kg_noguの愚痴日記

アラfi親爺が日々の愚痴を綴るブログです。だいたい日韓関係とか。最近はコロナ情報がメイン

スペイン戦の勝利は奇跡ではなく、実力だったのね――オリンピック男子サッカー

今日の気になる記事は……オリンピック、男子サッカー決勝トーナメントで、日本がエジプトを3−0で破ったことを報じるサンケイスポーツの記事です。


http://topics.jp.msn.com/sports/football/article.aspx?articleid=1258201


リンクは、試合の結果を交えつつFW永井の活躍を讃える記事です。
いやぁー、すごいですね。正直ここまでくるとは、オリンピック開幕前には、とても予想できませんでした。
けれども予選のスペイン戦を見たいときから、なんとなくいけるのではないか、と思っていました。
スペインに勝利したときは、16年前予選でブラジルチームを破った「マイアミの奇跡」と同じような扱いで報じられていましたけど。
マイアミの奇跡」の時の試合については、当時、録画中継で内容をみてましたけど、まさに『奇跡』と言いたくなる内容でした。
怒濤のごとくひたすら責めるブラジルの猛烈なシュートを、神がかったスーパーセーブを連発してゴールを許さない、GK川口能活
そして疲れたブラジルの隙をついた、棚ボタの得点シーン。
個人的には、
マイアミの奇跡」は「奇跡の男、川口能活」が活躍して世界最強のブラジルチームに運良く勝った試合、という印象でしたが、
評価としてはそれほど間違っていないと思います。
しかし、今回のスペイン戦の内容は、この「マイアミの奇跡」とは大きく違っていましたね。
相手の反則で、スペインチームの選手が一人少なくなった、という幸運もありましたけど、
試合としては責めてくるスペインチームを、日本選手が地味に守り抜いて、チャンスを見つけてカウンター、ひたすらこの地味なパターンの繰り返し。
チーム全体として、高い位置から守備を始めて、相手を跳ね返し、
隙を見つけてディフェンスラインの裏へ長いボールを放り込んで、FW永井の足でかき回す。
黄金のワンパターンとも言える、徹底した試合運びで、
ハラハラする場面もありましたが、『奇跡』ような偶然ではなく、地味な戦術で勝った試合、という印象で、
その後の予選の試合も同じパターンの繰り返し。
今回の日本チームは、勝ちパターンを確立した試合運びで勝った試合でした。
日本も、ようやく世界の強豪に仲間入りを果たした、と感じることができる内容です。
あとは、それを結果として残してほしいなぁ。と思います。