世間をお騒がせした、
日大アメフト部の薬物乱用事件に関して。
日大内部で、
問題を起こしたアメフト部の『廃止』が正式決定したのが、
ニュースになっていましたので。
この事件を
追いかけてきた私的に、
関連するニュース記事にブックマークを付けました。
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この件、
先月には大学側の意向がメディア向けに発表されて。
学生への報告を後回しにして
メディア向けに
先に発表されたので。
『学生を後回しにするのはいかがな物か』と
大学側の対応が物議を醸していたのですけど。
まあ、
落ち着くべきところに落ち着いたな。
という
結果になりましたね。
で、
私的には、
他に何かしらの発表は無いのか、
と。
続報を待っていたら、
日大が、
アメフト部で起きた薬物事件についての調査結果や
再発防止策を検討した委員会の答申書(要約版)を
昨日公開していまして。
そちらも
ニュースになっていましたので。
これに関連するニュース記事にも
ブックマークを付けてみました。
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日大が調査した中では、
今般の
アメフト部薬物乱用事件の発端は、
『外部=留学生から大麻が持ち込まれた』ことが事の始まり、と
推測しているそうで。
ここで挙げられた留学生が在学していたのが、
2018年にスポーツ推薦で入学。
その4年後、
2022年3月末日付で
「前期分授業料未納のため」除籍。
と、
2018年から2022年までの
ざっと4年間。
この中のどこかの期間で薬物が持ち込まれた、
というのが
日本大学の調査見解のようですね。
って、
これまたヤバい情報が出てきましたよ(汗
仮に、
薬物持ち込みが5年前に始まっていたとしたら。
5年間で
アメフト部だけに限定されていた、
それ以外は全く関わりがない。と考えるのは無理あるよね……
かなり
楽観的な見解、というか……
実際、
警察はこの事件に関して、
いまだに捜査中で。
今回の薬物乱用事件に関与した人間が
芋づる式に増えていますし。
いまのところ
公表された捜査情報を見ていると
アメフト部内に限定されている、っぽいですけど。
関与者の増え方を見ていたら、
この先
アメフト部外へも拡大していきそうな勢いです。
臨時理事会の最終的採決は11対9、日大アメフト部の廃部決定…受け皿となる後継団体を検討
日本大学アメリカンフットボール部員の違法薬物事件で、日大の臨時理事会が15日、開かれ、アメフト部の廃部を正式決定した。日大は今後、競技継続を望む現役部員や新入生の受け皿となる後継団体の設置を検討するとしている。
日大広報部などによると、理事会にはアメフト部の現主将と次期主将の2人が出席し、部でまとめた再建案を示して廃部方針の撤回を訴えた。関係者によると、その後の協議で理事の間からは「廃部やむなし」の声があがる一方、「具体的な学生救済策が示されていない」との意見も出た。最終的に採決となり、11対9で廃部が決まったという。今後、酒井健夫学長の決裁で廃部の手続きが完了する。
日大広報部は本紙取材に「断腸の思いで下した判断。アメフト部をいったん廃止し、部の再建を検討する予定だ」と回答した。近く、部員と保護者への説明会を開催するという。理事会では役員人事なども決定した。
日大の決定を受け、文部科学省幹部は「看板の掛け替えに終わらないよう、再発を防ぐ体制づくりが行われるか注視したい」と話した。
違法薬物事件では、部員3人が麻薬特例法違反容疑などで逮捕され、1人が書類送検された。日大の学内会議は11月28日、アメフト部の廃部方針を決定。一方、現役部員13人が翌29日、廃部方針撤回の要望書を大学に提出するなどし、12月1日の理事会では部の存廃を継続審議としていた。
日大アメフト部は1940年創部で、学生王者を決める甲子園ボウルでは21回優勝の強豪。関東学生アメリカンフットボール連盟関係者によると、廃部に伴って連盟を退会すれば再加盟が必要で、その場合は審査を経て準加盟となり、通常は最下位リーグから再出発する。正式加盟までは上部のリーグに昇格できない。
日大アメフト部コーチ「留学生が、大麻を部内に持ち込んだ」委員会の答申書公表される
日本大(日大)は15日、アメフト部で起きた薬物事件についての調査や再発防止策を検討した委員会の答申書(要約版)を公開した。
事件発生の背景や要因については、「留学生が、大麻を部内に持ち込んだと思う。そこから広がった」とのアメフト部コーチによる証言などが記載された。その留学生は18年にスポーツ推薦で入学し、22年3月末日付で「前期分授業料未納のため」除籍となったという。
アメフト部寮内での違法薬物使用は、その留学生の在学中に広がった可能性がある。仮にそうだった場合は、「本件事案が発生する数年前から問題が起きていたとも推測することができる」と指摘した。
問題発覚後の、大学本部の対応と問題点についても考察がなされた。林真理子理事長らが出席した記者会見などにおいて、これまで情報が錯綜(さくそう)するシーンも見受けられた。それらの要因については「情報集約の遅れが、理事長による広報対応や記者会見での混乱の大きな原因の1つであったと考えられる」。
7月に部員の部屋から不審な植物片が発見されたあと、警察への報告は12日後だった。事態が明らかになったあとに「空白の12日間」と非難され、文科省からも問題視されたこの時の対応については、「大麻であることがある程度疑われるものを発見したという状況下で、自白(自首)することについて、時間的な制約をかけなかったことは問題である」とした。
中野区にあるアメフト部の寮に家宅捜索が入ったこと、学生が逮捕されたことなど、いくつかの重要事項について監督から部長に直接情報が伝わっていなかったことも判明。部長の存在の形骸化など、組織対応や情報伝達に問題があったことも指摘された。
再発防止に向けて、違法薬物に関する研修体制の確立や、監督・指導体制の強化などが提言された。