本当に、
何でこうなった……（泣
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『罰則を科す』という意味では、
当初の目的が
曲がりなりにも達成されたのかも知れませんけど。
今回の法案改正、って。
そこが目的ではないですよね。
たとえば、
入院先から逃亡した場合、
『５０万円以下の罰金を科す』
となっていますけど。
そんなもの、
逃げた相手を捕まえられたの話で。
捕まえられなかったら、
罰金なんて取れないわけです。
相手が
逃亡して行方をくらましてしまった場合、
保健所には
捜査能力なんて有りませんから。
抜け出す程度なら、
改正法案でもある程度の抑止力になるでしょうけど。
戻る気なしでそのまま
行方をくらまし逃げ出す人には
まったく効果が無い。
まるっきり、
『絵に描いた餅』なんですよ。
これが、
刑事罰の場合。
逃げた段階で、
保健所が警察に告訴すれば、
そのまま、
捜査を始められます。
法律を遵守させるために必要な
『強制力』が担保されているんです。
ところが、
改正案では、
そういった
法律を遵守させるための強制力が残らず骨抜きされてしまっています。
罰則は書いてあるけど、
果たして
相手がそれに従わなかった場合には、
どうにも
手出しできない。
手の施しようがない、
欠陥法案です。
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保健所にも
いちおう、
「調査権」はあります。
それは、
相手が拒否したら強制的に踏み込むのが難しい、
強制力を伴わないものです。
今回の法案で
罰則がついて、
罰金を科すことが出来るようになったけど。
それだけですよ。
警察が持っているような
捜査能力は与えられていません。
そこを補完する、
というのが、
そもそも
今回の法改正の目的だったのに。
これでは
完全に骨抜きグダグダですよ。
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あとね、
これで勝った勝った、言ってるリベラル派とか。
おまえら、
都合良く利用されすぎてるだろ、
と笑っちゃいますよ。
今回の
改正法案の刑事罰削除、
これは、
政治家議員の方々とか、
役員の方々とか、
いわゆる『上級国民』の方々の望んだとおりの結果でしょ、これ(泣
だって、
金さえ払えば嘘ツキ放題だもの。
疫学調査で、
聞かれても、
都合が悪い答えは一切拒否できるし、
嘘吐いても、
金で済ませられます。
ところが
これが刑事罰がついていたら、
そうは行きません。
後で、
証言が違う、となれば。
刑事罰執行 → 議員失格、公務員失格
ですよ。
絶対に嘘がつけない状況になる。
黙秘もダメ。
全部、話すしかない、という。
隠し事が一切出来ない状況に追い込まれてしまいます。
証人喚問よりも遙かに厳しい内容だったんですよ。
密談とか、
非常にやりにくくなる（笑
コロナ調査が入ったら、
全部
正直に話すしか、道がないですからね。
改正前の
刑事罰付きなら。こうだったのに。
法案改正して
刑事罰外してしまったので。
『勘違いでした』で嘘吐きまくりオーケー。
最終的に金を払えばションベン刑で済む、
という
ザル法になってしまいました。
それで
皆、万々歳って喜んでいるのだから。
アホか、と。
本当にもうね、
腹立たしい限りですよ（怒
感染症法改正案、「刑事罰撤回」で自民・立民が正式合意…「５０万円以下の過料」に
新型コロナウイルス対策強化をめぐり、自民党の二階幹事長と立憲民主党の福山幹事長は２８日夕、国会内で会談し、新型インフルエンザ対策特別措置法と感染症法の改正案について、入院に応じない感染者への刑事罰の撤回などの修正を行うことで正式に合意した。
政府が国会に提出した感染症法改正案では、入院に応じなかったり、入院先から逃げ出したりした場合、刑事罰として「１年以下の懲役または１００万円以下の罰金」を科すと明記していたが、懲役刑を削除し、行政罰である「５０万円以下の過料」に変更する。保健所による感染経路などの調査を拒んだり、調査に虚偽の回答をしたりした場合の「５０万円以下の罰金」も「３０万円以下の過料」に改める。
特措法改正案では、緊急事態宣言中に休業や営業時間短縮の命令に応じない事業者に科す過料を「５０万円以下」から「３０万円以下」に減額する。宣言の前段階として新設する「まん延防止等重点措置」で時短などの命令に応じない事業者に科す過料も「３０万円以下」から「２０万円以下」に減額する。
