韓国メディアが
またも
新型コロナ関連のニュース記事を配信していたので。
とりあえず、
ブックマークを付けてみました。
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内容は、
私的な印象でザックリまとめると。
現在の
新型コロナの感染拡大状況は。
従来の全数検査時の数に直すと、
1日あたりの新規感染者報告数が10万人程度で。
脅威的な状況になっている。
安全安心とは言えない。
それなりの対策が必要だ。
とはいえ、
いったん緩めた行動規制を、
たとえばマスク着用義務を
いまさら復活させるのは難しいだろう。
では、
どうしたらいいのか。
と、
おおよそこんな内容になっています。
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これ、
韓国に限らず
日本でも同じリスクがあるので。
日本でも
いま新型コロナの感染拡大が急速に進んでいますし。
それに対して、
日本政府、厚生労働省からの
特別な対策などは発表されていませんし。
なので、
日本よりも先行して
韓国政府、防疫当局がどういう風に状況を判断して、
決断を下すのか。
私的に
大変興味を持っていて。
毎日
その手の情報を漁っているのですが。
いっこうに出てきません。
韓国政府、防疫当局に
まったく動きが無いんですよねぇ……
毎週
定時の感染状況報告を出すだけで。
それ以外の動きはなし。
一日の新規感染者数8万人、コロナ恐怖はまだ終わっていない=韓国
0人に7人。地下鉄の車両1両の乗客のうちマスクを着用している人の数だ。25日午後の退勤時間、ソウル3号線の旧把撥(クパバル)駅を通過する時だった。公共交通利用時のマスク義務着用解除(3月20日)から4カ月が経過した。今はマスクを着用しなくてもよい。
しかし今月19日、新型コロナ新規感染者数は4万7029人まで増えた。1月11日の5万4315人以来の最多で、1月17日(4万169人)以来6カ月ぶりの4万人超だ。最近はコロナ新規感染者が速いペースで増えている。
さらにインフルエンザ流行注意報は10カ月と、真夏にまで長期化している。過去最長だ。疾病管理庁は「異例にも夏の流行が続いている」と伝えた。
コロナエンデミックとインフルエンザ流行注意報が共存している。一部の専門家は「ツインデミック(twin-demic)」と呼ぶ。複数の感染病流行であるため「マルチデミック(multi-demic)」ともいう。さらに他の感染病もある。最近はコレラ・はしか・マラリアなどの海外流入が急激に増えている。「マルチデミック」が懸念されている理由だ。中央SUNDAYが猛暑の中で広がる「マルチデミック」を診断した。◆自然免疫・ワクチン免疫すべて低下
「実際、最近はウイルスPCR検査(総合酵素連鎖反応検査)をすると、バクテリア2種、ウイルス2種以上が検出される人が多い」。
梨大木洞病院のチョン・ウンミ呼吸器内科教授と電話をしたのは26日午後、バスの中だった。バスの中では15人のうち2人だけがマスクを着用していた。5月中旬まで「病院・医院・薬局以外の室内空間でもマスクを着用している」という回答者は58%(韓国リサーチ、1000人対象)だった。バスの中という特定状況であり、調査当時は春、現在は夏という差もあり一般化するのは難しいが、13%(15人中2人)と58%の差はあまりにも大きい。「夏は生物学的特性上ウイルスも活動が弱まるが、むしろ物理的環境はウイルス流布の最適期」とし「ノーマスクと室内でのエアコンの風が現在コロナとインフルエンザのウイルスが活発になる大きな理由」とチョン教授は分析した。チョン教授は「勧告」として「密閉空間と公共交通、特に地下鉄ではマスクを着用してほしい」とし「それが最善で最高の防御になる」と話した。
「すでに自然免疫力、ワクチン免疫力が消えている。直前の流行が2-3月だったが、3、4カ月経過すれば免疫が落ちるという研究結果のように現在は感染者が増えている。行事や旅行も大幅に増えている」。
嘉泉大学吉病院のオム・ジュンシク感染内科教授も「マスク着用」を強調しながら「地域社会での防疫は上半期にすべて消えたためウイルスとしては有利になった状況」と説明した。
疾病管理庁が明らかにした7月第3週(16-22日)コロナの感染再生産指数は1.19。6月の第4週の1.03から1.12→1.16→1.19と4週連続で増加した。6月第4週の感染再生産指数1.03とは、当時コロナに感染した人が平均1.03人に感染させるということだ。感染再生産指数「1」以上は感染病流行拡大局面を意味する。 「感染再生産指数をみると、5万人、6万人の新規感染者数は時間の問題だ。コロナの再流行と見なければいけない」(金宇柱高麗大九老病院感染内科教授)。「再流行とも言えるし、エンデミック状況での一時的増加とも見ることができる。今後6週間、長ければ12週間続く可能性がある」(オム・ジュンシク教授)。
コロナ再流行の判断に微妙な発言の差があるが、金宇柱(キム・ウジュ)教授とオム・ジュンシク教授の共通点は「増加傾向は確実で、少なくとも秋までは続く」ということだ。「現在の感染者数は実際の半分にもならない」という判断も共有している。先週の一日平均新規感染者数は3万6261人だが、実際の感染者数は一日平均7万人、8万人を超えているこということだ。公式的な一日の平均感染者数は1週間前の2万6705人に比べ35.8%増えた。あるコンビニエンスストアでは18-24日に新型コロナ検査キットの売上が1週間に34.8%増えたと明らかにしたが、感染者の増加率と似た数値だ。
金宇柱教授は隠れた感染者が多い理由について「選別診療所が大幅に減って検査自体が難しくなっているうえ、6月からは隔離義務もないため検査を受けようとしない」と分析した。上半期には「経済活動ができなくなるため」という生計的な問題で隠れた感染者が多かったとすれば、現在は政策的、構造的な問題もあるという評価だ。ある感染者は「頭とのどが痛かったが、耳鼻科で検査費用が2万2000ウォン(約2400円)と言われて検査を受けるのをためらった」と話した。会社員キム・ジョンウォンさん(24)は「昨日、コロナに感染したという同僚が堂々と出勤するのをみて驚いた」と話した。事業場ごとに差はあるが、コロナがエンデミックとなってからは感染時の休業手当を出さない職場が増えている。
6月に防疫当局は7日間の隔離義務を5日間の隔離勧告に、医院・薬局マスク着用義務を勧告に緩和した。毎日発表していた感染者関連統計も週単位に変更した。このため平日の感染者数が最も多くなる水曜日(26日)にすでに5万人を超えた可能性があるという専門家の主張も出ている。
疾病管理庁はこの日、コロナの感染病等級を2級から4級に調整する内容の告示改正案を行政予告したと明らかにした。8月からはコロナとインフルエンザが同じ等級に分離されるということだ。大型病院でのマスク着用義務も消える見通しだ。全数調査でなく標本調査で感染者集計をすることになり、全体感染者数の発表も中断している。コロナへの対応が不十分という声も出ている。
「すでに国民の警戒心が大きく落ちた状況で全面的に緩和するのは問題がある。コロナ変異株XBBには従来のワクチンがそれほど有効でない。当局では致命率が0.03%(7月第1週基準)なので安心してもよいというが、60-80代の高齢者の致命率は1%に近い」。金宇柱教授は「高危険群が多い大型病院と療養型病院ではマスク着用を維持しなければならない」と付け加えた。チョン・ウンミ教授は「同じ4級になるといっても、インフルエンザは治療剤への接近が比較的容易な半面、コロナは人ごとに差が大きい」と指摘した。◆高齢者の致命率1%に迫る
「他の呼吸器感染病は呼吸器を中心に影響を与えるが、インフルエンザはコロナのように全身に影響を与える。後遺症も大きい」。チョン教授は話を続けた。「過去3年間、国民がコロナに対して強い警戒心を抱き、インフルエンザ感染が『あまりにも少なかったため』むしろ今は免疫力が落ちていて、接触が多い8月の休暇シーズン、ウイルスの活動が旺盛になる秋と冬まで流行が続き、来年上半期に落ちつくだろう」とチョン教授は予想した。オム教授も「この2、3年間(インフルエンザに)あまりにも感染しなかった」と指摘した。
インフルエンザに感染したというイム・ヒョンスさん(63)は「先月病院で検査を受けてコロナ再感染と思っていたが、インフルエンザ感染という話を聞いた」とし「1年間にコロナにインフルエンザ、まさにマルチ感染だ」と苦笑した。
昨年9月に発令された流行注意報は2カ月後には1年となる。オム教授は「医師生活20余年間でこれほど長いインフルエンザ流行注意報は初めて」と語った。9-15日に全国196カ所の標本監視医療機関を訪れた外来患者のうちインフルエンザの症状を見せた疑似症患者数は1000人あたり16.9人と、1週間前(16.3人)に比べて増えた。流行注意報発令基準4.9人の3倍を超えている。
また疾病管理庁は25日、海外から流入する感染病が増えていると注意を促した。今月15日基準で7種の感染病の海外流入事例は145人であり、前年同期(27人)の約5倍にのぼる。中でもデング熱患者が76人で最も多かった。
「それでも勧告水準のマスク着用をまた義務化するなど防疫指針を戻すのは難しいのではないだろうか」。教授らの言葉だ。13人に1人。27日午後、京畿道高陽市の大型マートのエレベーターでマスクを着用していた人の数だ。