起きた時点で
報告を挙げて。
原因を追及、
運営体制を
その都度、改善更新。刷新。
適切な手順をマニュアル化して。不良品は排除していく。
という
ごくごく当たり前の手法しかないのですけど。
それでは、
その管理をいったい誰が行うのか、
という。
至極当然の大問題が出てきます。
今回の事件においてもそうなのですが、
事業主体の運営者は、
ミスをミスとも思わず、
事故を事故とも考えずに、
杜撰な体制をそのままにして。
その結果、
取り返しの付かない大事故を誘因する元凶です。
なので、
これに管理を任せるのは無理で、
管理する存在を
事業運営者とは
別枠で用意しなければなりません。
さて、
そうなると、
一体誰が管理者に就くのか。
その費用はどこから出すのか。
そんな問題が出てきます。
国民が頼る先は、
行政しかないのですが……
行政って、
身近なところでは市役所とかですが、
全くと言っていいほど動いてくれないんですよねぇ。
大事件、大事故が起きてから
ようやく腰をあげる。
そんな具合です。
小さな事故が起きている段階で
苦情として通報を入れたとしても。
その程度では
まずもって対応してくれません。
法律という後ろ盾がなければ動けない、
という体質ですし。
法律があったとしても
敷居が高い、というか。
個別の業者一つ一つに対応指導するのに、
必要な
手続きが煩雑を極めて時間がかかったり。

それで
すったもんだしている間に
大事故が起きてしまって。
時間を無駄にしただけという結果が残る。

今回の問題に限らず、


もう少し小回りがきくようにならないかなぁ……

 

 

 

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園児を乗せ損ね、事件前から続発のずさんな運営…休み連絡しても何度も家の前でバス停車

 静岡県牧之原市認定こども園「川崎幼稚園」に通う河本千奈ちゃん(3)が通園バスの車内に取り残されて死亡した事件で、同園では事件前から、バスが登園予定の園児を乗せ損ねるなどのミスが相次いでいた。ずさんな運営が続いていた可能性もあるとみて、県は9日、認定こども園法に基づく特別監査を実施し、実態を詳しく調べる。
 園では保護者から専用アプリで連絡を受けて、欠席する児童の情報を把握する仕組みを取り入れている。しかし、園側の説明では、登園予定の園児を「欠席」と勘違いしてバスに乗せないケースや、保護者などによる帰りの迎えが来るのにバスに乗せてしまうケースなどが繰り返されていた。
 杉本智子副園長(58)は7日の記者会見で、「休みだと思い、乗せるはずの子を乗せないことが度々あった」と認めている。一方で、息子が通園する女性(34)は「休みを連絡しても、迎えのバスが家の前に止まっていることが何度もあった」と話す。
 常葉大教育学部の木宮敬信教授(安全教育学)は「アプリ利用は補助的なものとし、最終的に人が実際に顔を見て確認することが必要だ」と指摘している。
 千奈ちゃんの死因は、熱中症のうち症状が重篤な熱射病だった。バスの乗降口付近に、千奈ちゃんが自ら脱いだとみられる服があったことも関係者への取材でわかった。持っていた水筒も空になっており、県警は脱水症状で動けなくなったとみて、業務上過失致死容疑で調べている。