さて、
今回の新型コロナ肺炎騒動の震源地であり、
世界的なパンデミックを引き起こす原因ともなった
始まりの地、中国・武漢。
そして、
一番最初に汚染された国である中国は、
いまどんな状況になっているのか。
まとめた記事が幾つか出てきてますので、
そちらにも
記録代わりのブックマークを付けてみました。
・
・
・
いちおう、
中国政府は、
武漢の封鎖解除をもって事実上の安全宣言を出して。
新型コロナ肺炎の感染拡大は収束した、
との立場のようです。
では、
それなら国内に感染者はいなくなったのか、
と言えば。
そうはいかないようで。
外から感染者が流入して、
再度、
感染を拡大させているのだとか。
ただ、
この件に付いては
中国国内でも
『本当に外から入ってきた保菌者が原因なのか』
疑っている意見が多く。
多くの国民は、
中国政府が発表した『収束宣言』を信じていないのだとか。
混乱と騒動は
まだまだ長引きそうな状況ですねぇ。
都市封鎖が事態の終わりではない、
その先に、
まだまだ続きがある現実を
容赦なく示している、と言えましょうか。
ウィルスは忖度してくれませんねぇ(笑
2020年4月8日 19時02分
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、世界で最初に都市の封鎖が行われた中国湖北省の武漢では、8日、2か月半ぶりに封鎖の措置が解除されました。中国政府は、これを契機に、経済の立て直しを加速させる一方、感染が再び拡大することも警戒して対策を徹底する方針を示しています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、1月23日から公共交通機関の運行を停止させ世界で最初に都市の封鎖が行われていた中国湖北省の武漢では、8日、2か月半ぶりに封鎖の措置が解除されました。
国営の中国中央テレビは、高速道路で車が次々と武漢を離れる様子や、高速鉄道や航空便が再開された状況などを詳しく伝えています。
中国メディアによりますと、8日1日で、鉄道で5万5000人が武漢を離れるほか、1万1000人の乗客が武漢の空港を利用する見込みだということです。
国家衛生健康委員会の米鋒報道官は8日の記者会見で「交通規制の解除に伴って人の移動が多くなるので、感染防止の対策を十分に行う必要がある」と強調しました。中国政府は封鎖の解除を契機に経済の立て直しを加速させる一方、感染が再び拡大することも警戒して引き続き、対策を徹底する方針です。
一方、武漢では、家族を失い、封鎖の解除を素直に喜べないという市民も少なくないほか、外出制限が完全には解除されていないなど厳しい管理は続いていて、通常の生活に戻るにはさらに時間がかかるという声も出ています。
現地時間の8日午前0時ごろに武漢市内を撮影した映像には、2か月半ぶりの封鎖の解除を記念して、市内を流れる長江に沿って建つ高層ビルが一斉にライトアップされる様子が映っています。
そして、青や赤など色とりどりの光が夜空を照らすと、集まった大勢の市民が歓声を上げたり写真を撮ったりしていました。
武漢では事実上の封鎖措置が解除されましたが、“見切り発車”ではないかという人々の不安は払拭(ふっしょく)できていません。
地元当局の発表では、武漢の感染者はピーク時には1日で2000人近く確認されていましたが、先月下旬以降は新たな感染者はほとんど出ていないとしていて、中国政府も感染拡大の勢いは基本的に抑え込んだと強調しています。
しかし、武漢では先週、2か月以上団地の外に出ていなかったという人の感染が確認され、感染経路がはっきりせず当初は症状もなかったことから、人々の間で再び感染が広がるのではないかという懸念の声も出ています。
また、当局の初動の対応や情報公開の遅れに対する不満も根強く残る中、今回の封鎖解除についてネット上では「新たな感染者がゼロだという発表には漏れがある」などと当局の統計に懐疑的な見方のほか、「武漢の人たちが他の地域に出てきたら混乱をもたらす」なとどいった批判的な書き込みも見られます。
市民の間では元どおりの生活に戻るにはまだ時間がかかるという声が上がっています。
武漢に住むカメラマンの王※コンテツさんは、1月下旬に封鎖措置が始まってからの武漢の街の様子を記録し、SNS上で発信してきました。
王さんが撮影した映像では、封鎖の数日後にはほとんど人通りがなくなった繁華街の様子や、例年、3月になると、大勢の花見客でにぎわう桜の名所にも人影はなく、閑散としている様子が映されています。
王さんは2か月以上にわたって住民の外出が厳しく制限されてきたことについて「親しい人を亡くした人だけでなく、そうした悲劇に遭わなかった人もみんな心が傷ついている。私たちが慣れ親しんだ武漢とは全く違う姿になってしまった」と話しています。
一方で、封鎖解除が近づくにつれて市内での人の移動の制限は段階的に緩和され、先月28日には地下鉄の運行が始まったほか、ショッピングセンターなども徐々に営業を再開していますが、人出は通常とは程遠いということです。
王さんは「当局の政策が変わったからと言って、すぐに正常に戻るわけではなく、一歩ずつ進むしかない。多くの人は、万一、感染者がいたらと心配し、慎重に行動している。すぐにでも街に出たり、買い物に行きたいと思っても、やはり命と安全が第一だ」と話しています。※コンは王へんに「昆」。テツは「吉」が左右に2つ。
2020年4月13日 12時11分
新型コロナウイルスの感染状況について中国の保健当局は12日、新たに感染が確認された人が108人に上ったと発表し、38日ぶりに再び100人を超えました。ロシアから帰国した人の間で感染が確認されるケースが相次いでいることから、中国政府はロシアとの陸路の国境を一時、閉鎖するなど、警戒を強めています。
中国の保健当局の発表によりますと12日、新たに新型コロナウイルスの感染が確認された人は108人だったとしていて、一日に確認された感染者としては、先月5日以来38日ぶりに再び100人を超えました。
新たな感染者のうち98人は海外から入国した人だとしていて、中国での感染者はこれで合わせて8万2160人になったとしています。
特にロシアから帰国した人の間で感染が確認されるケースが相次いでいて12日は、ロシアと国境を接する東北部の黒竜江省でロシアから帰国した人、49人の感染が確認されたということです。
このため中国政府はロシアとの陸路の国境をすべて一時、閉鎖するなど、警戒を強めています。
一方、新型コロナウイルスに感染して死亡した人は12日湖北省で2人増え、中国での死者は3341人になったとしています。
このほか、新型コロナウイルスの検査で陽性反応が出たものの、症状がないことを理由に感染者の統計に加えられていない「無症状」の感染者は12日、61人確認されたとしています。