kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

『特定』ねぇ…… ── 甲府放火殺人「特定少年」に死刑判決

なんというか、
死刑判決が出る裁判は、
マスコミの注目度が違いますねぇ……



とくに
今回の場合、
事件の内容からし
成人男性なら死刑判決は免れないだろう、
と言われていたのですが。
被告は、
事件当時19歳という、
改正された
新しい法律では成人年齢に達しているのだけど。
刑事法=改正少年法では、
『特定少年』という、
成年(成人)なんだけど少年だという特殊な身分になるので。
その点でも注目されていました。



しかし、
なんというか、
なんでこんなややこしい法律のたてつけにするかなぁ。
ある種の
移行期間として猶予措置が必要だろう。
みたいな考え方は判るのですけどねぇ。
それまで使っていた、
成人年齢は20歳』とする民法は明治時代に制定された法律が
元になっているので。
そこから100年近く、
成人=20歳からという社会慣習が
根付いていたものを。
新しい法律一つで18歳に変えてしまえば、
いろいろな局面において問題が出てくるのは当然で。
だから、
移行措置を設けて対応します、って考えは理解できますけど。
これ、
暫定期間は明確に宣言しておかないと。
このまま固定化して。
ダブルスタンダード
とか
『トリプルスタンダード』
とかとか、
『特例』を次々に作っていたら。
複雑になって
面倒くさいだけだと
私などは考えるのですけどねぇ。
いつかは、
5年後とか10年後とか、
そのくらいには、
18歳で成人として
刑法も一本化するのかなぁ。
それなら、
猶予期間を10年と定めて。
10年後に見直す。
とか明記するべきだと思うけど。
そうなっていましたっけ……
あと、
刑法が18歳成人で一本化したら
そのときは、
公営ギャンブルも18歳からオーケーになるのか?



酒とかタバコは、
『健康年齢』みたいな考え方で。
20歳から、って
まあ、
無理やり納得してますけど。

 

 

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甲府放火殺人、当時19歳の「特定少年」に死刑判決

 甲府市の住宅で2021年10月、夫婦を刺殺し、家を全焼させたとして、殺人罪などに問われた同市の無職遠藤裕喜被告(21)の裁判員裁判の判決で、甲府地裁は18日、求刑通り死刑を言い渡した。遠藤被告は当時19歳だったが、三上潤裁判長は「強固な殺意に基づく 執拗しつよう かつ残虐な犯行。年齢は死刑を回避すべき決定的事情とは言えない」と述べた。
 判決によると、遠藤被告は21年10月12日午前3時半頃、甲府市の会社員男性(当時55歳)方に侵入し、男性と妻(当時50歳)をナタやナイフで殺害。当時14歳の次女も殺害しようとナタでけがを負わせ、ライター用オイルを使って放火し、家を全焼させた。判決は動機について、夫婦の長女に交際を断られたことをきっかけに、犯行に及んだと認定した。
 22年4月施行の改正少年法は18、19歳の「特定少年」が重大事件で起訴された場合、実名報道を可能とした。この事件は、検察側が起訴時に特定少年の氏名を公表した初のケースで、特定少年への死刑判決も初めて。