kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

NHKとテレ朝と――なぜこんなことを感じたのか…

今日は珍しく休みをとれたので。
一日、家で部屋の片付けをしてました。
それで夜は、久しぶりにニュースなんかを見てたのですけど。
NHKは、22時からの番組で、原発の事故で埼玉県に避難した福島県双葉町の人たちの軌跡をまとめたドキュメンタリーを放映してました。
それと対抗したわけじゃないと思いますが。テレ朝は22時からのニュースステーションの中で、陸前高田の人たちの商店街再建などを追いかけたドキュメンタリー的な
ものを放映していました。
こんな書き方をすると失礼かもしれませんが…でも、内容を見比べると明らかに差があるので。素直な感想を書きます。
NHKのドキュメンタリーの方は容赦がないというか、エグい、というか。救いがない内容でした。
双葉町から埼玉県に逃げてきた人たちの未来が見えない生活をそのまま垂れ流している、とでもいうべきか。絶望を美化せず映像にしてました。
避難してきた男性が、冗談めかして「ネクタイで首を吊れる」とかいう場面は話題が暗すぎて、画面越しに見ていても、どんよりした気持ちになりました。
比べて、テレ朝の陸前高田の方は明るかったですね。
取材を受けている人たちの生の声が伝わってこないというか。
映像が流れている大部分は、女性のナレーションがベラベラと説明をして、何が起きているのかわかるようにストーリーを流して、
お涙ちょうだい的な場面に、カットイン的に陸前高田の人たちの生の声が入る、という構成でした。
たぶん、取材を受けていた人たちは、現状を伝えようと真剣に話してくれたのだと思いますけど。番組の中で流されていたのは、
ドラマチックにショーアップされたVTRでしたね。
見ていて、テレ朝の人気番組「ビフォーアフター」でも見ている気分になってきましたよ。
ナレーションの入れ方とか間の取り方が、まったく同じなんですもの。
いやぁ…テレ朝っていつの間にかニュース番組作れなくなっちゃってたんですねぇ。