メディアは
トランプ劇場の一幕、というか。
その後、みたいな報道で出している
このニュースです、けど。
これはもう、
トランプ劇場というよりは、
これまで
何度も問題提起されてきた、
SNSの在り方を問う。
そういう事態へと、移ってきています。
私が予想していた通りの展開になってきた、
というか。
期待していた展開になってきた。
というか。
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日本メディアは、
トランプ大統領と繋がっているSNSの動向ばかり
追いかけていますけど。
その裏で、
今回の、
AMAZONがSNSを即停止した、
この選択は果たして正しいのかどうか。
たとえば、
注意→警告→停止、とか段階を踏まえて
相手が改善しなかったのでサービス停止に踏み切る、
という手順ならまだしも。
AMAZONの今回の決断は、
問題ある投稿をしている特定アカウントの停止ではなくて。
サービス全体の停止ですから。
しかも即停止ですから。
問題ない投稿をしていた人も巻き添えになって。
サービスが使えなくなる、という。
理不尽極まりない対応ですよ。
しかも、
今のところ
SNS『パーラー』側に、
直接的な犯罪行為があったわけではありません。
まあ、
この点については、
今後、
アメリカ議事堂襲撃犯の捜査が進むにつれて。
何かしら
関連性を示す証拠が出てくるかも知れませんけど。
それなら、
停止時にきちんと利用者に
そういう問題があった点を公開するのが筋ですよね。
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このような
GAFAと呼ばれる
一連の巨大ネット企業の
恣意的な地位の濫用、独占的な支配に関する諸問題、
については。
これまで
アメリカでも何度も問題視されて繰り返し提起されてきましたが。
今回は、
その負の側面、
『無責任』なサービス提供と、
『恣意的』な運用、という
暗黒面がモロに出ています。
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今のところは、
アメリカ議事堂襲撃の衝撃が
あまりにも大きすぎて。
そちらの捜査、犯人逮捕ばかりに注目が集まっているので。
巨大SNS企業の下した暴挙については、
メディアでは目立っていませんけど。
右左の主張は関係なく、
この件について
巨大企業の独裁を危険視した意見が、
チラホラと出てきています。
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この問題、
トランプ大統領とは関係ない場所で、
まだまだ大炎上していきそうです(笑
日本も、
無関係では居られないかも(笑笑
米保守層に人気のSNS、一時停止へ 過激な投稿が継続
米保守層の間で人気を集めている新興SNS「パーラー」が当面、停止することになった。投稿内容への懸念が広がるなか、アマゾンがパーラーへのサーバー提供をやめるためだ。パーラーのジョン・メイツ最高経営責任者(CEO)は9日、「最大で1週間にわたり、サービスを利用できなくなる可能性がある」とパーラーに投稿した。
パーラーをめぐっては、グーグルとアップルも、アプリの配信サービスを取りやめている。トランプ大統領の支持者が6日に連邦議会議事堂に乱入した事件を機に、SNSでの投稿に対するIT企業の厳しい姿勢が顕著となっている。
パーラーは2018年の創業で、ツイッターと似た機能のサービスだ。「世界最高の表現の自由のプラットフォーム」がうたい文句で、投稿内容への規制が少なく、議事堂乱入事件の後も過激な投稿が続いている。ツイッター社が8日、トランプ氏のアカウントを「永久停止」にした後は、保守系のFOXニュースのキャスターらがパーラーへの移行を呼びかけ、ダウンロードが急増していた。
こうしたなか、グーグルは8日、「暴力を誘発する投稿が続いている」として、自社の配信サービスを通じたパーラーのアプリのダウンロードを停止。アップルも同様にアプリの配信を中断した。メイツ氏は9日、アマゾンが10日夜にサーバー提供を停止すると明かした。
メイツ氏によると、サーバーをアマゾンのクラウド事業部門「AWS」から別の会社に移すまで「最大で1週間は、ネット上でパーラーは使えなくなる可能性がある」という。投稿では「ネット上から表現の自由を完全に取り去ろうとするものだ。巨大IT企業による連携された攻撃で、市場での競争をなくそうとするものだ」と反発した。