悪意ある書き方しましたけど。
承認前新薬の治験って、
不明な薬の効果を確かめたり、
副作用を明らかにするために、
実際に人体を使って薬を投与して調べる試験ですから。
ざっくり
汚く言ってしまえば『人体実験』そのものですよ。
そういう
人体実験を
今、
中国の製薬会社が
新型コロナのワクチン開発において、
中国政府の強力な後押しを受けて、
中国政府に協力を申し出た世界各国で行っている、
という。
で、
この度、
新型コロナ・ワクチンの人体実験を行っていた、
協力国の一つ、
ワクチン共同開発パートナーのブラジルにおいて。
ワクチン被験者の独りが死亡した、結果が出たので。
ブラジルでは、
ワクチンの人体実験を中止しました、
という
ニュースが出ました。
それが記事になっていたので、
ブックマークを付けてみました。
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さて、
この件についてですが、
ブラジルでは9千人ほどに新型コロナ・ワクチンが投与されていたそうで。
その中の一人が死亡してしまった、
との事で。
まあ、
確率的に言っても、
『事故』として発生してもおかしくない
内容ですね。
この手の事故は、
欧米で開発を進めている
新型コロナ・ワクチンにおいても、
何件か発生していますし。
今年の夏にも、
アストラゼネカ製ワクチンとか、
ファイザー製ワクチンとかで、
ありましたよね。
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今回の
ブラジルでは、
即座に
ワクチン投与、治験作業を中止したそうですが。
これは、
現状でワクチンとの関連性が不明、
なので
この先、
別の不具合が発生するリスク、可能性を排除できないので。
中止にした、
と。
そんな具合でしょう。
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問題なのは。
この後、
適切な情報公開が行われるのか否か。
その点です。
『安全性』は
情報公開の透明度によって担保されますから。
中国とブラジルの両者が
共同開発している
新型コロナ・ワクチンについては
今のところ、
追加の情報公開はなされていないので
中身が
ブラックボックスと化しています。
ブラジルの国家衛生監督庁が
『深刻な事態があった』と、公表したそうですが。
それでは。
『深刻な事態』とは
具体的に何が起きたのか。
その点について詳細は明らかになっていません。
果たして、
これが
この先どうなるのか。
ブラジル、中国開発ワクチンの治験を中断 「深刻な事態」
ブラジル国家衛生監督庁は9日、中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発中の新型コロナウイルスのワクチン治験について「深刻な事態」があったとして治験を中断したと発表した。ブラジルのメディアが報じた。
同ワクチンはサンパウロのブタンタン研究所がシノバックと提携し、開発している。「深刻な事態」は10月29日に起きたという。研究所の所長は、治験者の1人が死亡したと衛生監督庁が報告を受けたと話した。死亡と治験との関係はないとしている。
ブラジルでは少なくとも9千人が最終段階の治験に参加していた。(共同)