一昨日と、昨日は、
『大学入学共通テスト』の実施日だったそうで。
新しいテスト制度になって、
初めてのテスト。
しかも
新型コロナ下でのテスト、
ということで。
マスコミがかなり大きく取り上げていたましたねぇ(笑
去年の今頃は、
まだ、
新型コロナは海の向こうの騒ぎでしたから。
それよりも、
英語のリスニングと書き取りをどうするのか、
そっちの方が大問題でした(笑
世の中、
たった一年で大きく変わってしまったモノです。
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というわけで、
今のご時世を反映したのか。
テスト会場にも、
『新型コロナ・ヒャッハー』が現れたそうです(笑
いやもう、
時と場所を選ばず、どこにでも出没しますねぇ。
この手の愉快犯は。
今回のヒャッハー犯は、
マスク着用に逆らって『マスクからの鼻出し』にこだわったのだとか。
それで
何度注意しても改善しなかったので。
不正行為扱いとして、
受験資格失格となりました。
いわゆる、
違反行為……
たとえば、
試験中にスマホを取り出して閲覧する、
とか。
その手の違反行為をしたのと同じ扱いになった、
という結果ですね。
カンニングしたとかしていない、とか。
行為の中身が問題視されたのではなくて。
禁止行為をしたことが問題視された、ケースです。
これは、
他の
受験生が規則を守っている中で、
当人だけが正当な理由もなく規則違反したので。
試験の公平性を維持するために、
問題を起こした当人を排除しました、という措置ですね。
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しかし、
この問題を起こした受験生。
注意しても拒否した、というのですから。
明確に
違反する意志を見せています。
やはり、
ウケ狙い……ではなくて。
他の受験生がテストを受けるのを邪魔するのが、
目的だったのですかねぇ。
自分が捨てた教科で、
他の受験生が得点できないように。
テスト回答するのを邪魔するのが
目的だったとか。
私的には
それ以外の合理的な理由を
ちょっと思いつかないなぁ。
でも、
父性認定されてしまうと、
テストの受験資格そのものが失格にされてしまうので。
成績ゼロになってしまうんですよねぇ。
つまり、
この時点で、
今年の受験は終了です(笑
そのリスクを負って、
他人の邪魔をするとか。
それも、
ちょっと有り得ないよなぁ。
いったい、
何が狙いだったのだろう……
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ひょっとして
アレか。
テスト問題を見て。
自分の実力不足を痛感し。
今年の受験失敗を確信してしまったので。
他の人も道連れにしよう、と考えた、とか?
失格覚悟となると、
そのくらいしか
思いつかないなぁ。
ちょっと前なら、
Youtubeネタ炎上系、ってのもあり得たのだけど。
最近は、
この手の炎上系は敬遠されているからねぇ。
動画に広告付きにくいので
完全に趣味のジャンルと化しています。
ここまで
手の込んだことをしてくるとは
思えないんだよなぁ……
鼻出しマスクの受験生の成績無効に 注意従わず不正認定
大学入試センターは17日午後9時、16日の大学入学共通テスト初日に、東京都内の会場で、監督者の注意に従わずに鼻を出したままマスクを着け続けた受験生1人の成績を無効にしたと発表した。
センターによると、この受験生は地理歴史・公民、国語、外国語を受験した際、それぞれの監督者から鼻を覆うよう計6回注意されたが従わず、成績無効の可能性を伝えられても鼻を覆わなかったため、不正行為と認定された。受験生に配慮が必要な事情はなかったという。
コロナ禍で行われた今回のテストでは、感染症対策のため、受験生に正しいマスクの着用が義務づけられている。配慮が必要な受験生には、マスクなしでの別室受験を認めているが、この受験生から事前の申請はなかったという。
センターは「せきなどの症状はなかったが、意図的に鼻を出していたため、総合的に判断した。息苦しくて時折、マスクから鼻を出すことは不正ではなく、あくまで受験生が繰り返しの注意に従わなかったため」と説明した。
この手の問題が起きると、
しばしばよく見かけるのが……
『そのくらい配慮してやればいいじゃないか』
『融通が利かない』
と、
試験運営側を批難する声が上がるのですけど。
『配慮』と『融通』は
特定の相手を特別扱い、例外扱いするのと同義ですから。
その時点で、
『同一の条件の下で行われる』という
『試験の公平性』が
毀損されてしまいます。
結果
試験そのものが成り立たなくなります。
それでも
配慮が必要だ、というのなら。
それは、
配慮を求める側、当人が、
他の参加者に対して、
『配慮』扱いが
試験の公平性を毀損しない旨を説明して、
了解を取る必要があります。
何もズルはしていないことを
全員に認めさせて。
規定外の行動が許可される。
勝負の世界では、
ごくごく当たり前の理屈です。