kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

あっさり流されたなぁ…… ── 日経株価史上最高値に迫る、日本の名目GDP ドイツに抜かれ世界4位に後退

先週、
日本経済に関するニュースがいくつか流れましたけど。
その中で
私的に気になったものに
ブックマークを付けてみました。



日本経済を象徴する経済指標の一つ、
日経平均株価がバブル期の史上最高値に迫る値を付けた。
というのニュースが出たのが
先週金曜日の16日。
その前日の木曜日15日には、
日本政府から
去年1年間の日本の名目GDPがドル換算でドイツに抜かれて世界4位に後退したことが報じられていて。
一見する
日本経済に関する好ニュースと悪ニュースが
一緒になって出てきたように見えて
困惑する内容になっていますけど。
これ、
私的には同じ結果を示している物に見えました。



それが何かというと、
日本経済は日本銀行が異次元の金融緩和に踏み切った
2013年から、
すでに10年が経過して。
海外=欧米ではすでに金融引き締めに転換してインフレを抑えにかかっていますが。
日本は、
10年間もの金融緩和を続けて、
ようやくインフレが始まったばかり。
すでに
海外=欧米との政策金利で大きな開きができていて。
それでも、
日本の金融政策は当面現状を維持、
この先も、
緩やかに……ということは、
これまでの日本が行ってきた金融政策と照らし合わせると、
海外=欧米の感覚からしたらダラダラと何が変わったのかわからないようなペースで
金利操作を行うのだろう、と予想出来て。
そうなれば
海外との金利差は開く一方で。
だらだらとインフレが続いていく……
前に景気が腰折れして、
物価は上がるけど景気は後退していく、
という
巷でいう
『悪い』インフレ=スタグフレーションになるのでしょうね。
というか
すでに、
私の見た印象では
スタフグレーションに入りつつありますね。
だから、
国の景況が後退して不景気になっても。
インフレは止まらず
どんどん進んで株価はどんどん上がっていく、
という。
そういう状況ですよ今は。



ただ、
この件に関しては、
私なりに
いろいろと情報を漁ってみたのですが。
いまのところ
突っ込んだ解説を出している
メディアとか専門家はいなくて。
まあ、
昨日の今日で出た株価が明日になった風向きが変わっていた、なんてのは
よくある話ですし。
来週の相場の動きを見てみないと、
突っ込んで深堀できず、
今は様子見中。って具合かな。

 

 

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株価一時700円以上値上がり 史上最高値に迫る その背景は?

 16日の東京株式市場は、日経平均株価は一時、700円以上値上がりして、取り引き時間中としてはおよそ34年ぶりに3万8800円台をつけました。
1989年12月につけた史上最高値に迫る展開となり、終値でもおよそ34年ぶりの高値水準を更新しました。

取り引き開始直後から買い注文が
 16日の東京市場では、アメリカの株高基調を背景に、取り引き開始直後から半導体関連の銘柄などに買い注文が集まりました。
 日経平均株価は、一時、700円以上、値上がりして、およそ34年ぶりに3万8800円台をつけ、バブルの絶頂期の1989年12月につけた取り引き時間中の史上最高値、3万8957円にあと100円弱まで迫る展開となりました。
 ただ、その後は、当面の利益を確定しようという売り注文も出て、上昇幅を縮小しました。
 16日の終値は15日の終値より329円30銭、高い3万8487円24銭で、終値としても1990年1月以来およそ34年ぶりの高値水準となりました。
 東証株価指数、トピックスは32.88、上がって、2624.73。1日の出来高は22億417万株でした。
 市場関係者は「アメリカの株高に加え、国内の企業業績への期待感などから、東京市場でも株価が押し上げられ、日経平均株価は今週だけでも1500円以上、値上がりした。ただ、このところの急ピッチの上昇に相場の過熱感を警戒する見方もあり、週明け以降に史上最高値を更新するか、引き続き市場の関心が集まっている」と話しています。

 

 

 

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日本の去年1年間の名目GDP ドイツに抜かれ世界4位に後退

 日本の去年1年間の名目のGDP国内総生産は、ドル換算でドイツに抜かれて世界4位になりました。
 長年にわたる低成長やデフレに加えて、外国為替相場で円安が進みドルに換算した際の規模が目減りしたことも影響しました。

名目GDP 4兆2106億ドル(去年1年間) 
 内閣府によりますと、日本の去年1年間の名目GDPは、平均為替レートでドルに換算すると4兆2106億ドルでした。
 一方、ドイツの去年1年間のGDPは、4兆4561億ドルと日本を上回りました。
 日本の経済規模は、1968年にGNP=国民総生産で当時の西ドイツを上回って、アメリカに次いで世界2位となりました。
 その後、2010年にGDPで中国に抜かれ、世界3位が続いていましたが、去年、人口がほぼ3分の2のドイツに逆転され、4位となりました。
 日本では1990年代にバブル経済が崩壊して以降、長年にわたって低成長やデフレが続き、個人消費や企業の投資が抑えられてきました。
 また、円安ドル高の影響で、日本のGDPをドルに換算すると目減りすることや日本に比べて物価上昇率が高いドイツは名目のGDPの伸びがより高くなることも影響しました。