kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

これは安直に受け取れない…… ―― 安倍元首相を撃った山上徹也が供述した、宗教団体「統一教会」

今回は、
安倍元首相銃撃事件に関する昨日の与太書きの続きで
二分割した残りです。



内容は、
事件発生当日
犯人=容疑者が犯行現場で現行犯逮捕されてから
すぐに供述した内容……
犯行動機について。
私的に、
幾つか腑に落ちない、というか。
引っかかっている点があるので、
それらについても
まとめになります。



どうも世間一般、
とくに
日本国内の主要メディアは
警察が発表した
犯人供述の犯行動機について。
ほぼ全面的に信用する形で報じています。
曰く、
『安倍元首相を銃撃した犯人は
 特定宗教団体に長年恨みを募らせていて。
 その恨みを晴らそうとして、
 その宗教団体と繋がりが深い安倍元首相を銃撃、
 成敗した』
と。
このような内容が
犯人が供述した犯行動機として
警察から発表されています。
そして、
ここで言う特定宗教団体、とは『統一教会』である。
と、
これは犯人が
特定宗教団体に母親が入信して破産した事、
それで家庭生活が滅茶苦茶になって、
その恨みを晴らすべく犯行の及んだことを供述していて。
犯人の家庭事情などを調査した結果、
統一教会』であると
特定されました。
そして、
犯人のこれまでの生い立ちと供述内容は概ね合致するので、
今のところ
犯人が語った犯行動機が真実であるかのように
世間一般では受け止められています。



しかし、
この犯人が語った犯行動機について。
私的には
幾つか腑に落ちない点があって。
そのまま、
全面的に信用はできません。
まず、
なぜ今回犯行に踏み切ったのか。
これまで復讐とは無縁の生活を送っていながら、
どうして今になって
復讐しようと考え、実行したのか。
その点が不可解です。
怒りとか恨みとか、
その手の負の感情をくすぶらせたままずっと抱えて生きていくのは、
人間の脳の仕組み上かなり困難です。
時が経てば
どうしても忘却がすすみ、
一時の記憶や感情は風化、劣化して、
どんどん具体的に思い出せなくなっていきます。
そうして、
薄れた感情を原動力にして
それまでの生活を改め、投げ捨てて、
銃器を密造し、計画を立てて、各種下調べを行い、犯行に及ぶ。
というのは
動機としては、あまりにも漠然としすぎていて現実的ではありません。
仮に
犯人の供述どおり、犯行動機が恨みであるのならば。
直近で、
発起点となるべき『強い恨み』を引き起こした出来事があったはずで。
しかし、
それは犯人の口から語られていません。
なので、
これまで公表されている内容は、
一見筋が通るように見えて裏付けのない空虚な内容なんです。
犯人の言を信じるのならば、
まだ語っていない『本音』があるはずで。
それを聞くまでは、
鵜呑みに出来ません。



次に
統一教会への恨みが犯行動機の原点であるならば。
それが
どうして安倍元首相襲撃へと向かったのか。
この点についても、
いま公表されている供述内容だけでは
かなり不可解です。
犯人は、
今回の犯行に対して、
その場で逃走するそぶりは見せずに捕まっています。
それは、
犯人が
復讐の犯行機会は一度きりで次はない、と覚悟していた事を意味します。
そうなると、
たった一度の片道切符とも言える復讐を、
恨み募る教団への直接襲撃に使わず、
教団と繋がりが深い安倍元首相の襲撃にしたのか。
これまでの公表されてきた供述の中に、
『当初は爆弾での襲撃を予定していた』
との発言内容がありますので。
これがおそらくは、
爆弾での教団施設襲撃を計画していたのではないか、
と推測されます。
それがどうして、
銃撃による安倍元首相殺害へと変更になったのか。
また、
事件当日に公表された犯人の供述に、
『教団幹部を襲撃する予定だったが、
 出来なかったので
 安倍元首相襲撃に切り替えた』
という発言もあって。
もともとは
教団内部関係者を狙っていたのに、
いつの間にか
教団外部の関係者であるかもしれない安倍元首相へと変更になっています。
普通に考えれば、
内部関係者よりも外部関係者の方が、
教団との関係は薄くなりますから。
復讐対象としての優先度は低くなるはずです。
そういう相手に、
たった一度しかない復讐の機会を使おうとしたとは
考えにくいので。
安倍元首相が
恨みを果たす対象としての価値が跳ね上がった、
犯人なりの情報と確信があったはず。
ですが、
それについて具体的な情報は
今のところ出ていません。



とかとか、
容疑者が犯行動機として供述した内容を精査していくと
核心部分の情報が抜けています。
もしくは、
何らかの意図を持って犯人が情報を伏せているのか。
その場合、
犯人は特定方向へ日本国民を誘導する目的で
情報操作している、とも考えられますし。
なので、
今回の事件の犯行動機については、
まだまだ
何も判っていない状況で。鵜呑みにするのは危険ですね。
より詳しい精査が必要だと。
私的には
そのように見ています。

 

 

 

gendai.ismedia.jp

【独自】安倍元首相を撃った山上徹也が供述した、宗教団体「統一教会」の名前

安倍氏統一教会の接点
 安倍晋三元首相(享年67)を街頭演説中に銃撃し、殺害した山上徹也容疑者(41歳)の供述が、少しずつ明らかになってきている。大手メディアが報じない供述の内容を、以下、明かそう。
 山上容疑者は「宗教団体のメンバーを狙おうとしたが、難しいと思い、安倍元総理を狙った」と報じられてきたが、この宗教団体は、旧・統一教会(世界平和統一家庭連合)である。かねてより霊感商法や集団結婚で話題になってきた新興宗教だ。
山上容疑者は「自分の母親が統一教会の信者で、安倍晋三統一教会と親しいと知って狙った」と供述している。
 なぜ山上容疑者は、統一教会安倍氏と接点があると考えたのか? 統一教会系の政治団体国際勝共連合」は、1968年に創設された保守系グループであり、自民党保守系議員とも密接な関係があると言われる。ネット上では、かねてより安倍氏勝共連合の関係が取り沙汰されてきた。
 統一教会と敵対関係にある日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」では、昨年9月12日、旧統一協会系の天宙和連合(UPF)の集会に安倍氏がオンラインで出席し、「今日に至るまでUPFとともに世界各地の紛争の解決、とりわけ朝鮮半島の平和的統一に向けて努力されてきた韓鶴子総裁をはじめ、皆さまに敬意を表します」と発言した模様を報じている。
 保守系政治家の雄であった安倍氏統一教会との接点は、かねてより永田町関係者では公然の秘密だった。たとえば安倍氏と近いある参議院議員の場合は、「統一教会丸抱え」と言われるほどの密接の関係にあり、統一教会幹部も「あの議員はうちの票で当選できている」と認めるほどだった。
 山上容疑者の自宅では拳銃2丁以上が押収され、爆破物を複数製造していたことも明らかになった。自宅のワンルームは火薬の匂いが立ち込め、さながら町工場のように、爆発物などの製造に使う薬品、鉄くずなどが散乱していたという。
 「もともと爆発物で安倍氏を殺害しようとして製造したが、これでは無理だと銃に変更し、今年の春には完成させたと供述している。
 今回使用した銃は、2つの鉄パイプを粘着テープでつないだものだった。二度発砲ができるもので、激しい殺意が見られる。山上容疑者も、殺害するつもりだったと物静かに語っている」(捜査関係者)

20年前の母親の破産
統一教会と安倍が親しいので狙った。殺してやると銃を持ち出した。ネットで毎日、参院選の予定を調べていて、奈良にきたのでチャンスだと思った」
「政治的な意味合いで狙ったのではない」
「自宅でこれまで、拳銃、爆発物など複数作っていた。インターネットなどから、調べて作った」
などと山上容疑者は供述しているという。なぜ統一教会に恨みを燃やしたのか、今のところは供述からは明らかになっていない。
 ただ山上容疑者の母親がかつて統一教会の信者であり、大量の寄付をしていたこと、おそらくはそれが理由で2002年8月21日に破産宣告を受けていることが明らかになっており、家族が崩壊したことへの何らかの恨みを統一教会安倍氏にぶつけた可能性がある。
 捜査関係者が語る。
「母親は熱心な統一教会の信者で、今も現役のようだ。山上容疑者は母親と統一教会の関係が家庭崩壊につながったと憎悪を募らせ、犯行に及んだと供述している。母親については調べを進めているが、かなり熱心な信者であったとみられる。
 犯行前日には、安倍氏岡山県で演説をすると知り、追いかけて行っている。パソコンやスマホには拳銃、爆発物を検索した履歴がかなりある。計画的な銃撃とみられるが、意味が通じない供述もある」
 銃撃前の安倍氏。右側に山上容疑者が映る銃撃前の安倍氏。右側に山上容疑者が映る
自民党幹部は語る。
「最大派閥、安倍派を牛耳る安倍氏が亡くなった、次のリーダーがはっきりしない安倍派は迷走するかもしれない。これまで安倍派だった下村博文西村康稔世耕弘成萩生田光一といった有力者は、みな安倍氏がいるから大人しくしていた。だが、その軛が外れると大変だ。
 岸田政権の誕生は安倍氏と麻生氏のタッグのおかげだったが、そこにひびが入れば、岸田氏もウカウカしていられない状況になる。参院選安倍氏の銃撃で同情票がくるので圧勝だろうが、党内抗争になる可能性がある」
 不安のおさまらないなか、10日の投開票日はどうなるだろうか。