kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これそろそろ人権侵害だって気付けよ(怒 ―― 首相長男の接待、放送事業が話題か

なんというか、
こういう記事を見る度に、
日本国内メディアの『人権』に対する感度の鈍さに
ウンザリします(呆
それで、
当のメディア人達は、
知識人ぶって偉そうな講釈たれているんですから。
マジで、
バカじゃねーのか、と呆れるほかありません。
これ、
森前オリンピック大会組織委員会会長の暴言騒動に関連して
書こうと思っていた件です。



今回ブックマークを付けた話題、
総務省幹部の接待不正疑惑、
いや収賄疑惑、と言った方が良い状況になってきましたが。
この件、
いまだに
メディアでは『菅首相の長男』って呼称で
説明しているんですよねぇ。
すでに
当人の名前が明らかになっているのですけど。
今回
ブックマークを付けた記事のように、
まさにこれが典型なのですが。
当人の名前を一切表記せずに、
菅首相の長男』という表現で統一して
報道し続けています。
これがどれだけ異常な事なのか。
まったく、
誰も批判しない、
という。
この一事だけで、
日本国内メディアの人権に対する感度の鈍さ、が
ハッキリと現われています。



菅首相の長男』という表現は、
あくまで
主体は菅首相であって。
その扶養家族としての関係が重視され。
長男・正剛(せいごう)氏個人としての人格全否定の表現です。
これ、
海外でこのような表現やったら、
『重大な人権侵害だ』と訴えられてもおかしくない内容です。
海外なら、
上に書いたような
長男・正剛氏のような書き方をします。
または、
菅首相との家族関係を
最初の説明だけで済ませて。
いちいち繰り返し『長男』である点を表記したりしません。
当人の名前を表記するか、
もしくは役職とか。
『会社社員』とか『担当社員』とか。
それが
その方個人の社会的地位を示す肩書きですから。
すでに成人して
社会の中で活躍している、
一個の独立した人格ですからね。
それを
名前で表記せず。まさしく記事中で一度も名前を表記せず。
個人名に代わる肩書きも用いず、
親との関係性だけで記号化して表記する、とか。
個人に対する重大な侮辱ですよ。
海外なら
名誉毀損で訴えられてもおかしくないレベルです。



ところが、
日本国内メディアは
とくに
テレビ、ラジオ、新聞関係は。
この件に関して。
徹底して、
菅首相長男の正剛氏について
個人名を表記せず、
『首相長男』という表記で統一して使い続けています。
個人としての存在を徹底的に抹消して。
首相長男という
『首相の付属物』としての表現を使い続けています。
ニュース報道において、
当たり前のように
『首相長男』という表現を使い回し、
一言も、
長男・正剛氏の名前を出しませんからね。
これが、
1回限りの短い速報的なニュース記事なら。
事件の概要を伝える事が重視されますから。
極力短縮、省略して
『首相長男』という表現だけで
済ませる場合もあり得ますけど。
すでに10回以上も
同じ事件について報道されて。
詳細について報じる段階になっても、
いまだに
『首相長男』を個人の呼称代わりに使用するとか。
そして、
このことを批判する人が誰も居ません。
これが
どれだけ異常な事なのか。
この件に関するニュースが
毎日流れる度に
日本国内メディアの人権に関する無頓着さを
見せつけられて
頭がクラクラします(泣



ちなみに、
この件、
通常なら、
『会社社員』『担当社員』という社会的な肩書きで、
個人名とか出さないまま表記される物ですよ。
ところが、
そこに
日本国内メディアは
『首相長男』という肩書きを当てはめて使っているわけで。
これ、
裏を返せば。
そこには
日本国内メディアが、
『首相長男』という肩書きが社会的に通用するのだ、
という
『家名』『家族』という関係性を重視して
個人・個性を否定する、
メディア人が
家父長制的な偏見にどっぷり染まっている事実が
垂れ流されているワケです。
言葉遣い、って。
それを使っている人達の尺度の中で
カテゴライズされて選択されるものですから。



この様な日本国内メディアの劣化、人権に対する鈍さ、は。
森前オリンピック大会組織委員会会長の暴言騒動の時にも
感じた事ですが。
日本国内メディア人の劣化が本当に度を超して酷すぎます。
事実を矮小化して
政治家個人攻撃に終始する、という。
今回の件もやっている事の構図は、
森前会長騒動の時と
まったく一緒。
今回は長男・正剛氏の人格を全否定して。
菅首相長男』という
菅首相に紐付けするためのだけの手段として
使用しています。
この暴挙、
NHKでも当たり前の様に、
行ってますからね。
もうね、
おまえら揃いも揃ってバカばかりだろ。
『報道』名乗る資格なし、能力ゼロだから、
さっさと廃業しろよ。
と。
祈るほかありません。

 

 

mainichi.jp

 

首相長男の接待、放送事業が話題か 総務省幹部に虚偽答弁の疑い

 放送事業会社「東北新社」に勤める菅義偉首相の長男が総務省幹部を接待したとされる問題で、会食の際に東北新社側の事業に関する話題が出ていた疑いがあることが17日、明らかになった。「文春オンライン」が17日夕に報じた。総務省幹部は「事業が話題に上った記憶はない」とした国会答弁を重ねており、野党は虚偽答弁にあたるとして追及を強める方針だ。
 文春によると、問題の会話があったのは、長男と子会社社長、総務省の秋本芳徳情報流通行政局長が東京都内の小料理屋で会食した2020年12月10日。文春記者が一般客として店内に入り、近くの席で音声を録音した。
 インターネット上で公開された会話の音声データでは、首相長男が、子会社の衛星放送「スターチャンネル」を巡り、「BS、BSの。スター(チャンネル)がスロット(を)返して」などと発言。政府がBS放送への新規参入を進めるため、既存業者のスロット(帯域)が縮減されたことを指しているとみられる。
 会話では規制改革に熱心な自民党衆院議員への恨み節も漏れ、秋本氏とみられる男性は「(自民議員は)どっかで一敗地にまみれないと、全然勘違いのままいっちゃいますよねえ」などと語っていた。
 秋本氏は17日の衆院予算委員会でも、会食の際に「東北新社そしてスターチャンネルの事業が話題に上ったことはないと考えている。(会食は)東北出身者の懇親会という位置づけで、BSやCSの話が話題になった記憶はない」と繰り返した。
 報道を受け、立憲民主党など野党4党は国対委員長会談を開催。立憲の安住淳国対委員長は記者団に「音声を聞く限り、これまでの説明は全てウソだったと明らかになった」と批判した。野党は、政府・与党が音声データの事実関係を明らかにしない限り、18日以降の予算委員会開催に応じない構えだ。