kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

日本人はアメリカに対して無関心すぎるのではないか──日本の「感謝広告」が台湾の教科書に、掲載されるのを知り思う事

今日の気になる記事。
ちょっと前のニュースですが……


【東日本大震災2年】日本の「感謝広告」が台湾の教科書に - MSN産経ニュース 【東日本大震災2年】日本の「感謝広告」が台湾の教科書に - MSN産経ニュース


東日本大震災に際して、台湾が多額の援助(寄付とか)をしてくれた事に対して。
日本政府の台湾に対する扱いが、当時の民主党政権が台湾に対して無視にも近い態度をとったことに対して、
腹を立てた日本国民の有志が、仲間を募って台湾の新聞に感謝広告を掲載した一連の出来事が、台湾の教科書に掲載されることを報じている記事です。
先日行われた、WBCの日本−台湾戦でも、「台湾に対して感謝の意を示そう」という呼びかけがネットでありました。
それはそれで、よいことだと思うのですけど……
翻って、大量の人員と機材を投入してくれた、アメリカ軍の「トモダチ作戦」に対しては、ちょっと扱いがおざなりすぎるのではないのかなぁ。と思います。
日本に対する援助と貢献では、間違いなく一番のはずなのに。
あの震災から二年たったいま、アメリカのケリー国務長官からコメントが寄せられています。

<米国務長官>復興と再建で確固たる進歩…大震災2年で声明 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース <米国務長官>復興と再建で確固たる進歩…大震災2年で声明 (毎日新聞) - Yahoo!ニュース

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<米国務長官>復興と再建で確固たる進歩…大震災2年で声明
毎日新聞 3月9日(土)10時46分配信

 【ワシントン白戸圭一】ケリー米国務長官は8日、東日本大震災の発生から11日で2年を迎えるのを前に声明を発表し、「過去2年間、日本は復興と再建の努力において確固たる進歩を遂げた。米国がその過程で役割を果たしてきたことをうれしく思う」と震災復興における日米協力の意義を強調した。

 ケリー長官は「悲劇に打ち勝とうと働く日本国民の威厳と対応力に、世界が驚嘆したことを思い出す」と震災後の日本国民の対応を称賛した。その上で、震災後の米軍の救援活動「トモダチ作戦」が日米同盟の強固な姿を世界に示したとの考えを示し、「我々の思いと祈りは、愛する人を亡くした遺族とともにある」と震災の犠牲者に哀悼の意を表した。

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社交儀礼的なものとはいえ、2年経ってもまめにコメントくれるアメリカの配慮に対して。
日本政府は何を返しているのか?
単に返信を書くだけなのでしょうか?
たとえば、台湾政府が今回のことを教科書に掲載したように。
日本も、東日本大震災に際してのアメリカの厚情、「トモダチ作戦」でのアメリカ軍の献身を、教科書に大きく載せて(コラム扱いとか)、感謝の意を後々まで伝え彼らの奮闘を讃える、くらいのことはしてもよいのではないか、と思うのですけどね。
まぁ、政府からそういうことを書いてくれ、と通達を出すのはおかしな話になってしまいますけど。
コネを使って、それとなく根回しくらいはできると思うのですけど。
そういう発想はないのかなぁ……
「親米! 同盟強化!」言いながら、本音ではアメリカに対し冷淡なのではないか、と思ったりしました。