今回は、
この与太書きブログでも取り上げた地震ニュースの
その後について。
ニュースになっていたので、
関連するニュース記事にブックマークをつけてみました。
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で、
今回ニュースになっている地震は、
今月2日に発生した、フィリンピン付近を震源とする大地震。
ということで、
2日の午後11時30分すぎ、というか
体感的には
3日午前零時前に
フィリピン島沖の太平洋海底のどこかで発生した
地震ですね。
日本のメディアがニュースとして取り上げたのは、
だいたい
3日午前零時を過ぎた後になります。
それで
この地震の影響で
気象庁から
津波警報、注意報が発令されて、
午前4時頃に、
日本の各地に順次津波が到達、
その後
3日の午前9時には
一通り解除されました。
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そして、
今回ニュースになっているのは、
津波警報、注意報が解除された後の話でして。
解除から1時間以上経過した
3日午前10時21分に、
愛知県の田原市海岸で潮位が20cmの上昇を記録。
時遅れての津波の到達が確認されたのでした。
というわけで、
警報、注意報の扱いについて
気象庁が
改めて説明を出しました。
『津波注意報を解除したあとでも
潮位の変化が継続することを十分に認識したうえで、
海岸付近での釣りや海中での作業をしてほしい』
とまあ、
なんの面白味のない内容なニュースです。
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津波注意報とか警報も、つまるところ予報の一種。
未来予想ですから。
天気予報と同じで
外れることもあるし、細部がズレることもあって当然。
『既定』事実ではありません。
見ている方もそれは分かっているのですが、
それでも
政府、自治体発表の情報という前置きがあると。
どうしても、
『確定』情報と見てしまう向きが強くて。
外れたら
批判する声がある中で
こういう現実をきちんとフォローして
記録として残して
周知に努めてくれるのは、
とてもありがたいですね。
こういう政府の対応が
気象以外の方面にも拡がってくれないかなぁ……
フィリピンの大地震 注意報解除後に愛知で20センチの津波観測
今月上旬、日本の太平洋沿岸各地に津波が到達したフィリピン付近を震源とする大地震で、注意報を解除したあとに愛知県で20センチの津波が観測されていたことが気象庁の解析で分かりました。
気象庁は解除したあとも一時的に注意報の基準に達することがあるとしています。
気象庁によりますと、今月2日、フィリピンのミンダナオ島付近を震源とするマグニチュード7.5の大きな地震が発生し、伊豆諸島の八丈島 八重根では3日午前4時半ごろに最も高い40センチの津波を観測したほか、太平洋沿岸の各地で数センチから20センチ程度の津波を観測しました。
地震から9時間余り後に津波注意報はすべて解除されましたが、気象庁が潮位のデータを詳しく解析したところ、愛知県田原市では注意報が解除されたおよそ1時間半後の午前10時21分に、20センチの津波を観測していたことが分かりました。
これについて気象庁は、20センチの潮位は長く続く状況ではなかったとしたうえで、津波注意報が解除されたあとも潮位が高まった状態がすぐに解消されないこともあるため、場合によっては一時的に注意報の基準に達することもあるとしています。
気象庁の下山利浩地震情報企画官は「津波注意報を解除したあとでも潮位の変化が継続することを十分に認識したうえで、海岸付近での釣りや海中での作業をしてほしい」と話しています。