いやぁもう、
『生ける伝説』的な存在ですよ、この人。
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一般論として、
30歳って年齢は
アスリートとしてはピークを過ぎていて。
衰えを感じ始める年齢なんですよね。
肉体的には、
成長が止まり、
疲労の回復がハッキリと体感できるほど遅くなって。
翌日に疲労を持ち越すことが多くなってきて。
練習よりも
肉体のケアに重点を置くようになる年齢です。
短期間で集中的に追い込んで仕上げることができないので。
全体の量を減らして
肉体にかける負荷を減らし。
練習(訓練)内容を絞って、
現状のステータス維持を中心に考えつつ、
時間をかけて少しずつ積み上げていく。
その分、
伸ばせない部分が出てくるので、
身体能力が足りない部分は作戦、技術、試合戦術などで補う。
つまり、
身体能力、単純な力比べ、パワー差でねじ伏せることが
従来に比べて
ヤリ難くなってきて。
それを
試合の駆け引きで補う。
という状態。
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そういう状況で、
前人未踏に近い『史上2人目』という偉業にチャレンジして。
それを達成する、という。
本当にスゲーわ。
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しかし、
なんというか、
この前後の世代って何かあるんですかね。
メジャーリーグの大谷選手も30歳前だし。
いまはプロに転向した
フィギュアスケートの羽生選手も
同じく29歳だし。
サッカー日本代表として選出されて
今年
リバプールに移籍した
遠藤航選手は30歳だし。
スポーツ各界で
世界的な評価を得ている
傑出した人が集中している、というか。
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ただ、
サッカーの場合だと、
4つ下に
三苫薫選手がいて。
その
さらに4つ下に
久保建英選手が居まして。
世代で途切れず続いている印象がありますけど。
フィギュアスケートも
そうかな。
井上尚弥が2階級で4団体統一、史上2人目…スーパーバンタム級王座統一戦
プロボクシングのスーパーバンタム級世界4団体王座統一戦が26日、東京・有明アリーナで行われ、世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング機構(WBO)王者の井上尚弥(30)(大橋)が、世界ボクシング協会(WBA)、国際ボクシング連盟(IBF)王者のマーロン・タパレス(31)(フィリピン)を10回KOで破り、バンタム級に続いて4団体統一を果たした。2階級での主要4団体統一は史上2人目の快挙で、日本人で初めて。