昨日、
この与太書きでも取り上げた、
ジャニー喜多川氏の性加害の問題をめぐる
ジャニーズ事務所の記者会見に関して。
質問指名の『NGリスト』が存在が暴露がされて炎上した件で。
本日も
続報が出ていましたので、
関連するニュース記事にブックマークをつけてみました。
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内容はまあ、
実務を知っている現場の担当者なら
ごくごく当たり障りのない常識的なネタ。
というか。
『リストは、あくまで参考資料です。指示書ではありません』
という、
よくある説明ですね。
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正直、
この件については。
『NGリスト』とは言わずに、
『ブラックリスト』とか『要注意リスト』という名称で、
警戒する相手、とか。
だいたい
現場ではそういう認識なんですけど、
そういう言葉遣いにしておけば
そこまで問題にならなかったんじゃないかなぁ。
と思ったり。
あー、でも、
今回の場合は、
ここまでの一連を流れを見ていると。
とにかく記者会見を炎上させたい、という意図があって、
このネタがリークされた、
みたいな印象を受けますし。
その一方で、
ジャニーズ事務所側のワキが甘い、
というか。
対応がお粗末だなあ、
と呆れつつ。
ひょっとして、
これはジャニーズ事務所の計略なのではないか、
と、
疑ったり。
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というのも、
このネタが取り上げられてから。
性暴力被害を受けた被害者を
どのように救済して保障していくのか。
現在発表されている内容では、
ジャニーズ事務所に所属していた人たちに対する救済と補償が発表されているだけで。
そもそも、
ジャニーズ事務所とは全く関係がない人たちに対する
故・喜多川氏の性暴力に関する事実確認などは
いっさい表に出てきていません。
対象にすらなっていません。
まあ、
事務所側が発表しているのは
旧・ジャニーズ事務所としての対応ですから、
対象となるのは
事務所の中での出来事、
もしくは
事務所の業務関連の出来事、
に絞るのは
当然なんですけど。
そこから外れた
故・喜多川氏個人の犯罪については、
誰が
どういう形で対応するのか、
そういう視点での話題が出てきて議論が拡がる前に、
今回の
NGリスト騒動が起きたわけで。
この騒動が起きて、
救済、補償に関する個別の深堀り議論は、
世間から注目されなくなってしまいました。
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私的には
この一連の流れに、
事務所側の作為を感じるんですよねぇ……
ジャニーズ会見司会した元NHKアナ、NGリスト手元にあったが「ないものとして進行」
ジャニーズ事務所が2日に開いた記者会見で特定の記者らを指名しないようにする「NGリスト」が存在していた問題で、司会を務めた元NHKアナウンサーの松本和也さんが6日、リストが手元にあったことを認めた上で、「ないものとして進行した」との談話を発表した。
それによると、松本さんは会見が始まる約30分前、現場のスタッフからリストを受け取った。だが、2日前の打ち合わせで、事務所側が指名NGのやり方を否定していたため、リストはないものとして進行。指名は、記者の座席の位置、性別や年代に偏りが出ないように努めたという。