いつもの、
韓国における、新型肺炎感染状況の観察。
昨日はどうだったか。
と
見てみますと。
新規に確認された感染者の数が、100人台、ということで。
一昨日や、その前に続いて、
100人程度で横這いになっています。
ただ、
ソウル以外の首都圏で
新たなクラスター、小規模集団感染が発見されたそうで。
先に確認されている
コールセンターでの集団感染も。
いまだ全数検査は終わってないらしく、
新たな感染者が確認されています。
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その中で、
韓国では
ようやくここへ来て、
その日に
新規に確認される感染者数よりも、
治療を終了した患者の数の方が上回った、そうな。
大邱で発生した、
集団感染初期に治療を受けた感染者が、
順次治療を終えて、
退院している、との事。
ただ、
その一方で、
亡くなられた患者の数も
毎日数人ずつ、ジリジリと増加し続けています。
いまだ、
予断を許さない状況です。
いつ、
次の大規模な集団感染が起きてもおかしくない、
そういう切羽詰まった状況ですね。
それでも、
ひとまず安定してきた、
と言えるのでしょうか。
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大邱で大規模な集団感染が確認されてから、
ここに至るまで、
ざっと1ヶ月の時間が経っています。
おそらく、
今
感染拡大が進んでいる欧州が、
ウィルスを抑え込むまでに
最短で
このくらいの時間が必要になるでしょうねぇ。
【ソウル聯合ニュース】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスを巡り、韓国の中央防疫対策本部は13日、この日午前0時現在の韓国での感染者数は計7979人だと発表した。感染者は前日午前0時の時点から110人増えた。死者は計68人。
1日当たりの感染者の増加幅は、前日に続き100人台を維持した。
新たに感染が判明した110人のうち、65人は南東部の大邱市(61人)とその周辺の慶尚北道(4人)で確認された。
中部の行政都市、世宗市では中央官庁の海洋水産部を中心に感染者が増え、17人の感染が判明した。この17人全員が海洋水産部に関係しているかどうかは分かっていない。
ソウル市では九老区のコールセンターで発生した集団感染の影響で計13人の新規感染者が発生した。首都圏の京畿道では7人、仁川市では2人の感染が新たに確認された。
大邱市の感染者数は累計5928人、慶尚北道は1147人となった。
このほかの地域の感染者数の累計は、ソウル市が225人、釜山市が100人、仁川市が27人、光州市が15人、大田市が22人、蔚山市が27人、世宗市が32人、京畿道が185人、江原道が29人、忠清北道が27人、忠清南道が115人、全羅北道が7人、全羅南道が4人、慶尚南道が85人、済州島を行政区域に持つ済州道が4人。
感染者のうち女性が61.9%と、男性(38.1%)を上回る。
感染者を年齢層別にみると、20代が2274人で最も多く、全体の28.5%を占めた。次いで50代が1523人(19.1%)、40代が1117人(14.0%)、60代が985人(12.3%)などの順だった。
この日午前0時現在の死者は前日の同時刻より1人増えた67人で、その後さらに70代女性の死亡が確認され、死者は計68人となった。感染者の致死率は0.84%。
感染者のうち、完治して隔離を解かれた人は177人増え、計510人となった。1日当たりの新たな感染者が100人以上発生するようになって以降、1日の完治の人数が新規感染者数を上回ったのは初めて。隔離されて治療を受けている感染者数も、前日の7470人から7402人に減った。
一方、感染の有無を調べるためこれまでに検査を受けた人(感染者含む)は24万8647人で、このうち22万2728人は陰性だった。残り1万7940人は結果待ち。
中央防疫対策本部は、毎日午前10時に同0時時点の新型コロナウイルスの感染者数を発表している。
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央防疫対策本部は13日、新型コロナウイルスに感染して隔離治療を受けている患者の数は同日午前0時現在で7402人だと発表した。前日(7470人)に比べて68人減少した。隔離されて治療を受けている人の数は、今年1月20日に国内で最初の感染者が発生してから53日ぶりに初めて減少した。
完治して隔離を解かれた人の数が新たな感染者数を上回ったため。毎日数百人の感染者が出始めてから3週間以上が経って患者が完治期に入っており、今後も隔離を解かれる人の数は増えるとみられる。新型コロナウイルスの感染者のほとんどが軽症だという点もプラス要素だ。
完治した患者の数は前日から177人増えた累計510人で、この日新たに感染が確認された人数(110人)より隔離を解かれた人数の方が多かった。
完治した人の数は急速に増えており、先月は1桁台だった1日当たりの完治者は今月初めから1日数十人ずつに増加している。
完治した感染者の累計は、先月28日午前0時時点の26人から1週間後の今月6日には108人と100人を超えた。続いて10日に247人、12日に333人と急増。13日には500人を突破した。
専門家は、これまで1日に数百人ずつ発生していた感染者が今後順次完治し、隔離を解かれるとみている。
一方で、完治した事例を重視するよりは新たな集団感染を防ぐことに集中するべきだとの指摘も出ている。