さて、
ここ数日、
毎日追いかけている
韓国における新型肺炎の感染状況ですが……
昨日の分は、
韓国政府機関公式発表を見る限り。
新規確認された感染者の数が、
前々日よりも
さらに減りました。
新規感染者数が
500人を切って……
感染拡大ペースが、
ここ3日ほどで急激に鈍化しています。
・
・
・
これは、
いよいよもって
ウィルス検査により感染者捕捉と、
隔離対策が効をそうして。
状況を管理下に置いて
一時的に安定させるのに成功した……
と見なしていいのかなぁ。
数字の動きを見れば、
そのような評価が出来るのですけども。
でも、
感染者が5000人越えですからねぇ。
しかも、
検査残が相当数残っているようですし。
『安全』と見なすには、
ほど遠い状況です。
これまでの臨床データに当てはめれば、
2割ほどが重症者、になる計算ですから。
肺炎を発症して
呼吸困難になる入院患者が1000人ほど。
今の状況だと、
そのくらいが入院患者のピーク数に
なるのでしょうか……
処理しきれるのかなぁ。
・
・
・
これ、
酸素吸入器が不足したりして、
必要な人に行き渡らないと、
死亡者数が
跳ね上がりそうだけど。
・
・
・
私は、
今回の新型肺炎騒動で、
武漢でのみ致死率が跳ね上がったのは。
『酸素吸入器』『人工呼吸器』
これらが武漢現地で不足して、
必要な患者に行き渡らなかったせいではないかなぁ。
と。
最近はそのように見なしています。
当初問題視された
武漢現地の病院不足って、
具体的には
その部分を指しているのではないかなぁ。
呼吸困難を手当出来なかったら、
即死亡に直結しますから。
日本政府や専門家会議が危惧している
『医療体制の崩壊』も、
これを指している、と思うのですよねぇ。
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は3日、この日午前0時から午後4時までに新たに374人の感染が確認されたと発表した。韓国での感染者数は計5186人となった。死者は計29人。
韓国では1月20日に初めて新型コロナウイルスの感染が確認された。感染者数は2月26日に1000人、同28日に2000人を上回り、翌29日に3000人を突破。3月2日午前の発表で4000人を超えた。
大邱市と慶尚北道の感染者はこの日午前0時時点で4286人。大邱市が3601人、慶尚北道が685人となっている。
他地域の累計感染者数はソウル市が98人、京畿道が94人、釜山市が90人、忠清南道が81人、慶尚南道が64人、蔚山市が20人、江原道が20人、大田市が14人、光州市が11人、忠清北道が11人、仁川市が7人、全羅北道が7人、全羅南道が5人、済州道が3人、世宗市が1人となっている。
感染者のうち、集団感染が発生した新興宗教団体「新天地イエス教会」の関係者はこの日午前0時時点で2698人。
完治して隔離を解かれた感染者は3人増え、計34人となった。
韓国中央防疫対策本部は4日午前、新型コロナウイルス感染者(4日0時基準)が前日(3日0時基準)に比べ516人増えたと発表した。
国内の感染者は計5328人となった。
3日に感染者4人が死亡し、死者は計32人に増えた。