これ、
以前に
韓国で似たような事故が起きていたのを
報じていたニュース記事に
ブックマークを付けた時に。
この手の話は
世界中で起きている、
『新型コロナワクチンあるある』だと
書きましたけど。
日本でも
さっそくやらかしました(泣
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この手の事故、って。
多分
この先も起きると思います。
というのも、
今回は、
テスト運転無しのブっつけ本番運用なので。
これって、
エラーをあぶり出して
改善しつつ
運営を改善してエラー歩留まりを減らしていく、
ってスタイルなんですよね。
やってみないと、
どこにエラーがあるのか、
どこでエラーが起きるのか、
まったく判らない、判っていない状況での
運用方法ですから。
完璧を望むのは無理です。
そこで、
普通なら
二重、三重の保険をかけて、
備えておくのですが。
現場は、
まず接種作業を予定数こなすだけで
精一杯、というか。
それすら
予定通りに進行できるかどうか不明、未定。
安全確実のために
二重、三重の保険をかける、とか
そんな余裕、バッファなんて
とても持てない、
予定に追いつくだけで必死の、
デスマーチ状態です。
そりゃあ、ミスも起きるよね。
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というか、
先行接種、って。
そういうミスをあぶり出すための
テストケース、って位置づけでしょ。
そりゃあ、
ミスが出て当然。
ここで
机上のオペレーションだった計画を、
実際に
現場へ落とし込んで。
どれだけミスをあぶり出し尽くすか。
改善に次ぐ改善を繰り返して、
オペレーションの完成度を高められるのか。
それに、
今後の計画の成否がかかっています。
なので、
今の段階で
致命的なミス以外は、
想定の範囲内。
今回の場合だと、
週末だろうが、
温度チェック、管理を怠ってはダメだ、
という教訓ですね。
そこに
一喜一憂しても仕方ないですよ。
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でもねぇ、この手の問題って
本来は、
去年のウチから
シミューレーションしておくべき物なんですけど。
実物なくても、
全国各地に
基幹となる選抜部隊を作って。
小規模で、
実地テストしておくべきだった……のだけど、
去年は
年末に向けて
秋から
日本全土で、
新型コロナの感染爆発やらかしてしまいしましたからねぇ。
とてもじゃないけど、
医療従事者にそんな余裕は、
どこを探してもありませんでした。
その
しわ寄せが今頃になって、
こういう所にも出てきているんだよなぁ……
去年後半の
感染抑止の失敗は
本当に
いろんな場面で祟ってますねぇ……
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この先、
いまから
新型コロナの感染再拡大となると。
ワクチン接種スケジュールも、
当初の予定が実現不可能になるのは確実必至ですよ。
患者対応で手一杯の状況で、
並行して
ワクチン接種を確実にスピーディーに進めるとか、
どう考えても人が足りません。
そういう危機感、
リスクが存在している事実を
専門家とか
医療従事者が
今の時期に、
ハッキリ明言しておくべきじゃないかなぁ。
ワクチン1000回分を廃棄…冷凍庫故障し保管温度が上昇
厚生労働省は1日、新型コロナウイルスワクチンの先行接種を実施している医療機関に設置した超低温の冷凍庫が故障し、保管していた約1000回分のワクチンが使えなくなったと発表した。2日に業者が冷凍庫を回収し原因を調査する。
同省によると、1日午前、1032回分のワクチンが入った、氷点下約80度に設定した冷凍庫の温度が27度まで上昇しているのを、医療機関の職員が発見。データを確認したところ、2月26日の午後11時頃から温度が上昇していた。週末は温度を確認する職員がおらず、発見が遅れたという。
この医療機関には2月15日の週に1170回分のワクチンが搬入され、接種を進めていた。未接種の1032回分のワクチンは廃棄処分される。
厚労省によると1日午後9時現在、先行接種が進む施設に設置された100台の冷凍庫のうち、故障が報告されたのはこの医療機関の1台のみという。同省は「原因を究明し、必要な対策を急ぎたい」とした。