こういう事件があると、本当にそう思うのですよね。
中国・新疆で５５人に公開判決 ７千人の前で死刑など言い渡す - MSN産経ニュース
2014.5.28 00:14
中国新疆ウイグル自治区イリカザフ自治州の裁判所は２７日、同自治州伊寧市の競技場で「公開判決・逮捕大会」を開催し、殺人や国家分裂、テロ組織参加などの罪で５５人に死刑などを言い渡した。また６５人を逮捕するなどした。新華社（電子版）などが伝えた。
各民族の代表ら約７千人が参加。「見せしめ」は習近平国家主席による強圧的なテロ封じ込めの指示を受けた措置とみられる。
州共産党の治安部門の幹部は、大会開催について「テロ犯罪の取り締まりを断固として進める決意を表明するためだ」と述べた。
新華社の記事には、黄色のジャケットを着せられた被告とみられる人々がトラックの荷台に並ばされ、兵士らに頭を押さえ付けられている写真が掲載された。（共同）
==========================================================================================================
きっかけは、この事件というか爆弾テロなのですけど。
新疆ウルムチでまた爆発、朝の公園、中国中央テレビは「死傷者」情報 - MSN産経ニュース
2014.5.22 11:48
【上海＝河崎真澄】中国中央テレビ（ＣＣＴＶ）によると、同国新疆ウイグル自治区の区都、ウルムチの公園で２２日午前７時５０分（日本時間同８時５０分）ごろ爆発があった。同テレビは死傷者が出たと伝えている。
詳しい状況は明らかになっていない。テロの可能性がある一方、車が衝突して爆発したとの目撃情報もある。同テレビの映像によると、公園内の樹木などが燃えている。
中国版のツイッター「微博（ウェイボ）」に投稿された情報によると、爆発はウルムチ中心部の公園の朝市で発生した。十数回の爆発音とともに周囲には煙が立ち込め、通報を受けた警察官や救急車が駆け付け、騒然となったという。
ウルムチでは４月末、ウルムチ鉄道駅前で３人が死亡し、約８０人が負傷する爆発事件が発生している。中国当局は新疆ウイグル地区の独立を主張するテロ組織が関与したと断定、各地で厳戒態勢を敷いている。
==========================================================================================================
もう毎月のように、中国発テロ関連のニュースが流れて。当たり前のようになっている世の中で。
どんな事情なのか。中国当局は情報操作に躍起になって。事実はほとんど外に出てこないので。日本人の私には知るよしもありません。
そんな中で、いま目の前に起きている事だけ見ていると。
どう見ても。『軍事独裁政権』の末期的症状にしか見えないのですよね。
『ナチスドイツ』しかり。
『ポル・ポト』しかり。
『チャウシェスク』しかり。
『フセイン』しかり……
それでも、
中国人は、消極的にしろ、積極的にしろ。そんな共産党政権の『正義』を信奉して、『軍事独裁政権』にしか見えない政権を支持しているわけで。
戦争を放棄し、武力による他国への侵略をやめた、現代日本人の私には。
現代を生きる『侵略国家・中国』という国家とそこに住む国民について、
情報を集めて彼らの事情を理解することはできても、
彼らと価値観を共有することはできないでしょうし。『侵略国家』である彼らの『正義』に共感することはどうあっても無理です。
たぶん、太平洋戦争に負ける前の、
大日本帝国に生きていた日本人なら、できるのでしょうけど。
今さら過去に戻ることもできませんし。戻って戦争をしたい、とも思いません。
『平和国家・日本』に生きる我々としては、
中国の存在が、日本にとって利益を生むのか、不利益になるのか。
どのようにして付き合ったら、日本に利益を誘導することができるのか。
その点に絞って行動し、
中国の価値観とは極力距離をとって、彼らの価値観に同意も反対もせず、
日本の独立を保つようにするべき、というか。それしかできないのではないか、と思います。
