kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

魚拓代わり ―― ファイザーワクチン、売上高2兆8千億円の見込み

新型コロナ関連の情報を漁りに
ニュースサイトを見て回っていたら
ちょっと
興味深い内容を報じている
ニュース記事を見つけましたので
ブックマークを付けてみました。
最近、
日本でのこの話題を聞かない日はない、というくらい
注目されている、
新型コロナのワクチン。
これのお値段を報じている記事です。



と言っても
具体的な単価が書いてあるわけではありませんw
日本にワクチンを供給している
米国製薬大手ファイザー社の
ワクチン売り上げに関して大雑把な数量と、
その売上高が報じられています。
16億回分で
売り上げた金額が260億ドル(約2兆8千億円)なのだとか。
となると、
総数と総額が判れば、
後は
計算で単価を出せますよね。
ざっと、
ワクチン1回分あたり1750円程度になります。
この値段を
高いとみるか安いと見るか……
って。
これ破格の値段設定ですね。
開発したばかりの新薬で、
ワクチンだとは言え、
この値段設定は、
普通に考えて有り得ません。
とくに
今回の新型コロナワクチンみたいな、
従来には存在しない薬剤を
一から開発した場合。
まずは
研究開発費を回収しなければなりませんから。
そして、
新型コロナはどんどん変異していきますので
開発したワクチンを販売できるのは一シーズンのみ、
と考えられますし。
そうなると
単年という、短期で研究開発費を回収しなければなりません。
16億回分という
途方もない数量を販売出来たとしても。
それだけの数量を用意するのにも
莫大な生産コストがかかるわけで。
その上で儲けを出すには、
1回1750円での販売では、
かなり厳しいのではないでしょうか。



ここからは
私の想像ですけど。
これ、
ほとんど原価に近いのでないですかね。
生産にかかる
原材料費と工場労働者の人件費のみで。
研究開発にかかった費用については
ワクチンの販売代金、値段の中に含まれてないのではないかなぁ。
それなら、
研究開発にかかった費用はどこでペイするんだ、
って話になりますけど。
それは、
アメリカ政府が
製薬会社に出した支援金で
すべてまかなわれているのではないかな。
トランプ前大統領が
派手に宣言した、
アメリカのワクチン開発政策、
「オペレーション・ワープ・スピード」
これで
アメリカ政府の予算から、
ざっと100億ドル、日本円して1兆1千億円に近い
巨額の資金が
ワクチン開発に名乗りをあげた
有望な
米国製薬会社へと供出されましたから。
この金額は最終的には
2兆円を越えたのではないか。
寄付なども含めたら、
さらに資金が投入されたのではないか。
とか言われていますし。
ワクチンに関する研究開発費は、
ほぼ
この政策が用意した資金によってまかなわれて。
出来上がったワクチンは、
製造時にかかる実費のみでの販売されている、
と。
ある意味
破格の値段設定になっている、と思われます。



つまりは、
新型コロナワクチンは、
アメリカ政府がアメリカ国民の税金を使って作った物。
だから、
アメリカ国民に対して最大限の利益が還元されるように使う、
というのが道理ですね。
そうでなければ
アメリカ国民に申し訳が立たないよ。

 

 

 

ファイザーワクチン、売上高2兆8千億円の見込み [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル

16億回分の金額としては、あまり売り上げが上がっていない。1回分1600円くらい。新薬としては安い方。

2021/05/05 00:55

 

ファイザーワクチン、売上高2兆8千億円の見込み

 米製薬大手ファイザーは4日、今年の新型コロナウイルスワクチンの売上高が260億ドル(約2兆8千億円)になる見込みだと発表した。年内に供給する予定の16億回分の売上高にあたる。2月時点の予想(150億ドル)から大幅に増えており、今後契約数が増えればさらに金額が増えるという。ワクチンの売上高が上積みされ、会社全体の売上高は705億~725億ドルと、前年の419億ドルから大幅に増える見込みだ。
 4日発表した1~3月期決算で明らかにした。1~3月期のコロナワクチンの売上高は34・6億ドル(約3800億円)。会社全体の売上高は、前年同期比45%増の145・8億ドル、純利益も同45%増の48・7億ドルで、ともにワクチンの販売が大きく貢献した。
 ワクチンは、ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが共同で開発した。日本政府が契約しているモデルナも2月、今年のコロナワクチンの売上高が184億ドル(約2兆円)になる見込みだと明らかにしている。